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徳山 信行 院長

NOBUYUKI TOKUYAMA

基幹病院で16年の研鑽を積んだ内視鏡・消化器病学会専門医が、苦痛の少ない内視鏡検査・治療を地域レベルで実現。高度医療機関と連携して病気の早期発見・早期治療へ

杏林大学卒業後、都内の病院へ入局。東京警察病院消化器科医長を経て『中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック』開院。

徳山 信行 院長

徳山 信行 院長

中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック

中野区/中野/中野駅

  • ●消化器内科
  • ●胃腸内科
  • ●内視鏡内科
  • ●肛門科
  • ●健診・検診

祖父に憧れ医師の道へ。長く医療に携わった都内で開院

徳山 信行 院長

私は医師の祖父、獣医師の父、薬剤師の母の背中を見て育ちました。医師になれと言われたことはありませんでしたが、やはり日々医療と向き合う両親と祖父を間近で見て、かっこいいなと憧れていたものでした。自分の将来を考え、同じく医療の職を目指すのは自然な流れでした。医大へと進んだ後は都立広尾病院で初期研修を受け、救急も含め様々な症状に対応できるよう経験を積んできました。3年目からは東京警察病院で、循環器や呼吸器、消化器、腎臓、糖尿病など、ローテーションして内科全般の研鑽を積みました。祖父の医師像も影響し、なるべく幅広く対応できるようになりたい気持ちがありました。その過程において、内視鏡に一層の興味を抱くようになりました。胆管炎で来られた患者さんが胆管ステントを入れることによって急激によくなったり、大腸癌によるイレウスの患者さんにステントを入れたら症状が改善したり、食道がん、胃がん、大腸がんを早期発見して内視鏡で治せたりといったところにやりがいと魅力を感じ、医師6年目からは消化器内科でたくさんの経験をしました。私の地元は神奈川ですが、都内で長く医療に携わってきましたので、やはり都内で開業したいと思い、2024年に『中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック』を開院するに至りました。立地面でも、勤めていた東京警察病院と連携が取りやすいのも利点です。

長い研鑽と培った技術で、苦痛の少ない内視鏡検査を徹底

徳山 信行 院長

私は東京警察病院にて、消化器内科、内視鏡治療での診療が14年に及び、多くの内視鏡を経験し、同時に内視鏡肛門専門クリニックで非常勤医師として技術を磨いてきました。またその間に新しくでてきた内視鏡的治療の導入に多くかかわることができました。EUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引法)やEUS-BD(超音波内視鏡下胆道ドレナージ術)という胆膵内視鏡の特殊な治療や、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、大腸ステントなど内視鏡による処置の同院初の症例の導入を経験しました。特に大腸ESD、食道ESDは自身が中心となり、同院で導入し治療数を増やしていった実績があります。
今までの経験と培ってきた技術を活かし、良い環境を整えて地域の患者さんに良質な医療をご提供したいと考えております。大腸カメラ・胃カメラを一度受け、「もう受けたくない」と思う患者さんも多いですが、そうした検査をずっと受けずにいると胃がんや大腸がんで亡くなるリスクが増えてしまいます。早期発見・早期治療できれば治せますので、やはり内視鏡の必要があればできる限り受けてほしいです。特に、日本は世界トップレベルの医療技術があるにも関わらず、他の先進国に比べて大腸がん死亡者数が減っていません。日本では大腸カメラ健診がなく、便潜血検査での健診しかないのが1つの要因です。また、便潜血検査を受けていれば大丈夫と思われがちですが決してそうではありません。早期大腸癌の方の半分が便潜血検査2回法で陰性になってしまうという研究もあります。
また、大腸カメラへの恐怖心や羞恥心から検査をうけたがらない傾向もあります。
『中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック』では最新の医療機器と3Dナビゲーションシステムを駆使し、最先端の医療技術で、眠ったまま苦痛を最小限に抑えた内視鏡検査・治療が可能です。患者さんの導線にも配慮し、リラックスして受けられる環境づくりも心がけています。あまり病院のような雰囲気は避けたいと思い、内装もフローリングなど温かみのある木の風合いを意識した、家のような造りにしています。

検査の必要性を訴求し、患者に本当に必要な治療をする

徳山 信行 院長

内視鏡専門医として長く医療に携わり、これまでに本当に多くの症例を診てきました。大腸がん、胃がん、食道がんで亡くなる方が少なくなる未来を目指し、今後も大腸カメラ胃カメラの必要性を啓発していきます。胃がんや食道がんも、早期の段階だとバリウム検査では見つけにくいところもありますので、そこも言及しながらカメラの必要性を発信していきたいです。
患者さんと接する際は、医療の押し付けや無理強いにならないことを意識しています。医学には絶対はありませんし、患者さんもいろんな考えの方がいます。80歳と60歳の患者さんが同じ治療を望むかというと、そうではありません。例えば90代の方の早期の胃がんや大腸がんを治療する必要があるのか。治療の数年後に誤嚥性肺炎で亡くなるということも起こり得ます。患者さんの10年、20年以上先を見据えた治療をするのか、無理をしてまで今治療をするべきなのか、医師側のエゴで治療をしてはいけないと私は考えています。『中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック』では、早期がんや早期大腸がんの治療の際には患者さんにそうしたことも説明した上で、治療の判断をします。

高度医療機関との密接な連携。手術が必要なケースでは自身が執刀することも可能

内視鏡の一番の目的はがんを早期発見して治療をすることです。初期であれば開腹をせずに内視鏡治療で切除ができるので、患者さんの体への侵襲が最小限に抑えられることも利点です。『中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック』では日帰りによる大腸ポリープの切除手術も行っています。事前に患者さんと相談し、大腸カメラ検査の際にポリープを発見した場合は、なるべくその場で切除をします。別の日に改めて手術の予約を取る必要がないので、食事制限や下剤の服用も一度で済みます。ただしESD手術は特殊な治療で、専門医でも一部の医師にしかできない治療であり、入院して手術をしなければいけません。その場合は、近隣の東京警察病院に入院していただき、私が手術することも可能です。長く勤めてきた東京警察病院では今も内視鏡治療の指導を行っており、その高度医療機関と密に連携がとれることと、高難度治療ができる技術を持っている事が当院の大きな強みです。

これから受診される患者さんへ

『中野駅前とくやま大腸と胃の内視鏡クリニック』はJR中野駅南口より徒歩30秒、ペデストリアンデッキで直結しているナカノサウステラ・オフィス棟の5階にあり、消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、肛門内科の診療をしています。内視鏡専門医が苦痛の少ない検査を実施します。院内も穏やかな雰囲気の内装で、患者さんがリラックスして検査を受けられるように配慮していますので、気になる症状がある方はぜひご相談ください。胃カメラや大腸カメラは病気の予防と言う意味合いが強いです。患者さんの年齢や背景によって期間は異なりますが、大腸カメラ、胃カメラは定期的にうけていただくのがいいです。「今年も憂うつな検査がやってきた」ではなく「このクリニックなら苦しくないから安心」と思っていただけるよう、安心・安全な内視鏡検査をしていきます。日本の内視鏡技術は世界でもかなり高く、安心して病気の予防と早期発見に繋げていただきたいです。

※上記記事は2024年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

徳山 信行 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味&特技:野球
  • 好きな場所:海
  • 座右の銘:一期一会

徳山 信行 院長から聞いた
『大腸ポリープ』

内視鏡手術で切除。早期発見のために定期的な検査を

大腸ポリープとは大腸にできる腫瘍です。多くが腺腫という種類のポリープです。腺腫は良性腫瘍ですが、悪性に転じる可能性も持っており、大腸がんに発展する恐れがあります。腺腫は内視鏡で切除することで発がんのリスクをかなり抑えることができます。この大腸ポリープは遺伝子による細胞の異変に起因しており、予防するには適度な運動をするなど生活習慣を整えることが大切です。日本の食事も欧米化していますが、加工肉や赤身肉も一定以上食べると大腸癌になりやすくなります。肥満、アルコールや煙草なども大きく影響しますので、これらを控えることが予防になります。大腸ポリープの治療法もいくつかありますが、内視鏡での切除が有効です。リング状のワイヤーで切除するポリペクトミーのほか、EMRといって粘膜下に液体を注入して焼き切る方法、ESDといって専用の電気メスで少しずつ剥離させていく方法あります。明らかに大きな大腸がんは外科手術が必要になりますので、大腸ポリープは早期の段階で切除する、その早期発見のために大腸カメラによる内視鏡検査を定期的に受けることが大切です。

グラフで見る『徳山 信行 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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