新板橋クリニック
清水 公一 院長の独自取材記事
人を思いやり、安心と満足をもたらし、心身共に幸せにできる医療を目指す。
清水 公一 院長シミズ コウイチ
千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学などで外科医として主にがんの研究、臨床に研鑽を積む。2006年、自身のクリニックを新板橋駅そばに開業する。
学生時代からずっと住み続ける板橋。ここは第2の故郷。
私は、いわゆるブラックジャック世代です。彼から、医者という仕事について、そしてそれが人の命を扱う仕事だということを学び、徐々に惹かれるようになっていきました。ブラックジャックに加えてもう1つあったきっかけとしては、小学校2年生の時、友人が私の目の前で車にはねられ、亡くなるということがありました。ちょっと前まで一緒だった友達が、もういない。子供心に人の生死について感じるところがあったのでしょう、それから時間が経ち、気づけば、仕事としての医者を目指すようになっていたのです。
大学卒業後は、消化器を中心とした外科畑を歩むことになりました。これはやはり、ブラックジャックのイメージが強かったからでしょうね。当時は、手術で人の命を救うという仕事に大きな魅力を感じていました。それが、そんなに簡単なものではないということに気づいたのは、もっと後になってからのことです。
現在、この『新板橋クリニック』で、義理の父と一緒に診療をしています。父が定年退職を迎えるにあたってクリニックの開業を視野に入れていた頃、声をかけてもらったのです。それが2006年のことで、当時の私は30代後半から40代に差し掛かり、先々について考えていた時期でした。僕はこれから何をすべきなんだろうか。そう考えたとき、自分のやりたい医療は、病院よりむしろクリニックで実現できるという結論に達しました。板橋は私が東京に来てからずっと住んでいるところで、いわば、第2の故郷とでもいうべき場所になります(都営三田線・新板橋駅より徒歩1分、JR埼京線・板橋駅より徒歩8分、東武東上線・下板橋駅より徒歩15分)。
患者さんの人としての存在そのものと向き合い、支えていきたい。
症状をうかがい、検査をしたりお薬を処方することも重要な医療行為ですが、極端な話をしますと、それはATMの機械であっても充分に可能なことでしょう。見えるものだけに対処するのではなく、その人の内面に目を向け、寄り添っていくことが大切です。
私は大学病院では主にがんの治療に携わり、外科手術を始めとして、化学療法や緩和医療をおこなってきました。医者になりたての頃は知識や技術を覚えていくのに精一杯で、病気だけに目が向きがちなものです。しかしそれも段々修練を積んでいきますと、やがて、医療とは「人と人が出会うところである事、信頼関係があって、人を診る事で安心が生まれる」ということに気づいてきます。患者さんは様々な葛藤や悩みを抱え、そこには家庭や地域との関わりも絡んできます。人としての存在そのもの。それと向き合い、支えていくには、患者さんと医療者とが、本当の意味で出会わなくてはなりません。その出会いが、安心や信頼を生み、患者さんを導いてくれるのです。医療の根本とは出会いであり、その出会いを重視した診療をここではおこなっています。
専門は消化器。大学病院と同等の最先端の医療を提供。
新板橋クリニックは、都営三田線・新板橋駅より徒歩1分、JR埼京線・板橋駅より徒歩8分、東武東上線・下板橋駅より徒歩15分の場所にあり、内科・外科・肛門科・胃腸内科 ・糖尿病・代謝内科・内視鏡内科を標榜しています。
地域診療に携わるものとして、これまで培ってきた専門性を生かしながら、身体のあらゆる悩みを診ていきます。まず私の専門である消化器については、大学病院と同等の最先端のものを提供していきます。これは、がん治療も同様です。がんはそのステージごとに求められることが変わってきます。特化した治療を専門の病院で受けていただいたのちには、私たちのような地域のクリニックが身近な医療機関としてお役に立っていければと思っています。
こちらでは健康診断や人間ドックを含め、医療行為としてたくさんのことをおこなっていますが、行き着く想いとしては、ただ1つです。患者さん、あるいは地域の方々が心から安心し、信頼し、尊厳の感じられるクリニックであること。困った時にいつでも、なんでも相談できる場所にしていきたいですね。
高齢者も、人としての尊厳を感じられるような社会の実現を目指して。
板橋区の65歳以上人口は全体の25%に達し、そのうちの5割から6割の方が独居という状態です。訪問診療でそうした方々をうかがうと、ほとんどの方が同じことをおっしゃいます。「早く死にたい」「生きていてもしょうがない」と。今、70代、80代を迎えている方々は、戦後の日本を作ってこられた人達です。その方々が、生きる意味を感じられないというのは非常に悲しいことですよね。そしてその姿は、未来の私たちであり、子や孫達の将来でもあるのです。
私は、そうした状況を変えたいと思っています。皆が安心して、信頼ができて、人としての尊厳を感じられるような社会であり医療を作って残していきたい。もちろんそれは、私1人では到底不可能なことですから、地域の様々な分野の人達と一緒になって進めていきたいと思っているところです。少なくとも、何もしなければ変わることはありません。少しずつの歩みであろうと、懸命にやり続けていきたいと考えています。
これから受診される患者さんへ。
自分を診てあげて、治してあげることができるのは、自分なのです。医療はそのお手伝いの役目には沿えますが、最終的に自分をいたわってあげられるのは、あなた自身だということをご理解ください。ここで、私が診療でいつもお伝えしている5つの言葉を紹介します。「大丈夫ですよ」「安心ですよ」「よくがんばりました」「どうもありがとう」、そして「愛しています」 毎日お休みになる前に、この5つの言葉を自分に言ってあげてください。自分自身の健康を作っていくことを、その一歩から始めてみていただきたいですね。
※上記記事は2015.7に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
清水 公一 院長MEMO
- 出身地:
- 山口県
- 趣味・特技:
- 水泳、ゴルフ、スキー、スキューバダイビング、読書、太極拳、座禅
- 好きな本もしくは愛読書:
- 推理小説、紀行文、ドキュメント
- 好きな映画:
- スター・ウォーズ、インターステラー、インセプション、猿の惑星
- 座右の銘もしくは好きな言葉:
- 人と出会わずに医療をするのは、本に気づかずに図書館を歩くようなものだ
- 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:
- クラシック、ヒーリングミュージック
- 好きな場所もしくは好きな観光地:
- 北海道
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