藤原 康昌 院長
YASUMASA FUJIWARA
豊富な知識と経験をいかして適切な治療を提案
地域に根ざした「ハートフル」なクリニック
順天堂大学医学部を卒業後、循環器内科を専門に母校の大学病院や関連病院で診療にあたる。36年間にわたって経験を重ね、「練馬高野台駅」そばに開業。
藤原 康昌 院長
ハートフルクリニック 高野台
練馬区/高野台/練馬高野台駅
- ●内科
- ●循環器内科
循環器内科の医師として、大学病院を中心に研鑽を積む
私の父は歯科医師でしたが、父の敬愛する兄である伯父は医師でした。そのため、私には医師になりたかったであろう父の期待がかけられていた、と言いますか。父の想いを叶えてあげたいというのが、医師を目指す最初のきっかけだったかもしれません。また一方で、精神的なものから体の不調を訴え続けた母を父が連れ、いろいろな病院を受診した経験も大きかったですね。名医といわれるドクターたちが「なぜ母の不調を治せないのか」と疑問に感じ、誰も治せないなら「自分が助けるしかないだろう」と、そんな風に考えて医学部進学を決めました。
医師として自分の専門分野を決めなければならなかった当時は、ちょうど心筋梗塞に対するカテーテル治療がスタートしたころでした。実は、最後まで心臓を診るか、脳を診るかで悩んでいたのですが、最終的には「カテーテルができなければ命を救えない」「カテーテルができるようになりたい」という使命感のようなものから循環器内科を選んだのです。その後は母校の医局に籍を置いて、大学病院や関連病院で経験を重ねていきました。
優しさあふれる「ハートフル」なクリニックを目指して
順天堂大学医学部を卒業後、36年にわたって最先端の医療に携わるなか、前職の順天堂大学医学部附属練馬病院では立ち上げから15年ほど診療しておりました。生涯一勤務医として定年を迎えるという選択肢もありましたけれど、これまで培ってきた知識や経験を地域医療に役立てたいという気持ちが大きくなり、『ハートフルクリニック高野台』を開設しました。
私が専門とする循環器内科は、心臓や血管の病気を診る診療科ですから、クリニック名には心臓をイメージさせる「ハート」を入れたいと思いました。ただし、心臓の病気だけでなく、心臓を中心にした患者さんの全身を拝見したいと思い、「ハートフル」クリニックとしました(笑)。地域の中の身近なクリニックであり、最先端医療への窓口として。患者さん一人ひとりにベストな治療をご提案できるよう、優しさあふれる「ハートフル」なクリニックを目指したいと思います。
地域医療に貢献するため、土曜日・日曜日も診療
大学病院での診療経験をふまえて60歳を機に開業し、私はこれから先、体の続く限り地域医療に貢献したいと思っています。そして、そのための取り組みの一つが土曜日・日曜日の診療です。例えば、心臓の機能を検査する方法として「ホルター心電図」がありますが、この検査は24時間の数値を測定するため、患者さんには2日連続で病院に足を運んでいただく必要があるんですね。大学病院で診療していたころは、お仕事をなさっている方にお休みを取っていただくなど、ご負担をおかけするケースも多くありました。その点、開業した今は、会社がお休みの週末に検査を受けていただけますので、病気の早期発見・早期治療に向けて少しでもお役に立てるのではないかと思っています。1つのクリニックの中で検査・診断・治療がトータルにおこなえることは、当院の強みと言えるでしょう。
一方で、訴えのある部分だけを診るのではなく、患者さんの全身を診て、見落としのない診察をすることも大事にしています。特に、ご高齢の患者さんの場合は、循環器の病気のほかにさまざまな不調を抱えていらっしゃるケースが多いです。せっかく医療機関を受診なさっているというのに、小さな異常が見過ごされ、残念な結果につながっては申し訳ありません。お一人お一人ときちんと向き合い、患者さんの立場に立って診察することを心がけたいと思っています。
豊富な経験とネットワークをいかし、一人ひとりに適した治療を
大学病院をはじめとした地域の中核病院は、手術など高度な医療を必要とする患者さんを担当する一方、術後の経過観察などには携わることができません。大学病院は地域のかかりつけ医から重症度の高い患者さんを受け入れ、術後の経過観察はかかりつけ医の先生にお願いするような流れになっているのです。私自身、36年にわたって大学病院で診療し、それぞれの立場をよく理解しておりますので、これからは両者の間を埋める橋渡し的な役割を担っていきたいと考えています。
地域の中で診療するようになってから、「脈が乱れる」「ドキドキする」など不整脈の症状をご相談いただくことが多いことに驚いています。こうした症状の中には、息苦しさの原因が心臓ではなく、喘息によるものといったケースもあるのですけれど。そうした場合も、順天堂大学医学部附属練馬病院へご紹介するなど、適切な道案内ができるでしょう。長く大学病院で診療してきたおかげで、顔の見える病診連携ができると言いますか、信頼できる後輩ドクターが各科におりますので(笑)。「どこに行ったらいい?」と迷われるような場合も、まず当院にご相談いただくことにより、何らかの解決策をご提案できると思います。
これから受診される患者さんへ
『ハートフルクリニック高野台』は、「練馬高野台駅」から徒歩1分の場所にあります。
私自身は心臓や血管の病気を診る循環器の専門医ですが、体に不調を感じられたら「何でもご相談ください」という気持ちでいます。クリニックに足を運び、診察室でお話をして、「大丈夫ですよ」とお伝えできれば、心も体も楽になっていただけるでしょう。また、「どこにかかったら良いかな?」と迷っていらっしゃるなら、遠回りせずに済むよう適切な道案内ができるでしょう。たとえ困っている全ての人を救うことは出来なくても、お困りのことが解決するよう、お手伝いをさせていただきたいと思います。
※上記記事は2020年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
藤原 康昌 院長 MEMO
総合内科専門医 /循環器専門医
- 出身地:東京都
- 趣味:ジョギング
- 好きな作家:浅田次郎、北方謙三
- 好きな映画:テルマエ・ロマエ
- 好きな言葉・座右の銘:足るを知る
- 好きな音楽:車の中ではラジオを流しています。カテーテル治療のBGMではクラシックをかけていました。
- 好きな場所:暖かいところ
グラフで見る『藤原 康昌 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
ハートフルクリニック 高野台
藤原 康昌 院長
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