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井田 裕太郎 院長

YUTARO IDA

患者さんとの対話を大切に。地域の皆様に寄り添うかかりつけ医を目指して

東邦大学卒業。同大学医療センター大森病院・耳鼻咽喉科に入局。大学ではめまい外来・補聴器外来を担当。2020年1月、曽祖父の代から縁ある土地に『蒲田いだ耳鼻咽喉科』を開院(JR・京急線「蒲田駅」より徒歩5分)。

井田 裕太郎 院長

井田 裕太郎 院長

蒲田いだ耳鼻咽喉科

大田区/蒲田/蒲田駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科
  • ●小児耳鼻咽喉科

長年地域医療に携わってきた父祖を受け継いで

井田 裕太郎 院長

曽祖父の代からの歯医者の家に育ちました。高校生の頃までは私も「歯医者になるもの」と思っていたのですが、医学部に進めばそこからさらに選択肢が広がるということに魅力を感じ、この道を目指すことにしたのです。
耳鼻咽喉科を選んだのは、大学に進み、実際に患者さんと接するようになってからでした。そもそも私は、話をするのが好きなのです。ああでもない、こうでもないと言いながら患者さんとコミュニケーションをとっていくこの科でのやり取りが性に合っている気がしたんですね。加えて、この科では感覚器系を扱います。聴こえもそうですし、味覚や嗅覚、さらにめまいもそう。耳鼻咽喉科でしかわからないものがあり、それに自分で診断をつけ、治療をし、その結果を患者さんと喜び合えるということに大きな魅力を感じたんですね。
2020年1月、『蒲田いだ耳鼻咽喉科』は曽祖父の代より歯科医院として地域医療に携わった地で開院の運びとなりました。幼少期から30年以上を過ごしたこの土地で開業することはかねてよりの念願であり、その思いがかなったことに大きな喜びを感じています。

独りよがりにならず、患者さん1人ひとりに合った医療を提供するために

井田 裕太郎 院長

お子さんからご高齢の方まで、地域の耳鼻咽喉科診療の窓口として、なんでも気軽にご相談いただける雰囲気づくりを大事にと考えています。
患者さんから見れば、私とて「医者」なんですよね(笑)。医者として意識するからこそでしょう、本当は話しておきたいことも伝えられない、ということが多いのではないかと思うのです。ですから、ここでは患者さんに「どうされたいですか?」とお伝えするようにしています。治療にはどのような方法があり、また薬はどういうものがお好みですかと。私1人の存在で治療は成り立つものではなく、患者さんに参加していただくことが治療としての完成度を高めることにつながります。来院された方が満足して治療に臨んでいただけるよう、信頼関係を築くことに重点をおいて診療をおこなってまいります。

めまい相談医(日本めまい平衡医学会認定相談医)として

井田 裕太郎 院長

めまいは、耳鼻咽喉科由来のものが大半を占めますが、残りの数割に脳の病気などが関係することがあります。大きな病院ですと、まずは総合内科が窓口となり、重篤な疾患がないかどうかを確認してから耳鼻咽喉科に回ってくることになります。患者さんとしては、命に関わる疾患がないかどうかをまず確認することが大切なことは言うまでもありません。私は大学でめまいの外来を担当しておりましたから、それが何に由来するのかを判断することには長けていると思っておりますし、クリニックの利点を生かし、早期に治療に移行できるよう努めてまいります。
病院勤務時代、「私はずっとこのままなんですか……」と泣きながら仰ってくる方が多々おられました。そうした際、お薬だけを処方して終わるのではなく、どういう要素が考えられるかということを懇切丁寧に説明することで、多少なりとも不安が解消することが少なくなかったのです。完治しないめまいがあることも確かです。しかし、どん底の状態から加点方式で考えていくと希望が見えてきます。めまいは精神的なことが関係することも多いですから、その人に寄り添い、少しでも気持ちを上向きにさせてあげることも大切になってきます。
ふらつき等も含めますと、ある程度のご年齢の方は1度はめまいを経験されたことがあると思われます。気になる症状がありましたら、どうぞ早めにご相談ください。

補聴器の相談も承っています

補聴器はめまいの診療をしていた流れから学んだ分野になります。めまいで悩まれる方は年齢層が比較的高いこともあって、聴こえの悪さを同時に訴えて来られる方が多かったのです。
補聴器はメガネと違い、つけてすぐにフィットするわけではありません。多くの場合、補聴器をつけると最初は耳にしたくない音も入ってきて、煩わしく感じてしまうもなのです。ですから、いかに慣れていくかということが大事になり、医師が介在し、状態に合わせて機器を調整していくことが求められます。この点に関して、補聴器の外来を担当してきた経験と知識を役立てていければと考えています。
聴こえが悪いことが、認知症の要因の1つとなることが明らかになってきています。脳への刺激が少なくなることがその要因となるのでしょう。補聴器は決して安価なものではありません。だからこそ、それだけの価値があるものとして、しっかり使えるようにして差し上げることが私の使命と考えています。

これから受診される患者さんへ

当クリニックではできるだけ待ち時間の負担が少なくなるよう、インターネットやお電話で受付番号を取得できる順番予約システムを採用しています。SNSを通じ、診療時間が近づいたことをお知らせすることも可能です。ご希望の方はぜひご活用ください。

私は蒲田駅西口の相生小学校の出身です。私を含め、蒲田の人はこの街が大好きなように思うんです。私の周りを見ても、卒業生の大半がこちらに残っていますからね。その大好きな街に医療を通して貢献したいというのが、私の長年の夢でもありました。機会に恵まれ、様々な勉強を積ませていただいたことにより、ようやくそのスタートラインに立てました。大好きな人々に貢献できるよう、今後も精進を続けてまいります。耳・鼻・のどで何かお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井田 裕太郎 院長 MEMO

耳鼻咽喉科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:テニス、スポーツ観戦、旅行
  • 好きな作家:池井戸潤
  • 好きな映画:『ロード・オブ・ザ・リング』
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽・アーティスト:J-POP/Mr.Children
  • 好きな場所・観光地:スペイン、軽井沢

グラフで見る『井田 裕太郎 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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