高野医院
大田区/池上/池上駅
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◆池上駅より徒歩8分 当院では病気にならないように治療をすることを診療方針としています◆
当院では、患者さんに楽で余裕のある検査をおこなってもらうために経鼻内視鏡検査を導入しております。またコレステロールがどれくらい蓄積しているかをご覧いただける頸動脈エコーを導入し、生活習慣病の予防・改善に努めております。コレステロールの数値だけを示しても、「実感が湧かない…」というのが正直なところでしょう。自分の血管がどのような状態にあるかを目で見れるわけですので、非常に説得力があり、患者さんも治療に対しての意欲が高まるようです。頸動脈エコーは、潜んでいるリスクを患者さん自身に把握していただけるという意味で、非常に有用なツールです。
生活習慣病を予防するには普段の食生活を見直すことが大切です。食とは、身体をつくる源に他なりません。今現在、病気を抱えている方はもちろん、今は問題ないという人も、本当に健康的な食生活とは何かを、自分に問いかけていただければと思います。
高野 英昭 院長への独自インタビュー
病気にならないこと。これこそ、当院の診療方針。
東北大学を卒業後、研修を経て同大学第三内科に入局しました。内科を選択したのは、私の思っていたお医者さんのイメージがそれだったからでしょう。1994年に父の後を継ぎ当院へと戻り、現在にいたっています。専門が消化器になりますので、胃の内視鏡検査をご希望される方が多いですね。私が籍を置いていた東北大学第三内科は、日本で初めて胃がん検診を実施した教室になります。特徴的なのが検診車の存在で、病院で患者さんを待つだけではなく、地域に出向いて住民の方々の検診をおこなっていました。当時、仙台では検診率が7割に達していましたので、逆に東京へと戻ってきて、その落差に驚いたものです(笑)。
医局でもう1つの柱としてあったのが糖尿病で、その経験を活かしながら、ここでも生活習慣病等を拝見しています。
当院では、早期発見・早期治療をかかげています。病気になってから、症状が進んでから治療をするのではなく、病気にならないように治療をすることを診療方針としています。
日本の子供達の生活習慣病と食育に、今こそ警鐘を鳴らす。
東京都予防医学協会の小児生活習慣病予防健診において、実に小学生の約2割が、大人基準の高コレステロール血症(脂質異状症)に羅患しているというデータがあります。子供に良かれと思っている食事に高コレステロール血症の原因があります。この脂質異状症の主な原因の1つが、動物性脂肪の摂取増加です。
私たち、大森医師会のおこなった小児生活習慣病健診では、8割以上の児童に、動物性脂肪の摂取過多が認められました。さらに、摂取源の内訳を見ていきますと、興味深い結果が出ました。順番に話していきますと、46%が牛乳・乳製品、19%が肉類、7%が菓子類、6%が油脂類、5%が卵類となったのです。
「牛乳を飲まないと大きくなれない」「牛乳を飲まないと骨がもろくなる」と聞いて育った我々の世代としては、これは驚愕の事実です。先進国の栄養学は飲まないと欠乏症になると言う、欠乏予防から、生活習慣病予防へと転換していますが日本では、生活習慣病予防を心掛ける食育はまだまだ一般化していませんが、早急に食育のあり方を見当すべき時期に来ていることを、結果が雄弁に語っています。
東急池上線『池上駅』出口からの徒歩ルート
距離(当社調べ):約650m
所要時間(当社調べ):7分9秒
院長先生とは医師会の活動を通じてお知り合いとなりました。地域医療に従事するとともに、食生活を中心とした現代の課題に、正面から真摯に取り組まれています。