竹下 由紀子 院長
YUKIKO TAKESHITA
土曜診療、日曜には検診や予防接種も
患者さん目線を大切にした小児科クリニック
埼玉医科大学卒業後、同大学小児科入局。東邦大学大橋病院、山王病院、川崎幸クリニックで小児科医として勤務、臨床経験を積む。2014年(H26)、ゆきこどもクリニックを開院(東急大井町線「荏原町駅」すぐ)。
竹下 由紀子 院長
ゆきこどもクリニック
品川区/中延/荏原町駅
- ●内科
- ●アレルギー科
- ●小児科
父の様に人と関われる医師を目指して
私の家は父が外科医として開業していました。自宅が病院だったこともあり、父の診療風景をいつも目にしていました。患者さんに慕われる父の姿を見て、自分も人と関われる職業に就きたいと考えるようになりました。医師を目指したのはやはり父の影響が大きいですね。
埼玉医科大学卒業後、大学の小児科に入局しました。臨床経験を積んだ後、東邦大学大橋病院で10年ほど先天代謝異常やアレルギー、神経の勉強などさまざまな事を学びました。その後、ご縁があり青山の山王病院、川崎の幸クリニックで小児科医として勤務。2014年、これまでの経験を生かした医療を提供したいと考え、品川区にゆきこどもクリニックを開院いたしました(東急大井町線「荏原町駅」すぐ)。
母親の目線での造り上げたクリニック
開院を考えたのは、自分が母として子育てをしていた時に経験したことが大きな影響をもっています。予防接種やちょっとしたことで受診したいと考えた時に、土曜の午後や日曜などにクリニックが開いていなくて受診できないことが多かったのです。
日曜に予防注射をしている所があったらいいなと考えたのが始まりで、土曜の午後も診療すれば患者さんが助かるかな…予防接種の時間の融通をきかせてあげたい…、こんなクリニックがあったら…というイメージが膨らんでいきました。医師会の先輩の先生に相談したら、やってみれば、と背中を押してくださいました。ほかにも父の知り合いの方やご紹介いただいた方など、多くの方にご協力いただいたお陰で開院できたと思っています。クリニックは土曜も診療、日曜の午前中には検診や予防接種の患者さんを診察しています。
クリニックのあるこの建物もたまたま知人とのご縁でご紹介いただき、建設当初から関わることができました。院内は奥が検診や予防接種の方の待合いスペース、手前が一般診療の方の待合い室になっています。奥のお部屋はもともと処置室として作ったので、奥にはベッドがあり、具合の悪い患者さんにはカーテンを閉めて横になってもらうことも可能です。また、患者さんは自転車や徒歩、電車などでいらっしゃる近隣の方がほとんどです。お子さんを自転車で連れてくる方も多いのでクリニック前には自転車をとめるスペースも設けています。院内の内装やレイアウト、予約システムなどは私が育児をしていた時のこうだったらいいなと思っていた願望を取り入れています。ママさん達の気持ちが少なからず実現できる院内にできればと考えました。
小児科一般から予防接種、アレルギー診療まで幅広く対応
当クリニックの診療科目は小児科のほか専門のアレルギー科、小児科の予防注射・検診、あとは内科の診療もおこなっています。お子さんの風邪がうつってしまったというご家族の方も、一緒に診察と服薬をおこなっています。
診療は、予約を優先に診療をしています。事前に時間制でネットでの予約が可能ですので、それほどお待ちいただことなく診療をうけることが可能です。具合が悪い患者さんがいらっしゃる場合は順番が前後することもあります。
当院が目指しているのは、地域に密着した「お子さまのかかりつけ医」であること。風邪やお腹の痛みなど、体の不調がある場合に速やかに適切な診療を行うこと。何か気になる事があれば受診いただいて、必要があれば専門医や近隣の総合病院、大学病院へと橋渡しすることが役割だと考えています。そのために必要になるのは、病気の早期診断。風邪や細菌感染症の早期診断が可能なように血液検査装置を、心臓疾患を診断できるように心電図など、初期診療に欠かせない検査装置を完備。ぜんそくの発作に対応できるようにたんの吸引機やネプライザーも設置しています。また、更に水ぼうそうなど隔離して診察することが必要な患者さんのためのお部屋を用意しています。
また、私の専門は先天代謝異常やアレルギーですので、将来的には、アレルギーを専門に診療する時間が持てればいいな…と考えています。
患者さん目線の細やかな予防接種対応
お子さんの病気予防に欠かせないのが予防接種。一般のクリニックでは予防接種と一般診療を時間で分ける「時間隔離」をするところもありますが、当院では「場所隔離」と「診療日による隔離」をおこなっているのが大きな特徴です。院内には予防接種や検診の方向けの待合い室を設けて、どの時間帯でも予防接種をおこなえる仕組みにしています。そして、日曜の午前中は予防注射と乳幼児検診の日。感染症などを特に気にされる方やお仕事などの都合で平日の接種が難しい方は日曜の受診が良いでしょう。
予防接種が以前は任意だったものが定期接種に変わったほか、品川区では任意接種のロタ胃腸炎のワクチンに助成金がでるなど、仕組みが少しずつ変わってきています。当クリニックでは勉強会などをおこない、スタッフもこうした知識を身につけています。接種を受けるスケジュールなど予防接種で分からないことがあれば、スタッフにお聞きいただいても対応できます。予防注射で予防できる病気は予防した方がいいというのが今の医療の基本的な考え方です。私どもは接種の副作用も含めて予防接種の説明をしっかりとした上で接種をおこなうことを大切にしています。
これから受診される患者さんへ
当クリニックが大切にしていることは「できるだけご家族の気持ちに寄りそう診療」です。患者さんの中には「こんなことで診療を受けて良かったんでしょうか」「大したことがなくて申し訳ない」と考える方がいらっしゃいます。「大したことないですよ」という何気ない一言を気にされる方も少なくありません。医療に携わる側としては、「大事に至らなくてよかった」「早い内に来てよかったですね」という思いなのですが、申し訳ないと感じてしまうようです。また、なかには受診することに慎重になるあまり、症状が重くなってからみえる方もいらっしゃいます。心配になることがあったら必ず受診を、早めに受診することが一番大事、ということをお伝えしたいですね。例えば、赤ちゃんのちょっとした湿疹や、咳をしているなど心配になること、お家で判断に迷うことが少しでもあるようであれば受診して欲しいと思います。
当クリニックのスタッフは全員子育て経験があるママ。患者さんの気持ちに寄りそえるスタッフが揃っています。子育てでちょっと困ったことがあれば、気軽に声をかけてください。又、これからも東京オリンピックを控え英語対応が出来るようにスタッフ一同英会話にも取り組んでいます。
※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
竹下 由紀子 院長 MEMO
- 出身地:福島県
- 趣味:読書、ウインタースポーツ、スポーツ観戦
- 好きな本:三島由紀夫「金閣寺」
- 好きな映画:グレイテスト・ショーマン
- 好きな言葉・座右の銘:自然体
- 好きな音楽:映画音楽
- 好きな場所:洗足池
グラフで見る『竹下 由紀子 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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