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岡本 静香 院長

SHIZUKA OKAMOTO

最初の一歩、二歩を安心して任せられる、頼れる街の小児科さんを目指して

杏林大学医学部卒業。同大医学部付属病院小児科に在籍。都内市中病院勤務を経て、2020年7月に『おかもとこどもクリニック』を開院(東京メトロ東西線「南砂町駅」から徒歩15分、東京メトロ東西線「東陽町駅」からも徒歩15分)。

岡本 静香 院長

岡本 静香 院長

おかもとこどもクリニック

江東区/南砂/南砂町駅

  • ●小児科

続けていけることの意味を考えて

岡本 静香 院長

小さい頃は病院を題材にしたドラマが好きで、そんなところから医療系への興味が育ったのかもしれませんね。他の職業を知らないわけですので、比較はできませんけれど、少なくともこの道を選んだことについて後悔はしていません。確かに、研修医の頃は寝る時間もありませんでしたし、当直も多く、そしてもちろん責任もあって、大変は大変だったと思うんです。でも、だからと言って「ならなければよかった」と思ったことはないんですね。小児科を選んだことについても、他の科がよかったとか、小児科をやめたいと思ったこともなく、今の今までずっと働けるということは、自分に合った好きな道にたどり着けたということではないでしょうか。
大学卒業後、大学病院で約10年間働いた後は都内の小児科開業医さんのもとに勤め、その後、市中病院での勤務を経て、この7月に『おかもとこどもクリニック』を開院することになりました。私は墨田区の太平町の出身です。根っこのところが下町気質なんでしょうね。下町で開業地を探すうちに、この場所に巡り会うことができました。時間が経てば経つほど、ここで仕事を続けていることにしっくりいくんだろうなって思っています。

最初の一歩、二歩を任せていただけるクリニックとして

岡本 静香 院長

開院するにあたり、少量の血液で炎症や貧血の程度を短時間で調べられる装置や、吸引器や吸入器、ネオテーブルといったものを揃えました。ネオテーブルは大きな病院にはあるものですが、新生児や乳児の身長と体重を自動で測れるものです。少し大きくなってくれば普通の体重計で事足りるわけですけれど、台が囲まれているから安全ですし、赤ちゃんを載せるだけですから、効率的に診察がおこなえるメリットがあります。吸引器・吸入器についは、今や小児科においても標準的な装備と言えるかもしれません。鼻が詰まっていると、それだけで赤ちゃんはミルクを飲めなくなります。家で吸ってあげるもの限界がありますし、小児科でそれができれば、ずいぶんと親御さんの負担が軽減できると思っています。

専門的なことはもちろんですが、まずは地域の町医者として、何かあればいつでも来られて、そして安心して帰れる小児科でありたいと考えています。病院に勤務していた頃も、例えば「目がちょっと……」ということで相談に来られる方がおられました。やはり子供のことですから、目のこととはいえ、小児科で相談したいと思われるのは普通のことでしょう。そこで次の道を紹介して差し上げるのも私たちの役割と認識しています。もちろん、診られることの限界はありますけれども、病気に対しての最初の一歩、二歩を安心して任せていただけるクリニックでありたいですね。

広義な意味の予防医学に注力

岡本 静香 院長

小児科の場合、そのほとんどが感染症ということになります。それは内科とは大きく違うところです。注意しなければならないのは、そのありふれた風邪の症状の中に怖い病気が隠れていることです。例えば、白血病がそうですね。これも最初は微熱などから始まることが多い病気になります。また小児で比較的多いものとして、川崎病もあげられるでしょう。感染症と思われることが非常に多いものですから、早期に見つけてあげることが大切です。その辺りの判断については、約20年にわたって小児科医を務めてきた経験が活かせる部分と考えています。
それを考えれば、広い意味で予防医学に努めるということになるでしょうか。予防接種を含めてですが、いかに重大な事態にならないよう先手先手を打っていくかが、地域の小児科の医師には求められると思っています。

地域に根付いたクリニックを目指して

地域に密着していくと、その子の個性もわかりますし、ご家族のこともやがてわかってきますよね。その意味で、お子さんやご家族の成長を見守っていけることが新たなやりがいになっていくと思っています。みなさんが何を求めてくるかといえば、それは客観的なお医者さんとしての助言であり、治療ということになってくるでしょう。時間を長く共にしたからといって診療の内容に差が出るなどということはあってはなりませんが、一方で、長く時を過ごしたことにより、その子の些細な変化に気づき、時にご家庭の事情に即したアドバイスを差し上げられるという面も確かにあると思っています。病気を診ることはもちろん、ご家族にとってプラスになることを少しでも提供していけたらと考えています。

これから受診される患者さんへ

困って迷ってインターネットで検索をするのであれば、私たちに話していただきたいですね。インターネットは便利なものですけれど、中には出処が定かではない情報が含まれているのはご存知の通りです。不確かな情報は、不安が不安を呼ぶだけのもの。1人で抱えるのではなく、専門家に相談していただくのがベターかと思います。私が言うのもなんですけれど(笑)、当クリニックは敷居の高くないところです。お買い物のついででも結構です。何か心配事があったら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

岡本 静香 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:舞台鑑賞
  • 好きな作家:伊坂幸太郎、山崎豊子、皆川博子
  • 好きな映画:『ショーシャンクの空に』
  • 好きな言葉:「感謝」
  • 好きなアーティスト:Secret Garden
  • もう一度行ってみたい場所:ウイグル自治区、ペルー

グラフで見る『岡本 静香 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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江東区/南砂/南砂町駅

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