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植松 淳一 院長

JUNICHI UEMATSU

住みなれたご自宅で
あなたらしい人生の在り方を。

聖マリアンナ医科大学卒業。東京医科大学病院消化器内科に入局。『医)ARCWELL』、同『多摩川ライフクリニック』に勤務。2019年に『うえまつ在宅クリニック』を開院(小田急小田原線「和泉多摩川駅」南口より徒歩1分)。現在、東京医科大学地域医療指導准教授、東京医科大学病院消化器内視鏡学兼任助教。2020年、調布へ移転予定。

植松 淳一 院長

植松 淳一 院長

医療法人社団悠翠会 うえまつ在宅クリニック

狛江市/東和泉/和泉多摩川駅

  • ●訪問診療
  • ●内科
  • ●外科
  • ●消化器内科
  • ●整形外科
  • ●皮膚科
  • ●精神科
  • ●腫瘍内科

最期の時に彩りを加えることにやりがいを感じて

植松 淳一 院長

聖マリアンナ医科大学を卒業後、東京医科大学病院の消化器内科に入局しました。消化器内科を選んだのは、手に職をつけたかったからなのです。私は当時から開業を視野に入れていました。一生手に職を持って開業するとしたなら、内視鏡の技術はうってつけだと考え、加えて研修医時代にお世話になった先生方の影響もあり、この科を選んだのです。
その後、開業をする上で在宅医療は今後不可欠であろうと考え、民間のクリニックで在宅医療を学ぶことになりました。実際に在宅の世界に足を踏み入れたことで、当初思っていた以上にこの分野にやりがいを感じ、2019年8月に『うえまつ在宅クリニック』を開院する運びとなったのです。
当クリニックは、調布市、狛江市、三鷹市、府中市の一部をエリアとして診療をおこなっています。住みなれたご自宅で、患者さんそれぞれが望まれるその人らしい人生を送れるよう、少しでもお手伝いをさせていただけたらと思っています。

がん緩和医療に特徴のある在宅クリニックとして

植松 淳一 院長

一般に在宅医療では、認知症や慢性疾患等で通院が困難になった方が対象となりますが、当クリニックは、がんの在宅緩和ケアに力を入れる形となっています。これは、私が消化器内科医としてがん治療・緩和ケアを中心に診てきたということも関係していますし、この地域にがんの終末期をメインに診療されているクリニックが少なかったことから、自然と病院等からの依頼が多くなってきたという経緯があります。
国の調査では6割以上の方が望んでいるにもかかわらず、がん患者さんがご自宅でその最期の時を迎えられるケースは、全体で1割に満たないと言われます。様々な理由があるにせよ、それを叶えられる医療機関が少ないというのが最も大きな理由でしょう。皆さんの希望を汲み取り、しっかりと最後まで診られるよう、これまでの経験を生かしつつ注力していきたいと考えています。

がん専門医と精神科、皮膚科がチーム医療で対応

植松 淳一 院長

クリニックでは主に内科・緩和ケアを担当する医師数名以外に、精神科、皮膚科のドクターが在籍しています。寝たきりに近い状態になりますと皮膚疾患を抱えるケースも多くなり、より適切な対応をとるために皮膚科専門のドクターの存在が重要になります。また終末期になると精神的なケアが必要になることもありますし、がんによるせん妄のコントロールが必要になってくることもありますから、経験ある精神科の医師の存在がキーとなってくるのです。
病院の緩和ケア病棟では、それぞれ専門性の異なるドクターが緩和ケアチームを組むことが常になっています。在宅医療でもその体制を実現することで、より細かなニーズに対応できると考えたのです。

住みなれたご自宅であなたらしい愛のある人生を送っていただくために

病院で最期を迎えるのと、ご自宅でその時を迎えることの大きな違いは、自由度ということになるでしょう。病院は“治療をおこなう”場所であり、食事などの療養生活で制限がかかることも多くなってきます。しかし、残された時間がわずかしかないのであれば、可能な限り自由に過ごしてもらいたいというのが在宅に関わるドクターの想いであり、またそれは多くの患者さんにとって共通の願いだと思うのです。
私たちがおこなっていることは、厳密には治療ではないと考えます。対象としているのは病気だけではなく、その人の人生そのものなのです。消化器内科医時代、その対象は病気だけでした。もちろん、がんの早期発見や治療は意義のあることですが、私に限ってみれば、その視野は病気だけに注がれていたと言ってもいいでしょう。在宅医療において、画一的な治療は求められません。その方の希望と生活状態に応じ、必要な治療はそれぞれに異なりますから、臨機応変に対応していくことが重要です。在宅医となり、その方の生活面にまで目を向けるようになったことで、随分と医者としての幅が広がってきたように感じています。

これから受診される患者さんへ

在宅医療の周知がまだまだ進んでいないことは確かでしょう。いまや病院とできることにほぼ差異はありませんから、選択肢として「在宅がある」ということを、もっと多くの方に認識していただけるよう、私たちも取り組んでまいります。

ご自身がどのような人生を送りたいのか。遠慮なさらず、思っていることをお伝えください。その思いをくんでプランを作っていくことで、ご自宅での時間はより充実したものにすることが可能になります。住みなれたご自宅で、あなたらしい愛ある人生を送っていただくために。私たちにできることでこの地域にお住まいのすべての方に貢献していきたいと思っています。

※上記記事は2020年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

植松 淳一 院長 MEMO

消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:筋トレ
  • 好きな映画:アクション
  • 座右の銘:「日々ご縁に感謝」
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな場所:海

グラフで見る『植松 淳一 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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