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服部 尚子 院長

NAOKO HATTORI

患者さんのお話をよく伺い、オーダーメード治療を目指す。

大学卒業後、皮膚科に籍を置き、総合病院にて研鑽を積んだ後、用賀駅より徒歩2分この地に『なおこ皮膚科クリニック』を開設。

服部 尚子 院長

服部 尚子 院長

なおこ皮膚科クリニック

世田谷区/用賀/用賀駅

  • ●皮膚科
  • ●訪問診療

医師である主人の薦めもあり、志した医療の道。

服部 尚子 院長

結婚した主人が医師だったことが大きいですね。私は大学の経済学部を卒業し、仕事をしていました。ただ、仕事が合わないという感じをずっと持っていて、このまま続けていいものかどうか、悩んでいたところがあったのです。そんな折りに主人の薦めがあり、医療の道を志したということなんですね。
大学病院では、皮膚科に籍を置きました。皮膚科は、目で見てある程度の診断が可能な面があり、経験を積んでいけば、お顔を見たとたんに推測がつくようにもなります。また、病気の名前が同じであっても症状は人それぞれで、毎日毎日、変化を感じられるところはこの科の魅力ではないでしょうか。
2009年に『なおこ皮膚科クリニック』を開院いたしました。私はずっとこの辺りに住んでいたものですから、できるならば同じ地域に住む人に貢献したいと考えてのことでした(東急田園都市線・用賀駅より徒歩2分)。
移転にともない、クリニックはバリアフリー仕様としました。大きめの車イスも入ってこられるようになっていまして、どなたも気軽にご利用いただける造りとなっています。

患者さんのお話をよく伺い、ご希望に沿った治療を進める。

服部 尚子 院長

患者さんのお話によく耳を傾けるということですね。その方が何に悩み、どうされたいのかを知り、ご希望に沿った治療をしていきたいと思っています。皮膚科は、目の前にある症状だけを見て判断するのではありません。たとえば、アトピー性皮膚炎の患者さんで、ステロイドを使いたくない、という方もいらっしゃいます。それを頭ごなしに、「塗らないと治療にならないよ」というのは、私は違うと思うのです。なるべく希望に沿いながら治療を進めていって、同時にお話も続けさせていただく。信頼関係ができていくことで、やがてそれが必要になった時、こちらの想いを汲んでいただけるようになると思っています。
皮膚科の治療は、患者さんご自身にお薬を塗っていただかなくてはなりません。でも、そのお薬を薄く塗るのか、それともべったりと塗るべきなのか、患者さんは迷われることもあると思うのです。クリニックではスタッフが目の前で塗って差し上げることにより、言葉と目で理解していただけるように努めています。

皮膚の専門家である私たちが往診する意味と、緩和ケアについて。

服部 尚子 院長

そもそも皮膚科の往診をされているところ自体、まだまだ少ないというのが現状です。しかし、皮膚の専門家である私たちが診ることは、非常に重要だと思っています。普段の往診については、内科の先生で充分にまかなえることでしょう。でも、皮膚の疾患で対応に困られた時、あるいは、変化が見えたときに私たちが診ることで、その後の経過にずいぶんと違いが出てくるように思います。皮膚科の往診を希望される方は非常に多いと実感していますし、科全体として、往診を手掛ける先生方が増えていってくれればと思っています。
緩和ケアは、その往診に準じるものとしておこなっているものです。今のところ限られた時間となっていますので、たとえば、末期の癌の患者さんをお世話させていただく機会はそれほど多くありません。しかし、人生の最後を幸せなものにすることは、医療を越えてとても大切なことです。より多くの方にそう感じていただけるよう、微力を尽くしていきたいと思っています。

今後、さらに力を入れていきたい美容治療と、メディカルアロマについて。

レーザ―治療は、しみやにびき、あるいは、赤ら顔などの症例に対して有効です。いまだ美容治療を体験されたことのない方にとって、それを専門とされているクリニックの敷居を高く感じてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。いつもの皮膚科で、美容もできるということは、その面でも有用なのではないかと考えています。

今後展開していきたいと考えているものとしては、メディカルアロマの講習会があります。アロマオイルには薬理作用があり、皮膚を保護してくれるものや、抗炎症作用のあるアロマが存在します。意外なようですが、皮膚科と関係の深いアロマもたくさんありますので、患者さんだけではなく、地域の方々にご紹介する機会をつくっていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ。

「この程度で来ていいのかしら?」と思わず、気軽に足をお運びください。早め早めにいらしていただくことで、治療が早く済む場合もありますし、巻き爪など、こじらせてしまうと麻酔をしなければならないようなものも、早い段階であれば保存的な治療を採ることも可能です。
不安を抱えたまま過ごすのではなく、ご自身が楽に毎日を過ごせるよう、身近な存在としてご利用いただきたいと思っています。

※上記記事は2016年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

服部 尚子 院長 MEMO

皮膚科専門医

  • 出身地:兵庫県
  • 趣味:ジョギング
  • 好きな本:推理小説
  • 座右の銘:ポジティブ・シンキング
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所:自然豊かなところ

グラフで見る『服部 尚子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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