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日下部 浩 院長

HIROSHI KUSAKABE

内反足に対するPonseti法をはじめ充実の医療を提供
「きちんと診る」をモットーに診療にあたる

慶應義塾大学医学部を卒業後、整形外科を専門に研鑽を積む。大学病院や関連病院で経験を重ねるほか、度々アメリカを訪れ内反足に対するPonseti法について知識と技術を高める。2018年10月、「仙川駅」そばに開業。

日下部 浩 院長

日下部 浩 院長

仙川整形外科

調布市/仙川町/仙川駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

高校時代の出来事をきっかけに、医師を志すように

日下部 浩 院長

私は慶応義塾大学の付属校に通っていたのですが、高校2年か3年の終わり頃、医学部に進学した水泳部の先輩が勧誘に来たことがあったんです。これが進学する学部を考えるきっかけになり、その結果医療の道に進むことになったわけですが、自分の技術をいかして仕事ができるということもあり、医師になって本当によかったと思います。
大学卒業を控え、自分の専門分野を決めるときは本当に悩みました。外科系に進むことは決めてはいたものの、眼科や脳神経外科、産婦人科、整形外科、リハビリテーション科などに心が揺れ、希望を出す締め切りの日まで迷っていましたね(笑)。最終的には、体のさまざまな症状を診られることにやりがいを感じて整形外科医になり、母校の医局に籍を置きながら、関連病院などで経験を重ねていきました。

未来ある子どもたちを救うため、アメリカで「Ponseti法」を学ぶ

日下部 浩 院長

私にとって1つの転機になったのは、整形外科医になって5年ほど経ったころ。国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)で診療にあたるなか、深刻な病気を抱える子どもたちに出会ったことでした。未来ある子どもたちを救いたい一心でアメリカに渡り、アイオワ大学にて内反足に対するPonseti法について学びました。
「内反足」は文字通り足が内側に曲がってしまう病気で、以前は大掛かりな手術が必要とされていました。患者さんご自身に負担をおかけする手術である反面、術後の状態が劇的に改善するのかと言えば、必ずしもそうではないケースもあったんですね。こうした状況のなか2005年にアイオワ大学のMorcuende先生から、Ponseti法の研修を受けて、これを始めたところ、内反足の手術件数をゼロにすることができました。それ以降、現在に至るまで度々アイオワ大学を訪れて最新の知識や技術を吸収するようにしており、「Ponseti doctor」として認定を受けるまでになりました。

充実の設備を備えて、質の高い医療を提供する

日下部 浩 院長

内反足に対するPonseti法を究める一方、整形外科でご相談いただくことの多い膝や股関節の痛みについては、人工関節置換術に代わる治療として注目される再生医療(PRP法・SVF法)にも携わり、スキルを磨きました。以前は大掛かりな手術が必要だった内反足にも、人工関節置換術が検討される膝や股関節の痛みにも、手術以外の治療法をご提案することができる。さらに、リハビリテーションを含めて患者さんのQOL(生活の質)の向上をトータルにサポートできることが、当院の強みと言えるでしょう。
大学を退いた後、都内にある整形外科医院の院長を経て、『仙川整形外科』を開設したのは2018年でした。開業にあたっては、精度の高いデータが得られるようにレントゲン室に3メートル以上のスペースを確保したり、運動機能の維持・回復を目指すリハビリ室をご用意したり、私が思い描く医療を実践できるよう理想的な環境を整えたつもりです。おかげさまで患者さんは都内をはじめ、関東各地や東海地方の方なども足を運んでくださっています。

患者さんの痛みに寄り添い、一人ひとりにきちんと向き合う

来院される患者さんは、赤ちゃんからご高齢の方まで幅広い年齢層になり、ご相談いただく症状もさまざまです。特に、痛みの感じ方や痛みの原因はそれぞれ異なりますので、サッと診て、サッとお帰りいただくというわけにはいきません。再診の患者さんであれば2~3分で終わることもありますけれど、初診の患者さんや赤ちゃんの場合はじっくり時間をかけて診察する必要があるのです。
一人ひとりの患者さんときちんと向き合うあまり、ほかの患者さんを長くお待たせする場面もあるでしょう。しかしながら、関節の痛みがあるならきちんと可動域を確認するなどして、痛みの原因を特定しなければなりません。そのため、1日に診られる患者さんにはどうしても限りがありますけれど、効率ばかり追い求めるのではなく「きちんと診る」ことをモットーに診療したいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『仙川整形外科』は、「仙川駅」から徒歩3分の場所にあります。
整形外科領域の症状を診療するのはもちろん、内反足に対するPonseti法、PRP法・SVF法といった再生医療にも対応できることが当院の特長です。運動器のリハビリテーションを含めて、皆さまの健康維持・向上のお手伝いをさせていただきます。何かお困りのこと、気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

日下部 浩 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:音楽(ベースを演奏)
  • 好きな本・作家:論語新釈
  • 好きな映画:ニュー・シネマ・パラダイス
  • 好きな言葉・座右の銘:独立自尊
  • 好きな音楽:ロック、といっても色々、ボブ・マーリー、セックス・ピストルズ、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、シャカタク、etc.
  • 好きな場所・観光地:サグラダ・ファミリア

グラフで見る『日下部 浩 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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