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渡邊 晃秀 院長

TERUHIDE WATANABE

生活スタイルに適した、適切な検査と治療法を提案。泌尿器科のホームドクターを目指して

杏林大学医学部卒業。日本医科大学付属病院泌尿器科専修医を経て、三多摩地域の基幹病院で泌尿器科臨床医として手術・外来の経験を積む。2020年11月2日に『自由が丘わたなべ泌尿器科クリニック』を開院(東急東横線・大井町線「自由が丘駅」から徒歩3分)。

渡邊 晃秀 院長

渡邊 晃秀 院長

自由が丘わたなべ泌尿器科クリニック

目黒区/自由が丘/自由が丘駅

  • ●内科
  • ●泌尿器科

学生の頃からの憧れの街に

渡邊 晃秀 院長

高校生の時に友人を病で失いました。今思えば、アレルギー反応によるものだったのですが、当時はまったく理解ができませんでした。その時に私に知識があれば、彼を止めることができたかもしれない。医学というものに興味を抱くようになったのは、そのことがきっかけの1つになったように思います。
大学卒業後は大学病院や地域の基幹病院で泌尿器科の臨床医として手術・外来などの経験を積んできました。現在、医療は細分化が進んでいます。診断までを担当するところもあれば、その後の治療を担当する科もあり、私は最初から最後までを担当したい。泌尿器科はまさにそうした科の1つだったのです。それに加えて、泌尿科が診る臓器は多岐に渡ります。腎臓も膀胱もあれば、前立腺・尿道・精巣などなど。こう見えて欲張りなところがありますから(笑)。探究心が尽きないという意味でも、泌尿器科は自分に合っていたのだと思います。
『自由が丘わたなべ泌尿器科クリニック』は2020年11月に開院いたしました。自由が丘は学生の頃からよく遊びにきていた憧れの街であり、家内の出身地でもあります。縁あるこの土地で今までに培ってきたものを地域の皆様に提供したいと願い、開業を決意いたしました。

コミュニケーションを大事に、患者さんにとってプラスになることを

渡邊 晃秀 院長

その方にとってプラスになることをして差し上げることを肝に命じています。例えば、その後の治療につながるのであれば検査は必要不可欠ですが、経過を見ていくことが決まっているのに、形だけ検査をするのは患者さんにとって有益なものとはなりません。費用的なものもありますし、身体への負担もかかりますから、それが本当に必要なものかどうかを問うていくべきでしょう。リスクをお話しした上で、なおご希望される場合にはお気持ちに沿うようにいたしますが、ほとんどの方はその段階で踏みとどまられるように思います。今後の方向性を決めるためにも、やはりコミュニケーションが大事になってきます。勤務医の時も、コミュニケーションの重要性を認識してそれを培ってまいりました。今後も患者さんとの意思疎通を第一に考えて診療に臨んでいきたいと考えています。

生活の質に直結する医療の提供

渡邊 晃秀 院長

泌尿器科はご高齢の患者様が多いイメージでしたが、いざ開院してみますとお子様も少なくありませんし、30代、40代の比較的若い年齢層の方々にも受診していただいております。泌尿器科=性病科というイメージはまだ根強く、性行為による感染症など普段あまり聞けないことを、クリニックが新しくオープンしたということで相談に見えているように思われます。
私が特に力を入れていきたいのが、生活の質に直結する排尿障害です。夜に頻繁に起きてしまう、おしっこが近く外出もままならない、こうしたお悩みを抱えている方は少なくありません。その症状に対して原因をしっかり突き止め、必要最小限の治療で改善をして差し上げたいと考えています。
当クリニックでは、過活動膀胱に対するボツリヌス療法(ボトックス療法)を実施しています。ボトックス療法は、神経に由来する難治性の過活動膀胱にも有効ですし、4ヶ月から半年ほど効果が持続します。その間にお薬を飲まずに済むというメリットもあります。保険診療に組み入れられてまだ日が浅いこともあり、一般の方々への周知はさほど進んでいないのですが、生活の質を改善するのに非常に有用な治療ですのでそのメリットについて皆様に発信していきたいですね。

泌尿器科のホームドクターとしてできることを模索していきたい

泌尿器科のお薬には血圧を下げる作用があるものもあります。もともと高血圧で血圧のお薬を服用されている方の場合は注意が必要となりますから、かかりつけの先生とご相談しつつ、お薬の管理を含めトータルで拝見していきたいと考えています。
自由が丘にはあらゆる分野の開業医が揃っている面がありますので、クリニックでほとんどの病気を診ることが可能であり、街全体を総合病院として見ることも可能でしょう。それぞれの専門性を生かしながら横の連携を緊密にとり、全体で地域のホームドクターとして皆様の健康および生活の質の向上に役立っていければと考えています。

これから受診される患者さんへ

ウィズコロナの時代ですが、今後は健康講座などの開設も視野に入れています。泌尿器科に関して、敷居を高く感じている方も少なくないかもしれませんので、皆様に気軽に医療に触れていただく機会を設け、クリニックを受診するハードルを少しでも低く感じていただけるような試みも続けてまいります。

少しでも気になることがあればどうぞお気軽にご相談ください。例えば夜のおしっこの回数が1回減るだけでも睡眠時間が伸びることになりますし、日中の活動に良い影響をもたらすことにもつながっていきます。泌尿器科以外のことでも大丈夫です。当クリニックで対処可能なものは責任を持って診させていただきますし、より専門的な治療が必要と判断した場合には速やかに信頼できる医療機関へとご紹介させていただきます。些細に思えるようなことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

渡邊 晃秀 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:愛知県
  • 趣味:野球、ゴルフ、競馬
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』
  • 座右の銘:「win-win」は、人生を競争ではなく、協力する舞台とみるパラダイムである。
  • 好きなアーティスト:ケツメイシ
  • 好きな観光地:モルディブ

グラフで見る『渡邊 晃秀 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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