桑原 靖 院長
Yasushi Kuwahara
専門医によるチーム医療で実現する
足の症状・疾病に特化した日本初の「足の総合クリニック」
大学卒業後、形成外科医として大学に勤務、手術等の経験を積んだのち、表参道駅徒歩すぐのこの地に『足のクリニック 表参道』を開院。
桑原 靖 院長
足のクリニック 表参道
渋谷区/神宮前/明治神宮前駅
- ●形成外科
- ●皮膚科
- ●整形外科
手先の器用さが最大限活かせる形成外科の道へ
子どもの頃から手先が器用で細かい作業が得意だったものですから、「その能力を活かして、人のために役立てたい」と考えていました。そこで、子どもながらに思い浮かべた職業が「外科医」。そのため医学部に入学してから研修医時代にかけて、当初は外科を志望していました。
しかし実際に携わってみると、むしろより器用さが求められるのは、脳外科だったり形成外科の領域なんですね。脳外科については皆様も何となく想像できるかと思いますが、形成外科というのは、傷をいかに綺麗に治すことができるかという世界ですので、手先が器用であれば器用であるほど綺麗に治すことができる、すなわち患者様にご満足いただくことができます。そこに大きなやりがいを感じて、形成外科医の道に進みました。
私が勤務していた大学は、形成外科の中でも足の手術で有名なところで、私も数多く執刀しました。「足の手術」の原因というと、交通事故などの大怪我をイメージされる方が多いかと思うのですが、それよりも多いのが実は糖尿病。糖尿病が原因で足を切断する人は、「30秒に1人(1本)」とも言われています。
糖尿病になると足の感覚が失われ、痛みを感じにくくなりますので、本人が気づかないままに足の病気が重症化してしまうケースが珍しくありません。そうなる前に治してあげたいという思いから、足に特化したクリニックを開業することを決意しました。
足の症状・疾病に特化した日本初の「足の総合クリニック」
今申しましたように、当院は足の症状・疾病に特化した日本初のクリニックとなっております。実はアメリカでは、足の病気に関する足病学(ポダイアトリー)という学問が確立されていて、現在1万人以上の足病外科医(ポダイアトリスト)たちが活躍しています。
それに対して日本では、外科、整形外科、形成外科、血管外科、皮膚科といった具合に、診療科ごとの縦割り構造となっているため、患者様の立場からしますと「足が痛いけど、どこの科で診てもらえば良いのかわからない」といったことがしばしば起こってしまっています。
そうした診療科ごとの縦割りではなく、体の部位ごとの横割り、つまり「足のことなら何でも診ます」というのが当院のコンセプト。言ってみれば、当院は「足の総合クリニック」だとご理解いただければと思います。
ただし日本には足病外科医という医師免許は存在しませんので、たとえば形成外科医である私がひとりですべての病気を診ることは不可能です。そこで当院では、整形外科、血管外科、皮膚科など各分野のスペシャリストを揃え、専門医によるチーム医療によって「足の総合診療」を実現しています。また、足の病気と関係性の深い内科領域の病気、たとえば糖尿病や高血圧の患者様にも対応できるように、外部の医療機関との連携体制を全国規模で整えております。
きめ細かな問診で病気の原因やリスクを明らかにしていく
人体の骨のうち実に4分の1は、くるぶしから下に集中しています。つまり、足というのはそれだけ何かしらのトラブルに見舞われる可能性が高いということでもあります。実際に当院にも、足の変形、皮膚・爪に関する病気、さらには痛みや痺れといった目には見えない各種症状に至るまで、様々な不調を抱えた患者様が来院されます。あとは一般の診療科等で診てもらったものの、湿布と痛み止めの薬を処方されておしまい、あるいは「年だから仕方がない」で済まされてしまった患者様が、より適切な診療を求めて当院にいらっしゃるケースも多々あります。
さて、当院での診療に際してはまず「フットスクリーニングチェック」を行います。足の構造や状態というのはお一人お一人違ってきますので、それを患者様ごとにチェックして病気の原因やリスクを明らかにしていく、言わば「足専門の問診」ですね。
そうしたきめ細かな問診に基づいて治療を行っていくわけですが、当院では、医師が勝手に治療法を決めたり、それを患者様に対して一方的に押し付けるようなことは決してしません。そうではなく、考え得るありとあらゆる治療法をご提案させていただき、それぞれの利点と欠点を十分にご理解・ご納得いただいた上で治療を行う。裏を返せば、そうした多角的な観点に立った治療が行えるのも、「足の総合クリニック」である当院だからこそと言えるかと思います。
意思疎通を大切に、患者様の立場に立った診療を
当院では、足に関することなら何でも診させていただいています。そのため、様々な不調を抱えた患者様が来院されるわけですが、なかには「どこがどう痛いのか、自分でもよくわからない」とおっしゃる方も少なくありません。そうした患者様というのは、痛みがあるのは確かなのですが、それを上手く言葉で説明することができないんですね。そうした患者様に対してはこちらから色々とお聞きして、お話を粘り強く引き出してあげることを心がけています。ここが十分にできていないと、その後の適切な治療は決して望めませんので、患者様との意思疎通は非常に大事にしています。
また、医師というのは1日に何十人もの患者様を診ますので、感覚がどうしても麻痺してしまいがちです。それがぞんざいな態度や口調となって表われて、患者様に嫌な思いをさせてしまうといった話もよく耳にします。痛みや不調を抱えて、ただでさえ暗い気持ちで来院される患者様を、診察中までも不快な気持ちにさせるようなことがあってはいけません。そこで、この仕事をする上では「自分が患者様の立場だったらどうか」ということを常に意識しながら、たとえば説明の際の言葉の選び方ひとつ取っても、こまやかに心を砕くように努めています。
これから受診される患者様へ
以前、ショッピングモールを訪れていたお客様を対象に足の健康チェックをさせていただいたことがあるのですが、そのときに本当の意味で「健康」だったのは全体の1割のみ。
残りは大なり小なり何かしらのトラブルを抱えており、うち半数以上は「受診・治療をおすすめする」レベルにありました。
この結果からもわかるように、足というのは、自分では健康だと思っていても、実はそうではないことがよくあります。また、足の状態は少しずつ変化していくため、その変化に自分ではなかなか気づきにくいといった側面もあります。ですので、ご自身の足の健康についてはできる限り注意を払っていただき、少しでも気になることがあれば、ぜひ当院までいらしていただければと思います。
また、ご相談の内容は必ずしも病気である必要はありません。たとえば足が疲れやすい方や、靴選びで困っている方などにつきましても、医学的な観点からアドバイスさせていただくことができます。足に関して何かお困りのことがありましたらどのようなことでも、東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道駅」B1出口もしくはB3出口より徒歩すぐ、形成外科 ・皮膚科 ・整形外科なら「足の総合クリニック」である当院までお気軽にご相談ください。
※上記記事は2014年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
桑原 靖 院長 MEMO
- 出身地:静岡県
- 趣味・特技:ロードバイク
- 好きな本:伊坂幸太郎の本
- 好きな映画:深く考えずに観られる作品
- 好きな言葉:あきらめない
- 好きな音楽:HIP HOP、R&B
- 好きな場所:沖縄、ハワイ
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穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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