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阪口 真之 院長

SHINJI SAKAGUCHI

患者さん一人一人に向き合い、寄り添いながら
その人らしい人生をサポートしていく

東京慈恵会医科大学を卒業後、呼吸器内科を専門に研鑽を積む。母校の大学病院や東京逓信病院、東邦大学医療センター大森病院などで経験を重ね、台東区の永寿総合病院に7年間勤務。2018年、「田原町駅」そばに開業。

阪口 真之 院長

阪口 真之 院長

あさくさ田原町内科クリニック

台東区/寿/田原町駅

  • ●内科
  • ●呼吸器内科
  • ●アレルギー科

呼吸器内科を中心に研鑽を積み、愛着のある地元に開業

阪口 真之 院長

私が医師になったのは、「親戚一同の熱い想い」によるところが大きかったでしょうか。「阪口の家に1人でも医者を」という話になったとき、私に白羽の矢が立ったわけなんです。私が生まれるとき、頭が大きいために母の産道に引っかかったと聞かされていましたから、大きな頭の中に脳みそが一杯つまってると思われたようです(笑)。周りから「真之は大きくなったらおじちゃんを治してや~」などと言われるうちにその気になって、幼稚園の卒園文集にも「お医者さんになる」と書いていたほどです。
幼少期の想いをそのままに成長していくわけですが、当時流行っていたトレンディドラマに憧れて、サラリーマンになろうと考えた時期もありました(笑)。それでも、私自身が喘息に苦しんだ経験があり、私を医学部に進学させようと独立までしてくれた父の想いに応えるためにも、医師になろうと思ったのです。東京慈恵会医科大学を卒業後、都内の専門病院や静岡県内の市民病院などで経験を重ね、開業前は同じ台東区にある永寿総合病院で7年半にわたって診療を続けてきました。そうした経験をふまえ、30年以上住み親しんだ愛着のある地域への恩返しの意味を込めて、『あさくさ田原町内科クリニック』を開設いたしました。

患者さん一人一人に「寄り添う医療」を

阪口 真之 院長

『あさくさ田原町内科クリニック』では、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症、喘息や肺気腫といった呼吸器系の疾患を中心に内科全般を幅広く診療し、各種健康診断や予防接種などを通して、地域に暮らすみなさまの健康をサポートしていきたいと考えています。私の専門は呼吸器内科ということになりますが、何か不調を感じられたら「まずはご相談ください」という気持ちでいます。たとえば、足腰の痛み、手足のしびれなど私の専門外の症状をご相談いただいたときも、その方が最適な治療を受けられるように道筋をつけるよう努力いたします。患者さん一人一人に寄り添うような医療をおこなうこと、それはこのクリニックを開設した1つの理由でもありました。
医師として自分の専門分野を決めるとき、はじめは1人の先輩に憧れて、子どもの病気は全て診ないといけない総合力が必要とされる小児科に魅力を感じていました。その後、やはりテレビドラマに影響を受けて(笑)、外科や救急医療に携わりたいと考えた時期もあったんですね。そんな私の転機になったのは、研修医時代に末期のがん患者さんを担当したことでした。研修医だった私の主な役割は、上級医の指示を実行し患者さんとご家族に治療内容などをわかりやすくご説明することでした。1週間ちょっとでその患者さんは亡くなられたのですが、「最期は家族みんなで穏やかに過ごせました。ありがとうございます。」と、ご家族から感謝の言葉をいただくことができたんですね。それまでの私は、病気を「治す」ことに重きを置いていたのですが、患者さんに「寄り添う」「看取る」医療にも魅力を感じるようになりました。そしてこの時から、すべての患者さんが「その人らしく」過ごせるように、自分にしかできない医療を実践していこうと考えるようになったのです。❝病気を診ずして、病人を診よ❞という母校の教えにもあるように自分にとってはそこに病んでいる人がいれば科はどこでもよかったんですよね。でも今となっては呼吸器科が天職だったと思っています。

すべての患者さんが、「その人らしく」過ごせるように

阪口 真之 院長

来院される患者さんは近隣にお住まいの方が中心で、「阪口さんの息子さんが開業した」と言ってご紹介くださったり、患者さん同士の口コミで受診してくださるケースが多いでしょうか。窓に大きく「長引く咳」「喘息」と掲示してあるのをご覧になって、待っていましたとばかりに足を運んでくださった方もいらっしゃいました。こうして当院を頼りにしてくださるみなさまのご期待に応えられるよう、私としても精一杯力を尽くしたいと考えています。
私の専門が呼吸器ということで、当院には肺活量や呼気中の一酸化窒素濃度をチェックする機器はもちろん、動脈硬化の度合いを測定する検査機器なども備えています。また、睡眠時無呼吸症候群の診断・治療、禁煙外来などもおこなっていますが、70歳、80歳という人生の先輩方に、今から禁煙をおすすめするのは正直難しいでしょう。それならば、定期的に顔を見せていただいて、がんなどの大きな病気を少しでも早く見つけてあげたい。その人らしい人生を過ごしていただくことを第一に考えて、健康寿命を少しでも長くできるようにお手伝いしたいと思います。

地域の人々が気軽に集えるクリニックをめざして

出生地の奈良県で10歳まで過ごし、千葉県の小学校を卒業した後、私たち家族はずっと、ここ台東区に住まいを構えていました。家族全員が地域に根差して生活する一方、私は、都内でも他のエリアで診療することが多かったんですね。内科医としてもようやく一人前と思われるようになり、私としても何らかの形で地域に貢献することができたらと考え、また、永寿総合病院で担当していた患者さんも大事にしていきたいという想いから、田原町での開業となりました。
私自身、まだまだ発展途上ではありますけれど、さらに研鑽を積みながら、地域のみなさまと一緒に成長していけたらと思っています。クリニック奥に広がるカフェのような待合室、壁沿いに並んだベンチタイプの待合室と、こじんまりとしたクリニックながらも患者さんにお座りいただけるスペースはたくさんあります。ですから、お散歩中にでも気軽にお立ち寄りいただいて、いつの間にかご近所さん同士で井戸端会議が始まる…、というのが今の理想ですね(笑)。

これから受診される患者さんへ

『あさくさ田原町内科クリニック』は「田原町駅」から徒歩30秒、浅草通り沿いに建つビル2階で診療しています。
診察の際には難しい専門用語などは使わずに、わかりやすい言葉でお話をします。患者さんの不安な表情を見逃さず、丁寧にご説明することで、みなさんに安心してお帰りいただきたいと思っています。幸い当院には、患者さんのお気持ちにしっかり寄り添うことのできる、優しいスタッフが揃っておりますので(笑)(←(笑)はスタッフに省いてくださいと言われました!)、ここに来るだけで元気になっていただけるような、そんな診療をご提供できるかと思います。

※上記記事は2018年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

阪口 真之 院長 MEMO

  • 出身地:奈良県
  • 趣味:映画鑑賞、お笑い舞台鑑賞
  • 好きな本:キングダム、ナミヤ雑貨店の奇蹟など東野圭吾作品
  • 好きな映画:ニュー・シネマ・パラダイス、猟奇的な彼女、ノッティングヒルの恋人
  • 好きな言葉・座右の銘:一日一笑
  • 好きなアーティスト、タレント:Mr. Children、TEAM NACS、ムロツヨシ
  • 好きな場所:映画館、高速のS.A

グラフで見る『阪口 真之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION