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上野 克仁 院長

KATSUHITO UENO

「人を診る」ことを大切に。皆様がアクセスしやすい地元のかかりつけ医を目指して

東京大学医学部医学科卒業。同大学医学系大学院修了(医学博士)。東京大学胸部外科(心臓血管・呼吸器外科)入局。東大病院、虎の門病院、横浜労災病院、JR東京総合病院、国立病院機構東京病院に勤務。外科専門医、心臓血管外科専門医、呼吸器外科専門医を取得。葛飾南クリニック院長職を経て、2022年10月に『うえの内科外科医院』を開院(都営地下鉄浅草線「西馬込駅」より徒歩7分)。

上野 克仁 院長

上野 克仁 院長

うえの内科外科医院

大田区/仲池上/西馬込駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●循環器内科
  • ●訪問診療

穏やかに過ごせる癒しの空間で

上野 克仁 院長

本格的に進路を考えるようになった頃、好んで読んでいた医学関係の小説に感化されたこともあり、医師を目指すようになりました。大学に入ると様々な勉強や実習を積んでいくわけですが、最初に見せてもらったのが胃がんの手術でした。術前の患者さんへの対応から術後の経過観察に至るまで、すべてを見させてもらったのですが、その過程で大いに心が動かされ、外科を志望するようになったのです。中で循環器は、特に手術の効果がてきめんに出る分野です。当時はより進化してきた冠状動脈バイパス手術に憧れと期待もあり、心臓外科医の道に進みました。
あらためて振り返ってみますと、祖父から「医者はどうだ?外科医はどうだ?」と会うたびに言われていたことを思い出します。祖父は医者になる夢を断念せざるを得なかった人でした。しかも祖父ん親戚にお医者さんが、それも揃いも揃って外科医が多かったんですね。当時は「お医者さんは嫌だ」「血を見たくない」と言っていたのが、外科の中でももっとも血を見る分野にたどり着くのですから、不思議なものですね(笑)。
勤務医として心臓外科に加え、呼吸器外科も担当したのち、葛飾にあるクリニックで内科・在宅医療に携わりました。その頃、大きな病院では専門分化が進み、私が勤務医だった頃の外科医は、手術の前後しか患者さんと接触する機会がないようになっていました。それから、私が執刀した患者さんで在宅医療を勧めた方がいたのですが、時々外来にいらしたお顔を見ると、それはもういい顔をされてるんです。在宅医療の可能性を感じたのは、そうしたことが積み重なってのことでした。今までのように診療の場が「病院」ではなく「ご自宅」や「老人ホーム」での診療の経験は、源氏の外来診療にも活きていると思います。

2022年10月、当地で地域医療に尽力されていた小立寿成先生の後を受け継ぐ形で『うえの内科外科医院』を開院いたしました。小立先生の意向もあって、院内は当時としては珍しく間接照明が主となっています。また椅子1つとっても、病院ぽくない家具になっています。診察を待ってる間も穏やかに過ごせる癒しの空間と感じていただけたら幸いです。

誰もがアクセスしやすい地元のかかりつけ医を目指して

上野 克仁 院長

誰もがアクセスしやすいクリニックを目指しています。先代の先生の頃から通院されている患者さんはご高齢で足腰や心肺機能に不安を感じている方が多いのですが、ご希望があれば訪問診療もおこないます。またオンライン診療も取り入れ、対面ではなくオンラインで十分な方には有効に活用していただければと考えています。
医師としてのキャリアを振り返ってみますと、それなりに幅広い経験をしてきました。大きな病院の勤務医だったこともあれば、街のクリニックで訪問診療に携わった経験もあります。循環器、呼吸器の専門的な診療に加え、訪問では内科全般、そして認知症や皮膚トラブルなど、多種多様な疾患を拝見してきました。これまでの経験を生かし、かつ、複数のチャンネルを有効にお使いいただくことで、敷居の低いクリニックを目指していきます。

わかりやすく丁寧な説明を心がけて

上野 克仁 院長

ご病状や検査結果の説明は専門用語に傾きがちですが、わかりやすく説明することを心がけています。自分では説明したつもりでも、それが患者さんに伝わっていなければ意味をなしません。患者さんがストンと腑に落ちるように、ゆっくり大きな声でわかりやすく伝えていきたいですね。また、患者さんとお話しする際は、どんな年齢の人であろうといわゆる丁寧語を使うようにしています。病院勤務時代、いい歳をしたおばあちゃんに対し、半分も歳がいってないような若い先生がぞんざいな言葉遣いをしているのを目にしたことがあります。それは決していいものではありませんでした。あまり堅苦しくなく、かといってラフになりすぎず、丁寧にお話を進めていければと思っています。私たちのやりやすさも大事ですけど、患者さんの目線で常に物事を考えることが大切です。

的確な診断をもとに、医療の窓口となっていきたい

循環器や呼吸器が専門でしたので、その方面のお悩みの解決の一助になれればと思っていますが、まず重視するのは、それが急を要するのか、そうではないのかを的確に評価することです。すぐにでも救急車を呼ぶべきなのか、あるいは自分がしっかり見ていけるのか、これまで蓄積した経験と知識をもとにしっかり判断してまいります。

お悩みの中には、我々だけで解決できない問題を抱えている方もいらっしゃいます。例えば、訪問診療が必要な方です。その場合には、私たちだけではなく、ケアマネジャーさんや訪問看護師さんと密に連絡を取り合い、協力していく必要があります。その部分においてもこれまでの経験を生かし、患者さんがおだやかに過ごせるお手伝いをしていきたいですね。

これから受診される患者さんへ

お身体のことで何か困ったことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。ここはクリニックですから、医療を提供するところではありますが、先にも申し上げたように医療だけで解決できないこともあり、その時には一医療者として、あらゆる職種の方々と協力して問題の解決に尽力いたします。みなさんが穏やかに毎日を過ごせるよう、少しでもお手伝いができれば幸いです。

※上記記事は2022年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上野 克仁 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:山歩き、家庭菜園
  • 好きな本:経済小説
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな場所・観光地:鎌倉
  • 好きな言葉・座右の銘:「新しき道 先駆け往かん」
  • 出身大学:東京大学

上野 克仁 院長から聞いた
『高血圧症』

普段から自分の血圧を把握しておくことが大切

当院でも、血圧が高いことが理由で通院されている方はかなりの数にのぼります。ですが、その中で普段からご自宅で血圧をチェックされている方はわずかです。皆さん、病院の血圧計と違い、お家の血圧計は精度が低いから当てにならないと思われているようです。ですが、病院という場所では、白衣高血圧症といい、普段の血圧より上昇してしまうことがあります。つまり、家で測る血圧こそが標準的な指標となるんですね。
糖尿病や脂質異常症、高尿酸血症などの疾患を抱えている方はもちろんのこと、平常時の血圧を自分で把握しておくことが大切です。それがわかっていれば、実際に調子が悪くなり医療機関にかかった時、診察がスムーズになります。高血圧が様々な疾患のリスクとなることはよくご存知かと思います。早めに対応することで様々な疾患を予防することが可能になりますので、そのためにも普段から血圧をチェックしておくことが肝心です。

グラフで見る『上野 克仁 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION