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藤塚 光幸 院長

MITSUYUKI FUJITSUKA

「予防は最大の治療」。これまでの経験と最新の機器を駆使し、地域の方々の健康に貢献

杏林大学医学部卒業。同大学医学部脳神経外科教室医局長、稲城市立病院脳神経外科部長、久我山病院脳神経外科科長を歴任。2017年に『勝どき脳神経外科』を開院(都営大江戸線「勝ちどき駅」より徒歩1分)。現在にいたる。

藤塚 光幸 院長

藤塚 光幸 院長

勝どき脳神経外科

中央区/勝どき/勝どき駅

  • ●脳神経外科

深刻な事態を防ぐために、私が出来ることは……

藤塚 光幸 院長

父が医師で、母が看護師だったことが、この道に進む大きなきっかけになったのは間違いないかと思います。それに加えて後押ししてくれる存在になったのが、あのブラックジャックです。小学生の頃はずいぶん熱心に読んでいたものでした。外科医になったのも、父の影響に加えて、ブラックジャックの影響が大きかったように思います。いたって単純な動機で、ここで披露するお話ではないのかもしれませんが(笑)。
その外科の中で脳神経外科を選んだのは、1つに救急の現場に身を置きたかったということがありました。脳外科や心臓外科は、一刻を争う命の瀬戸際に携わる科です。その世界に憧れを抱いたということなんですね。

このたびの開業に至ったのには、長らく病院で患者さんを診てきて抱くようになった思いが根底にありました。脳神経疾患は、病気になってからですと、時に深刻な後遺症を引きずってしまうという現実があります。それを未然に防ぐには、予防以上に大事なことはないと考えるようになったのです。その予防の観点から言いますと、日々の生活指導や高血圧・糖尿病・高脂血症の管理や治療といったものが大切になります。それが可能なのは、本当に患者さんの近くで向き合える、クリニック以外にないと考えたのです。

脳神経疾患の早期発見と予防に全力で

藤塚 光幸 院長

来院される方で多いのは、頭部の怪我、そして、頭痛やめまいを訴える方々です。頭痛やめまいのある方は、まず、「脳にもしかしたら…」ということを心配されますからね。
頭痛やめまいは脳神経疾患に結びつきやすいと思いますが、中には風邪のような症状から起こるものもあります。一例としては、髄膜炎という病気があげられます。この病気は、脳を包んでいるくも膜や硬膜、髄膜に炎症が起こるものですが、その初期症状は、軽い頭痛や吐き気、発熱や倦怠感など、軽い風邪の症状と似たものが多いのです。
実際に病院で重症な髄膜炎の患者さんを拝見していても、その始まりはごくごく軽い風邪のような症状だったということが大半です。それを考えますと、その初期の段階で見きわめ、早めに治療をすることが大切になります。脳神経疾患の早期発見と予防。その役割を、ここで担っていけたらと考えています。

最新の医療機器を備え、地域の方々の健康管理に貢献

藤塚 光幸 院長

まず診察をおこなった上で、CTやレントゲン、MRI検査等を必要に応じておこない、病気の有無を判断することになってきます。検査は診察の補助的な位置づけにありますが、これがないことには判断しえないこともあります。たとえば、頭部に怪我をされて、診察では何も異常も見られなくても、検査してみると、もともと持っていた病気がわかったり、外傷性のくも膜下出血が判明するということがあります。医師の診察が主であることに変わりありませんが、これだけ医療機器が発達している中で、これを用いないという手はないと思っています。
当院ではそれほどお待ちいただくことなくMRIをはじめとした検査が可能です。これは、クリニックならではの利点と言えるでしょう。また、当院には男性と女性の技士が常駐していますので、男女問わず、敷居を低く感じていただけたらうれしいですね。

患者さんに治療へのモチベーションを維持していただく工夫

脳の病気は、加齢に加え、高血圧や高コレステロール、糖尿病といった生活習慣病が大きく影響します。加齢とは違い、生活習慣病はコントロールが可能なものですから、そこに注力することで予防は充分におこなえると考えています。
生活習慣病をコントロールしていくには、患者さんの側の努力が不可決で、そのモチベーションを維持していただくことが大切です。当院では、動脈硬化の度合いを測る検査をおこなっています。実年齢が50歳の方でも、血管年齢が70歳と判定が出ることもあるのですが、ご本人が努力されることで、それが60になり、50になるといったことは充分に可能です。血液検査も同様ですが、ご自身が頑張った成果を目に見える形でご呈示することで、モチベーションの維持に一役買えるのではないかと思っています。

これから受診される患者さんへ

「攻撃は最大の防御」という言葉がありますが、脳神経疾患に関しては、防御(予防)こそが最大の攻撃(治療)となります。残念ながら、今の医学であっても、1度脳に不可逆的なダメージが加わると、それをリカバーすることは難しいというのが現実です。だからこそ、予防を心掛けていただきたいですし、頭に何かしらの不調を抱えておられるのでしたら、積極的にドックを受けることをお薦めします。
脳疾患の患者さんは全身合併症を併発することが多く、常に全身疾患に目を向けて診療をしてきました。脳外科と聞くと、身構えてしまう方もいらっしゃるとは思いますが、頭を含めた身体すべてを診るお医者さんというつもりで、軽い症状であっても、気軽にご相談していただければと思います。清潔で快適性を追求したクリニックで、皆様をお待ちしています。

※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

藤塚 光幸 院長 MEMO

脳神経外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:スポーツ全般
  • 好きな本・作家:松本清張など
  • 好きな映画:SF
  • 座右の銘・好きな言葉:自然体、人に優しく
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:クラシック、J-POP
  • 好きな場所・好きな観光地:マリンリゾート、スキーリゾート、コンサートホール

グラフで見る『藤塚 光幸 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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