南野 麻美 院長
MAMI NANNO
専門の緑内障をはじめ、眼科疾患に広く対応
検査と診断、分かりやすい説明を大切にする
日本医科大学卒業後、同大学付属病院眼科、東京警察病院、二本松眼科病院 、日本医科大学付属病院 眼科非常勤講師を経て神楽坂みなみの眼科を開院(牛込神楽坂駅より徒歩2分、神楽坂駅より徒歩3分)。
南野 麻美 院長
神楽坂みなみの眼科
新宿区/神楽坂/牛込神楽坂駅
- ●眼科
- ●小児眼科
科学、生物への興味から医療の道へ
もともと私は科学が好きで高校の時には生物部に所属して、高尾山でのムササビ観察や武蔵野の植物採取、野鳥観察などフィールドワークなどもおこなっていました。将来は資格を持った仕事をしたいという希望を持っていたこともあり、自然と医療の分野にも興味を持ちました。
日本医科大学卒業後は眼科を専攻。観察することが好きでしたので、顕微鏡などを使用して診療をおこなう眼科医にとても魅力を感じました。附属病院、東京警察病院 、二本松眼科病院 、日本医科大学付属病院眼科の非常勤講師を経て、2012年に神楽坂みなみの眼科を開院しました(都営大江戸線「牛込神楽坂駅」A3出口より徒歩2分、東京メトロ東西線「神楽坂駅」神楽坂出口より徒歩3分)。日常の診察でも患者さんの経過観察をすることが多いですが、症状や患者さんとじっくり向き合う今の診療スタイルは私の性格に合っていると感じています。
神楽坂の土地柄に魅かれ開院を決意
神楽坂を開院の場所に選んだのは、この街の雰囲気や土地柄、住んでいる方々の気質がとても好きだったからです。いらっしゃる患者さんはこの近隣の方が多いですね。この辺りはファミリー層も多いので、幅広い年代の方が受診されます。
私の専門は緑内障なのですが、緑内障は治らない病気なのでずっとご縁が続く方が多く、勤務医時代の病院からずっとお付き合いしている方も多いですね。5年や10年、中には20年以上診察をしている方もいらっしゃいます。診療は眼科一般で、結膜炎、ものもらい、眼精疲労、ドライアイから緑内障、白内障、網膜疾患まで幅広く診察しています。
治療は点眼や服薬での、経過観察、レーザー治療が中心ですが、勤務医時代は白内障や緑内障の手術も数多く経験してきましたので、手術が必要なタイミングも分かります。もし、入院や手術が必要な場合はその疾患を得意とする適切な医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。
緑内障の診断・治療に力を入れる
私の専門である緑内障は、長い間経過を見ていく病気なのでデータの蓄積も大事ですし、 過去の状態が分かると進行の状態もわかりやすいんです。ですから検査機器の充実はとても大切です。緑内障に力を入れて、検査機器も緑内障にターゲットを絞ったものを導入しています。一般的な視力検査や眼圧検査機器に加えて、視神経や網膜の検査ができるOCTという器械や、緑内障の診断に力を発揮する立体眼底カメラも導入。レーザーを使用して眼圧を下げる機器も導入しています。また、視野計は開発にも携わった両目を一度に検査できる新しいものも導入していますので、視野の検査時間が短くすむことも特徴の一つです。
緑内障は痛みもなく進行し、いつの間にか視力に影響がでる病気です。治す方法がなく、放っておくと失明することにもつながる怖い病気で、日本人の途中失明の原因で一番多い病気です。しかし、早期に見つけて適切なケアをすることで、一生困らない視野や視力を維持できます。緑内障の治療は薬で眼圧を下げる治療が基本になります。薬も昔と比べて良いものがたくさん開発されていて、1日1回ですむものや、2剤を合わせた配合薬などさまざまな薬を使うことができます。場合に応じてレーザーや手術といった方法もありますので、さまざまなアプローチで視野の維持、視力の低下を抑えることが可能です。
緑内障は40代以上の方の20人に1人がかかる病気ですので、40歳前後になったら一度眼科医での検査を受けることをおすすめします。
しっかりとした検査・診断と、詳しい病状説明を大切にする
日常の診療では詳しく病状を説明することに心を砕いています。画像や検査の数値も用いて、できるだけ分かりやすくご説明することを心がけています。そのために必要なのが、診断をしっかりつけるということです。例えば、私が専門にする緑内障にしても近視性変化との境界が曖昧な場合も多くあり、中には10代、20代といった年代で発症する方もいらっしゃいます。緑内障は症状に乏しく見づらいと感じた時にはかなり進行してることが多いです。今まで不幸にして光を失う方も見てきているので、的確な検査機器を使い、早期発見、早期診断をすることに力を注いでいます。
これから受診される患者さんへ
一般的な健康診断でおこなわれる目の検査は、視力検査や簡単に眼底を見るものがほとんどです。視力の低下や失明に関わる病気は発見できない可能性も少なくありません。眼科医では専門の機器を用いて網膜の検査や視神経の検査をすることが可能です。痛みもなく簡単に受けていただくことができますし、大きな病気であってもすぐに発見することができます。
緑内障をはじめとした様々な目の病気は、自覚症状がなく症状が進むものも数多くあります。40歳前後になったら一度目の詳しい検査を受けていただくと安心です。その後はリスクの程度に応じて1、2年に1度、定期的な検査をすることで視力を維持していくことができます。もちろん、目の痛みやかすみ、明るいところがまぶしい、物が二重にみえるなど何らかの自覚症状がある場合にはすぐにご相談ください。
※上記記事は2018年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
南野 麻美 院長 MEMO
眼科専門医
- 出身地:東京都
- 趣味:歌舞伎鑑賞
- 好きな本・作家:ミステリーから新書まで幅広く読みます。
- 好きな映画:歴史物
- 座右の銘・好きな言葉:人生楽しむ
- 好きな音楽・好きなアーティスト:大橋トリオ
- 好きな場所:歌舞伎座
グラフで見る『南野 麻美 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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