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鶴町 哲也 院長

TETSUYA TSURUMACHI

風邪から大腸がんまで幅広く初期治療に対応、
痔の治療では5000件以上の実績を持つ、地域のかかりつけ医

日本大学医学部を卒業後、大学院で大腸がんについて研究。その後、国立がんセンター中央病院、千葉県がんセンターなどに勤務。大腸がんを中心とした臨床一般を学ぶ。肛門を中心とした内視鏡の診断、治療技術を磨いた後、1998年(平成10年)2月に鶴町クリニックを開院。(小田急線経堂駅南口より徒歩2分)

鶴町 哲也 院長

鶴町 哲也 院長

鶴町クリニック

世田谷区/経堂/経堂駅

  • ●内科
  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科
  • ●肛門科
  • ●外科
  • ●肛門外科

医療で人の役に立つ、父の背中を見て決意。

鶴町 哲也 院長

私は、父が耳鼻科の医師をしていたこともあり、医療が常に身近にありました。父が体の悩みを抱えた患者さんを診察する様子を目にしながら、大きくなったら医療で人のためになりたいと考えていました。
大学卒業後は、大学院大腸がんの組織発生について研究を行いました。その時治療の一環として大腸や胃を診察する内視鏡にも興味を持ちました。その後は
国立がんセンター中央病院に研修医として勤務。千葉大学医学部附属病院、千葉県がんセンターで大腸がんを中心とした臨床一般について経験を積みました。診療技術とともに胃や腸への内視鏡の診断、治療技術を磨いた後、1998年(平成10年)2月に父の後を継ぎ、当クリニックを開院致しました。

一般診療からがんの内視鏡検査まで幅広く対応

鶴町 哲也 院長

当クリニックは胃腸科・消化器科や肛門科・肛門外科・大腸肛門科のほか外科、風邪や生活習慣病など内科の診療も行っています。レントゲンや心電図などの検査装置のほか、肛門の診察・治療器具、胃や食道の検査、大腸の検査に使う内視鏡を揃えています。
これだけ多くの診療科目を診察する理由は、私は研修医時代から持っている一般医療を基軸するという診療スタンスにあります。これは、町医者としての診療も行っていた父の影響もあるのですが、一般医療を大切にするというスタンスを堅持しつつ、専門治療にもあたりたいという考えが私の中にあるのです。患者さんに、具合の悪い時はここへ来ればなんとかなる、と考えてもらえることが重要だと考えているからです。まず、医療の初期診療を当クリニックで行い、必要に応じて専門医など外部の利用期間へご紹介も行っています。お陰さまで現在では20代からご年配の方まで幅広い年代の方に来て頂いています。
一般医療の中で僕が特に専門としているのは、内視鏡を使用したがんの診断と治療です。がんは日本人の死亡原因のトップの病気です。私が研修医だった当時からがんの患者数は増加していましたが、特に大腸がんの検査はハードルが高くなかなか受診されない方が多いのが現実でした。しかし、今ではテレビやメディアなどで検査を受ける方への啓蒙活動が進んだことや健康診断での便潜血検査の普及により、大腸がんの検診受診率も上がっています。普通の検査として受診される方も多くなりました。

痔は早めの治療が最も大切。画期的な治療法「ジオン注射」

鶴町 哲也 院長

当院では一般内科に加えて痔など肛門科の治療も専門に行っています。大腸と肛門は繋がっているので、一つのものとして総合的にみるというのは私のモットーでもあります。実際、患者さんからも一緒に診察を受けられることはありがたいという声がありますね。
肛門科に関する病気で手術や検査に使用する機器は一通り揃っていますが、一番力を入れている治療法が「ジオン注射」。これはいぼ痔に薬液を注射して治す治療法です。施術の時間は麻酔も含めて30分程。治療の後には歩いて帰宅することができます。いぼ痔を切らずに完治する療法で、8年ほど前に登場した画期的な治療法です。以前から注射による硬化療法と呼ばれる治療法はあったのですが、良い薬がなかったために、半年に一度は再び注射を行う必要がありました。また、いぼ痔は以前であれば、切除手術など大掛かりな治療が必要でした。しかし、手術による方法は体への負担も大きく、治療後は便のもれも心配されるなど、お尻の機能に影響がでる可能性が大きいものでした。
このジオン注射による治療法が登場してからはいぼ痔の治療は切らずに早く治し、お尻の機能を温存するものへと一変しました。当院では今まで5000件以上の治療実績があり、この治療法を受けるために来院される方もいらっしゃいます。まだまだ、ご存知ない方も多いので、いぼ痔や痔ろうでお悩みの方にはぜひおすすめしたい治療法です。

患者さんを向き合った問診と触診、診察の基本を大切に

私が患者さんを診察する際に大切にしていることは、患者さんのお話について先入観を持たずに良くお聞きすること、そして聴診・触診という基本診療をしっかりと行うことです。この2つのことは基本ですが、とても大切なこと。しっかりと行うことでかなりのことが分かります。例えば、胃腸炎が流行している時期にお腹が痛いという患者さんを診察する場合、触診をすることで虫垂炎や潰瘍性大腸炎といった病気を発見することができるのです。また、患者さんの中には言葉で上手く伝えられない方も少なくありません。そうした患者さんの体からの声を拾い上げることはとても大切です。時には、患者さんの気付いていない症状を発見することもあります。お医者さんは緊張するからちょっと…という方も大丈夫です。私もプロですから緊張させないように診療を行います。ご安心してください。

これから受診する患者さんへ

痔など肛門科に関する病気では出来るだけ早い治療が大切です。日本人は羞恥心が強いためか、長い間我慢されてから治療にみえる方が少なくありません。中には年単位の期間我慢をされて、相当悪化されてから診療にみえる方もいらっしゃいます。長引けば長引く程、治療に時間がかかる可能性がありますので、肛門の違和感、出血や痛み、腫れがあれば、恥ずかしがらずにご相談いただければと思います。目安として数日症状が続くようであれば、受診されることをおすすめします。当クリニックでは一般診療も行っていますので、他の症状と一緒に診察をすることも可能です。
内科に関する病気ではやはり、胃がん、大腸がんを始めとしたがんの症例が増えています。早期発見をして治療に繋げるためにも、年に1度の定期検診は欠かせません。世田谷区にお住まいの方であれば、内視鏡検診やがん検診の制度も実施されています。こうした制度も利用して、定期的に体のチェックを行って頂きたいと思います。何か体の不具合を感じたら、いたずらに心配をせず、まずは早めにご相談ください。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鶴町 哲也 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:スキー
  • 好きな本・愛読書:経済関係の本
  • 好きな映画:サウンド・オブ・ミュージック、ローマの休日などオードリーペップバーンの作品
  • 好きな言葉・座右の銘:誠心誠意、一心不乱
  • 好きな場所:海(三浦半島など)

グラフで見る『鶴町 哲也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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