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樋口麻子 院長先生

ASAKO HIGUCHI

小児科専門医として診療だけでなく、ママたちの悩みを解決し、地域の子育て世帯が繋がる居場所づくりに励む

名古屋市立大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院小児科学教室へ入室。都立清瀬小児病院新生児科・内分泌代謝科などを経て、2000年〜現在まで公立福生病院内分泌代謝外来担当。2022年4月『新大久保にじいろおやこクリニック』開院(JR「新大久保駅」)現在に至る。日本小児科学会認定小児科専門医。

樋口麻子 院長先生

樋口麻子 院長先生

新大久保にじいろおやこクリニック

新宿区/大久保/新大久保駅

  • ●小児科

医師を目指して開院に至るまでの経緯

樋口麻子 院長先生

祖父、両親ともに医師という家系で育ち、医師という仕事が身近だったこと、人の役に立つ仕事をしたい、手に職をつけたいという思いが、高校3年の進路選択の岐路に生まれてきて、医師を目指しました。名古屋市立大学医学部卒業後は慶応義塾大学病院小児科学教室に入室。理論から筋道をたてて、検査結果とともに治療方針を決めていく「内分泌代謝科」に魅力を感じて、低身長・思春期早発や遅発、甲状腺・糖尿病などの疾患を専門としてきました。

開院に至った理由は、生まれ育ち、自分も子育てをした新大久保で、親子の心と体の健康のサポートをしたいと強く感じたからです。
長男と次男とが9歳はなれているため、14年という長い小学校ママを経験してきて、「孤育て」の傾向が強くなってきたと感じています。お互い様という感覚は薄れて、子どもの問題は親の責任、「自己責任」が問われる時代になってきたと思うのです。
自分の子どもも隣の席のお友達もみんな自分の子どものような感覚。なにかあったらみんなで協力して乗り越えていこうよ。というメッセージを小児科診療を通じてクリニックの診察室から送りたいと思っています。

個性的な子どもが『自分らしく』育っていく手助けをする

樋口麻子 院長先生

当クリニックは小児科全般・予防接種・乳児健診・小児内分泌と幅広く対応可能です。必要があれば、総合病院や大学病院をご紹介しています。小さいクリニックだからこそ、小回りがきいたり、予約制やご自宅でゆっくり入力できるWeb問診のおかげでの待ち時間の短縮が実現しています。スタッフ全員子育て経験者なので、ママ・パパが症状や治療について話しをしている間、一緒に本を読んだりして、お子さんが退屈しないように工夫しています。パパママはお話に集中できて、お子さんは「また来るね~」と笑顔で帰ってきます。
「かかりつけ医」として赤ちゃんの予防接種デビューから成人するまで、ファミリーをトータルでサポートします。
幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、大学・専門学校・就職と節目節目に途切れてしまう支援を地域のクリニックだからこそ継続して長いスパンで見ていける強みがあります。
ここにくれば「いつもの先生・スタッフがいる。」という場所になっていくように心がけています。
特に個性が強いお子さんを育てるのは難しいと感じるものです。お子さんの強みをママやパパと一緒にみつけて、それを言葉で表現していく。苦手ではなく強みにフォーカスをしていくと子どもは自分が自分でいいという感覚が育ち、自分の力を発揮できるようになります。
子どもの発達心理学の知識、3人の子どもを育てた経験、医師としての経験をもとに診療時間外の毎週水曜に「子どもの健康・子育て相談タイム」という時間を設けています。

週1回の相談会「頑張っている自分を承認する場所」&「子どもをみんなで育む」情報発信基地

樋口麻子 院長先生

限られた診療の中では、ゆっくり時間をとりにくいので、生活全般、子どもの健康についての疑問は解消されてないなと感じることがあります。
そこで思いついたのが、相談タイムです。
小児科医としての私、ひとりの母親としての私、地域の住人としての私、いろいろな立場でお話しできるのですごく充実した時間になるのを感じています。
そして、私が感じるのは、ママ・パパがすごく頑張っている!!!ということ。
それをあまり自分では承認していない。
もっともっと「私頑張っている!!」と自分を承認してほしいです。
ママ・パパには私がみていてすごいな~と感じるポイントをたくさんお伝えするようにしています。
相談タイムのよいところは、少し年齢の違うお子さんのママやパパと話せることです。そこで、視野がいっきにひろがったり、小さい楽しみを感じられたり、日々の生活の工夫の知恵を入手出来たり、いいことがたくさんあります。
ママ・パパが子どもがいていろいろ大変だけど、すべてトータルしたら楽しい!!
「子どもをみんなで育む」という意識が社会にひろがるような情報発信基地でいたいと思います。

「そういえば・・・」という疑問を解消できる場所

診察の最後に「他に確認しておきたいことありますか?」と聞くようにしています。その日の主症状とは別に「皮膚が気になっている」「発達が気になっている」など「そういえば・・・」という疑問が解消される場所になるように心がけています。
ママ・パパが安心することが、子どもの育ちにとても重要だと考えるからなのです。
お薬・検査などの治療方針については、丁寧に説明し、提案し、最後に決めるのは患者さん親子だと考えています。
そして、出されたお薬をなぜ飲むのか?どういう効果を期待して飲むのか?、知っていただくことで、治療効果があがるからです。
保育園に入りたてのお子さんのママ・パパからは「お薬飲んでも治らない」という声を聞きます。
集団生活を始めると病気のオンパレード。
「これがいつまで続くのか?」見えないトンネルの中をさまようような気持になったりします。
そんな時は「最初の1年はしょうがないのです。ひとつづつ免疫をつけて強くなっていくのです。何年かたつとびっくりするくらい病院通いをしなくなりますよ」とお話しすると安心されます。

これから受診される患者さんへ

「新大久保にじいろおやこクリニック」は新大久保駅徒歩7分にある小児科クリニックです。
「長いスパンでかかわり続ける、小さな困りごとでも相談できるかかりつけ医という存在であり、子どもをみんなで育む情報発信基地」でありたいと考えています。

子どもの健康と子育てについてひとりで悩みを抱え込まず、困ったらクリニックや2階にある併設カフェ(café&spaceにじいろらぼ)に来ていただき、困りごとが楽しいことに代わっていくことをお手伝いしていきます。
これからお子さんを迎えるプレママ・パパに向けた企画や発信もしていきたいと思っています。

※上記記事は2022年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

樋口麻子 院長先生 MEMO

小児科専門医

  • 出身大学:名古屋市立大学
  • 趣味&特技:トライアスロン、スキー、スノーボード、歌
  • 好きな本:ミステリー小説、ファンタジー
  • 好きな映画:ファミリードラマ
  • 好きな言葉:やればできる!
  • 好きなアーティスト:三浦大知、藤井風
  • 好きな場所:西表島の海、雪山

グラフで見る『樋口麻子 院長先生』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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