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佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長

YU & ATSUKI SATO

整形外科/産婦人科の専門医を生かし、誰もが相談しやすい地域のかかりつけ医を目指して

整形外科医として16年間。女性診療科・産科医として16年間。大学の同級生である2人がそれぞれ培ってきた専門性を生かしたクリニックを2020年6月22日に開院(東京メトロ日比谷線/JR京葉線「八丁堀駅」から徒歩5分)。

佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長

佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長

八丁堀さとうクリニック

中央区/新川/八丁堀駅

  • ●整形外科
  • ●産科

長く過ごしてきた中央区で、整形外科と女性診療科・産科のクリニックをオープン

佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長

【佐藤 雄 院長】
実家は何代も前から続く医師家系でした。それがたまたま、私の母の代で途切れてしまっていたのですが、それもあって幼少の頃より祖父母からの期待を感じていました。当時は漠然としたものでしたが、ずっと心のどこかに残っていたのでしょうね。私が中学三年生になった時、Jリーグが始まりました。そのころに、鹿島アントラーズのスポーツドクターの方の特集をテレビで観る機会があったのです。それまでお医者さんいうと内科というイメージしかなかったところに、自分が好きなスポーツと密接に関わり合う存在があったことはちょっとした驚きでした。以来、お医者さんを目指すというよりは、整形外科医となり、スポーツドクターを目指すようになっていったのです。
実際に整形外科に入ってみると、スポーツはごくごく一部であることが徐々にわかってきます。そんな中、研修医の時に初めて首の手術を執刀させていただくことになりました。その患者さんは手に力が入らず、大好きなゴルフも思うようにならないという状態でした。手術が無事に終わり、その方が大好きなゴルフをまたできるようになったということを聞いた時に、それまでに経験のない達成感のようなものを感じたのです。「脊椎を専門にしよう」と思ったのはそれからで、新潟の脊椎・脊髄センターに赴いて集中して手術に取り組み、聖路加国際病院に戻ってからもそちらを主に担当してきました。

『八丁堀さとうクリニック・整形外科』は2020年7月に開院いたしました。新潟に赴いていた時期を除けば、医師となってからずっとここ中央区に暮らしてきたことになります。子供も授かり、中央区に愛着を持っていましたから、願ったり叶ったりの場所で医院を開けることをとても光栄に思っています。

【佐藤 杏月 副院長】
私は学生時代、ラグビー部のマネージャーをしていました。主人(佐藤 雄 院長)とはそこで知り合ったのですけれど、そのラグビー部の先輩が産婦人科を志望されていたのです。こういう言い方をすると失礼かもしれませんが、その先輩はとても身体が大きく、見るからに外科系という感じだったんですね。実際にそちらの方面からお誘いを受けていたのですけれど、もう頑なに「産婦人科にお世話になります」と言って譲らなかったのです。それが元で初めて産婦人科に興味を持つようになり、実際に病棟実習で産婦人科を回ってみて、「これだな」と確信しました。
お産は、安全なものだけではありません。生まれてくる赤ちゃんの心音が下がっていたりすると、急いで手術室に連れていき、迅速に処置をおこなう必要も出てきます。そのスピード感であり、一瞬の判断が迫られるというところが私の性に合っていたのでしょうね。お産そのものの魅力もありますが、その刹那の判断に医師としてのやりがいを感じるようになっていたのだと思います。

妊婦さんのセミオープンシステムを導入

佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長

【佐藤 杏月 副院長】
主として、更年期のお悩みや不妊治療、それから妊婦さんがお越しくださっています。当クリニックはセミオープンシステムを取り入れています。クリニックの弱いところは、休日や夜間に妊婦さんを拝見できないところです。セミオープンシステムでは、休日夜間は提携する病院が担当してくれますし、里帰り出産をお望みの方も、東京にいる間は大きな病院のバックアップが受けられることになります。
大きな病院は、ハイリスクの方々を受け入れる施設であり、リスクの少ない方々は私たちのようなクリニックが担当すべきものと考えています。妊婦さんの通院の負担を考えても、それがベターですよね。そのリスクがあるかどうかの判断については、長年病院に勤めてきた経験が活かせるところと考えておりますし、間違いのない判断をしていきたいと思っています。

深刻な事態に陥らないための予防医療を

佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長

【佐藤 雄 院長】
聖路加国際病院では、腫瘍内科や乳腺外科といった分野の人たちと協力し、癌の骨転移の方々の診療にも携わっていました。整形外科を受診して初めて発見される内科疾患や悪性疾患も少なくないのです。過去の例を挙げますと、地元の整形外科を受診されたものの、レントゲンでは異常が見られず、首の牽引や電気治療を続けた結果、いっこうに痛みが治まらず、数ヶ月経って私の元を訪れた方がいらっしゃいました。レントゲンを撮り直したところ、すでに癌で骨が壊れていたのです。
リウマチや膠原病といった疾患もそうですし、家内が専門としている婦人科系疾患が隠れていることもあります。漫然とリハビリテーションを続けていく中で、そうした疾患が見過ごされているケースが実は少なくないのです。当クリニックでは、そうした疾患を早期に発見し、内科と整形外科の間をつなぐ架け橋のような存在になれたらとも考えています。

整形外科の分野も、予防医療という考え方にどんどんと浸透してきています。その最たるものが骨粗しょう症です。骨折をして、ようやく治療を開始される方が多いのが現状ですが、それは内科で言えば、心筋梗塞を起こしてから高血圧や高脂血症の治療を始めるようなものでしょう。骨折をしないように定期的な観察や治療を前もって進めていくのが、これからの整形外科に求められることと認識しています。将来、痛くならない身体を作っていくために、気になることがありましたらお気軽にご相談いただければと思います。

専門性を活かしたリアルな情報を皆様に

【佐藤 雄 院長】
お子さんの怪我の患者さんが多いと感じます。それから、比較的若い世代の方も少なくありませんね。日常生活の中で起こる肩の痛みや腰の痛みを訴えて来院される方が多いように思われます。
私が専門とする脊椎疾患は、ヘルニアや脊柱管狭窄症といった疾患が対象となります。手足のしびれや痛みが生じ、頸椎症等の疾患が疑われる患者さんも少なくありません。
骨折の手術等とは異なり、首や腰にメスが入るとなると抵抗を感じる方が多いのが実情です。それは無理からぬことと思いますが、これまでの経験を生かし、手術をする目的とその実際、そして何が得られるかということをリアルに伝えてあげることが私の使命と考えています。もちろん手術にも限界はありますし、同時に手術だからこそ可能なメリットというものがあります。手術が適応か否かの正確な判断をおこなうのと並行して、そのメリットとデメリットを余すところなくお伝えし、不安の解消に努めていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

【佐藤 杏月 副院長】
大学病院の外来診療と遜色のない医療を提供していきたいと考えており、そのための各種検査機器も備えています。例えば、子宮頸がん健診で異常が指摘された場合には組織診というものに移行するのですが、当クリニックでもその生検がおこなえるようになっています。結果、手術等が必要な方は大きな病院へ紹介するわけですけれど、最後の段階の1つ前までは私どもで完結できる体制を整えています。

繰り返しになりますが、長らく大学病院に勤務してきた経験が私の財産であり、その判断であったり、タイミングを間違えないという自負を持って診療に取り組んでまいります。ちょっとした相談事であっても構いません。気になることを気軽に相談できるクリニックでありたいと思っていますし、どうぞお気軽に足を向けていただければと思います。

※上記記事は2020年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長 MEMO

整形外科専門医 /産婦人科専門医

  • 出身地:[院長]東京都 [副院長]神奈川県
  • 趣味:[院長]ラグビー、筋トレ、サイクリング [副院長]旅行
  • 好きな映画:[院長]ジブリ [副院長]「トイ・ストーリー」
  • 座右の銘:[院長・副院長]「頭を動かせ 体を動かせ 心を動かせ」
  • 好きな音楽・アーティスト:[院長]Perfume [副院長]TUBE
  • 好きな観光地:[院長]軽井沢、南西諸島 [副院長]軽井沢、南西諸島

グラフで見る『佐藤 雄 院長 & 杏月 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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