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渡邊 真也 院長

SHINYA WATANABE

磁気刺激治療(TMS)の専門クリニック。
患者様を大切にし、安心できる医療を一番に

大分大学医学部卒業。松阪市民病院で初期研修終了後、松阪厚生病院に勤務。『新宿メンタルクリニック アイランドタワー』勤務を経て、『新宿ストレスクリニック』統括院長に。2023年に医院名を『品川メンタルクリニック』に改め、現在に至る。

渡邊 真也 院長

渡邊 真也 院長

品川メンタルクリニック 品川本院

港区/港南/品川駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

精神疾患の診療に大きなやりがいを感じて

渡邊 真也 院長

高校卒業後、私は一旦、名古屋大学の農学部に進学していました。当時は、ゆっくり農業をやるのもいいし、公務員や学校の先生という選択肢もいいなと考えていたのです。しかしそこで頭をよぎったのが、高校生の時に1度は目指した医療の世界でした。私はもともと文系志望だったのですが、当時、医学部を目指していたクラスメートに感化され、理系へと志望を変えた経緯があったのです。どの職業であれ、誰かの役に立つということに変わりはありませんが、目の前に具体的に進路が見えるようになって、ようやく初心に帰ったと言えるのかもしれません。人の役に立つということがイメージしやすい医療の道に携わりたいと、今度は本気で考えるようになったということなんですね。
医学部を卒業した私は、初期研修を経て、精神科病院へと勤務することになりました。言葉にするのは難しいのですが、一言で言えば、病棟の雰囲気に肌が合ったということなのでしょう。もちろん精神科の病院ですから、話をすることもままならない患者さんがいたのも事実ですが、患者さんと話すことに興味を覚え、患者さんたちの助けになることができればと思い、現在へと至るということになります。

ストレスから生じるあらゆる不調を診ていく

渡邊 真也 院長

患者さんは、いわゆる“うつ病圏”の方が多いですね。うつ病に至っているかどうかは別として、ストレスによる意欲の低下、気分の落ち込み、判断・記憶・集中力の低下といったことを自覚されて来院されるケースが多いと感じます。統合失調症や躁うつ病が疑われる方も来院されますが、精神疾患で割合が非常に多いうつ病圏の方が大半ということになるかもしれません。
当クリニックは、「磁気刺激治療(TMS)」を専門に扱う医療機関でありますが、初期段階において病気を発見し、改善へと向かわせるプライマリケアの役割も今後は果たしていきたいと考えています。初めて精神科を受診されるといったような方の医療相談的な窓口としても、広くご利用いただきたいですね。

「磁気刺激治療(TMS)」専門クリニックとして

渡邊 真也 院長

「磁気刺激治療(TMS)」では、横になっていただいた状態で、頭をコツコツと軽く叩くような形で磁気による刺激を与え、症状の改善をはかるものです。うつ病の場合は、原則として30回。と言いますのも、うつ病は改善の仕方に波があることが多く、また再発が起こりやすい疾患のため、それだけの数の治療を受けていただくことが有効であるためです。
これがお薬の治療の場合、その種類にもよりますが、原則として使い続けていただかなくてはなりません。そのため、お薬は副作用や依存症のリスクが懸念されることになるわけですが、「磁気刺激治療(TMS)」の場合、そのリスクがほぼないというのも大きな特徴になります。
統合失調症等の疾患の場合は例外として、気分の障害的なものに対して、初期の段階でお薬を使われるのはお勧めできることではありません。当クリニックにおいては、できる限りお薬を処方することは控えており、実際、お薬を使わないことを希望されて来院される方がかなりの数を占めているというのが現状です。

病気を客観視できる「光トポグラフィー検査」

クリニックでは、「光トポグラフィー検査」を実施しています。この検査は、脳の血流の状態を測るもので、波形を見ることにより、うつ病かそうでないか、あるいは躁うつ病であるかを判定できるものになります。
「うつ病だと言われたけれど、本当にそうなのか?」「実際は躁うつ病なのではないか?」といった疑念を持たれている方が多く、そういった方々が検査をお望みになるのです。従来は一定の診断基準はあるものの、どうしても医師による主観がそこに入るため、客観的に診てもらいたいという方がいらっしゃるためにこうした検査が求められるようになったということでしょう。
目に見える形でお示しすることにより、ご本人も受け入れやすい傾向があるかと思います。医師の立場としても、無為な治療は避けたいところですし、医師と患者さん、双方にとってメリットのある検査だと認識しています。

これから受診される患者さんへ

『品川メンタルクリニック 品川本院』では、患者さんを大切にし、安心できる医療を提供することを一番に考えています。そもそも、「本当に大丈夫なんだろうか…」と感じて来院される方が多いわけですので、その方々に安心していただくことが何よりも優先すべきことでしょう。どれだけ言葉を並べようとも、私自身を信じていただけないことには何も始まりません。その信頼を得るには、言葉使いであったり、論理性であったり、話し方であったりというものに細心の注意を払う必要があります。
私の言葉1つで、その方の人生が変わる可能性があります。明るい未来を提供する責任を胸に刻み、誠心誠意、治療に取り組んでまいります。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

渡邊 真也 院長 MEMO

  • 出身地:三重県
  • 趣味・特技:ウクレレ、暗算
  • 好きな本:小説
  • 好きな映画:『ゴジラ』『ファンタスティック・ビースト』
  • 好きな言葉・座右の銘:向上心
  • 好きなアーティスト:小田和正、秦基博
  • 好きな観光地:ディズニー

グラフで見る『渡邊 真也 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION