小林 俊一 理事長
SHUNICHI KOBAYASHI
「健康や病気について学べるクリニック」を広げ、地域のみなさまがいつまでも健康でいられるように
札幌医科大学医学部卒業。日本鋼管病院で初期研修後、東大宮総合病院にて消化器内科医として勤務。その後、西村記念病院勤務、行徳アフター5クリニック院長を経て、2012年に『仁愛堂クリニック』を、続いて2015年に『菊川内科皮膚科クリニック』を開院(都営新宿線「菊川駅」A2出口から徒歩2分)。
小林 俊一 理事長
菊川内科皮膚科クリニック
墨田区/菊川/菊川駅
- ●内科
- ●消化器内科
- ●胃腸内科
- ●内視鏡内科
- ●皮膚科
- ●小児皮膚科
- ●美容皮膚科
- ●糖尿病内科
- ●呼吸器内科
- ●アレルギー科
- ●健診・検診
より多くの方の健康に寄与していきたい
私が小学生の頃、発展途上国等で医療が発達していない地域の特集がテレビでよく放映されていました。日本でなら治るものも海外では医療資源がなく、亡くなってしまう方が多いということ、その人たちを助けるべく、どの地域であっても、どんな病気であっても対応していく国境なき医師団という存在があることを知りました。彼らの存在に憧れて、医師を志し、晴れて医学生となった私は、「どんな病気にも対応していきたい」という思いから、一つの病気だけでなく体全体を診る診療「全人的医療」を極めたいと考え、大学卒業後、スーパーローテートと呼ばれるようになった研修生制度のもとで総合診療を学びました。その流れの中でスペシャリティとして消化器内科を専攻し、内視鏡業務等に従事してきたのです。
2012年に『仁愛堂クリニック』を開設し、そして2015年にこの地に『菊川内科皮膚科クリニック』を開設いたしました。今後も一層、地域の方々の健康に貢献していきたいと思っています。
幅広い診療体制で、地域の多様なニーズに応える
当院では、二診体制をとり、内科と皮膚科の両面から地域のみなさまの健康を支えています。
内科では、一般内科をはじめ、消化器内科、内視鏡科、呼吸器内科、そして糖尿病内科を掲げています。糖尿病に関しては、インスリン導入にも対応しており、最近ではGLP-1受容体作動薬などの新しい治療法も積極的に取り入れています。体重コントロールなどにもつながることから、こうした治療を希望される方も増えています。
一方の皮膚科では、一般的な保険診療、小児皮膚科、美容皮膚科に対応しており、赤ちゃんやお子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の方を拝見しています。皮膚科では爪や頭皮まで含めた全身の皮膚疾患を対象にしており、湿疹やニキビ、アトピー性皮膚炎、やけどやいぼなどの良くある疾患はもちろん、保険診療では改善が難しいシミなどのトラブルにも対応しています。
自費診療とはなりますが、Qスイッチレーザーや炭酸ガスレーザーを導入しており、しみやほくろの治療などを希望される方にもお応えできるようにしています。また、なかなか改善しにくいアトピー性皮膚炎や乾癬などに対して有効な、エキシマという紫外線機器を導入し、治療の選択肢を広げています。
こうした診療体制によって、日常的な体調管理から生活習慣病、消化器疾患や、皮膚トラブルまで、さまざまな症状を一つのクリニックでカバーできるよう心がけています。地域の「かかりつけ医」として、患者さんに安心して足を運んでいただける場でありたいと考えています。
健康や病気について学べるクリニック――健康教育を軸にした予防医療
日本の医療は保険診療が中心のため、症状がなければ受診できない仕組みになっています。けれども、病気というのは、症状が出た時点である程度進行していることがあることも確かです。そうした現状を踏まえ、患者さんの健康意識を高め、早期発見・早期治療につなげることが、かかりつけ医の重要な使命と感じています。行政によるがん検診や特定健診もありますが、受診率はまだ決して高いとは言えません。だからこそ、私たちかかりつけ医が日々の診療の中で、患者さん一人ひとりに健康に関する知識や情報を伝えていくことが必要です。
この考えをもとに、当院では「健康や病気について学べるクリニック」として、医師だけでなく受付や看護師など、スタッフ全員が患者さんに健康や病気に関する啓発を行っていくことを大切にしております。単に病気を診るのではなく、健康の維持・増進に関する情報を共有し、患者さん自身の健康意識を育てていくこと。総合診療に予防医学を掛け合わせた、この新しい形の全人的医療を日々実践しています。そして、この理念に賛同していただける医療機関と共に「健康や病気について学べるクリニック」を全国的に広げていきたいと考えております。
さまざまな工夫が生む、苦痛のない精度の高い内視鏡検査
内視鏡検査においては、患者さんが気軽に検査を受けられるように、「できるだけ苦痛を少なく」をモットーとしています。胃の検査では、鼻から挿入する経鼻内視鏡を採用し、ご希望に応じて鎮静剤を使用することで、不快感や不安を軽減しています。また、大腸検査では患者さんの負担を考慮してタイプの異なる下剤を複数用意。体質や好みに合わせて選べるようにしています。
機器面においても、しなやかさとやわらかさを備えた最新のスコープや炭酸ガス送気システムを導入し、検査中の苦痛や検査後のおなかの張りが軽減できるよう配慮しています。さらにAI内視鏡を活用し、医師の目視とAIによる解析のダブルチェックで、見落としの少ない精度の高い検査を実現しています。
内視鏡検査の目的は、がんの「早期発見」にあります。症状が出てからではなく、定期的に検査を受けていただくことで、内視鏡で治療可能な段階で病変を見つけ、完治につなげることが可能になります。
これから受診される患者さんへ
「健康や病気について学べるクリニック」では、総合診療はもちろん、月ごとにテーマを設け、主病以外にも患者さんが知っておいた方が良い様々な疾患啓発や、検査やワクチンなどの案内を行っております。近隣医療機関とも連携し、診療科の垣根を越えて知識を広めることを意識しています。
そして私たちは、患者さんが学んだ健康知識を「家族にも伝えてほしい」という思いがあります。通院されている方がご家族と健康知識を共有することで、地域全体の健康づくりにつながっていく——そんな連鎖を生み出していきたいのです。
「私と家族のかかりつけ医」、そう思ってもらえる様に、患者さんやご家族も、気軽に相談できて、安心して通えるクリニックづくりに、これからも努めてまいります。
※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
小林 俊一 理事長 MEMO
総合内科専門医 /消化器内視鏡専門医
- 出身地:北海道
- 出身大学:札幌医科大学
- 趣味:読書
- 好きなこと:旅行
- 好きな観光地:京都、北海道
- 座右の銘:「今を生きろ」「なぜベストを尽くさないのか」
小林 俊一 理事長から聞いた
『過敏性腸症候群』
過敏性腸症候群(IBS)について
主な症状は、腹痛、腹部の張り、下痢や便秘、またはその両方が交互に起こるタイプもあります。便通があってもすっきりしない、通勤や外出時に不安を感じるなど、生活の質を下げてしまうことも少なくありません。
検査では、まず血液検査や便検査、腹部エコー検査、必要に応じて内視鏡検査を行い、炎症性腸疾患やがんなどの器質的な病気を除外します。そのうえで、症状の経過やストレスの関与を確認し、過敏性腸症候群と診断します。
治療は、症状のタイプに応じた整腸剤や腸の動きを調整する薬のほか、ストレスを軽減する薬や漢方薬を併用することもあります。症状を和らげるには、薬だけでなく生活習慣の見直しも欠かせません。特に、規則正しい食事と睡眠を心がけ、刺激物・アルコール・脂っこい食事を控えることが大切です。また、ストレス発散やリラックスできる時間を持つことも、再発予防につながります。
過敏性腸症候群は「体の異常」だけでなく、「心と腸のバランスの乱れ」から生じる病気です。焦らず、自分のペースで整えていくことが重要です。
『菊川内科皮膚科クリニック』では、薬の治療だけでなく、生活指導や管理栄養士による食事指導、心身のケアを含めた全人的な治療を行っています。お腹の不調でお悩みの方は、どうぞ安心してご相談ください。
グラフで見る『小林 俊一 理事長』のタイプ
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
菊川内科皮膚科クリニック
小林 俊一 理事長
墨田区/菊川/菊川駅
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