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足立 宏太 院長

KOTA ADACHI

「怪我から回復するため」のリハビリだけでなく、「予防」のリハビリを大切に。

大学卒業後、日本医科大学の高度救命救急センターに入局。その後、順天堂大学の整形外科で10年以上経験を積んだ後、駒沢大学駅から徒歩2分の地に『駒沢あだち整形外科』を開院。

足立 宏太 院長

足立 宏太 院長

駒沢あだち整形外科

世田谷区/駒沢/駒沢大学駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

治療後に元気に帰っていただける整形外科に惹かれ。

足立 宏太 院長

今も趣味でトライアスロンを楽しんでいるのですが、子どもの頃から体を動かすことが大好きだった私は、そのぶん転んだりすることも多く、よく足を捻挫していました(笑)。当時お世話になっていた先生が本当に素晴らしいドクターで、毎回とても適切に処置し、どんな怪我でもしっかりと治してくださいました。「自分も先生のように、怪我で困っている人たちを助けてあげたい」と思ったのが、医師の道を志したきっかけですね。
北里大学の医学部に進学し卒業した後は、日本医科大学の高度救命救急センターに入局。そこでは、さまざまな外傷の診療に携わりました。「救命救急」というくらいですから、生死の間を彷徨うような重症の患者様も多く、だからこそ治療後に元気に帰っていただくことのできる整形外科という科に強く惹かれました。
その後、順天堂大学の整形外科で10年以上経験を積んだのち、2014年の9月に、東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩2分のところにあるこの場所に整形外科・ リハビリテーション科を標榜する『駒沢あだち整形外科』を開院しました。

トライアスロンを趣味としていることで身近な症状。

足立 宏太 院長

私は「大きな病院ではなかなかできない、地域に密着した医療を行いたい」と考え、当院を開業しました。開業からまだ1年足らずではありますが、おかげさまで毎日大勢の地域の皆様にご来院いただいていまして、午前中はシニアの方、午後から夕方にかけては学生さん、そして土曜日は社会人の方といった具合に、患者様の職業や年齢層も多岐にわたります。基本的には近隣にお住いの方が中心なのですが、私がトライアスロンを趣味にしているということを聞きつけて、わざわざ遠方から診察を受けに来られるランナーやアスリートの方などもいらっしゃいます。
症状としては、肩・腰・膝の痛みを訴えて来られる方が多いですね。スポーツやアクシデントに起因するものもさることながら、最近では、パソコンやスマホの使用過多による首痛や、長時間のデスクワークによる腰痛といった、現代のライフスタイルを反映した症状が増加傾向にあるように思います。あとは高齢化に伴い、予備軍の方も含めて骨粗鬆症やロコモティブシンドローム(運動器症候群)の患者様も増えています。

「怪我から回復するため」のリハビリだけでなく、「予防」のリハビリ。

足立 宏太 院長

当院は、整形外科に加えてリハビリテーション科も併設しています。街中のクリニックの場合、スペースの関係などもあって十分な広さのリハビリ室を確保できないケースも多いのですが、私は開業前から「リハビリに力を入れたい」と考えていたので、院長室の設置を泣く泣くあきらめて、施設基準(基準2)を満たす広いリハビリ室をつくりました(笑)。
整形外科では診断をして薬を処方するだけでなく、必要に応じてストレッチや筋トレの方法などについてレクチャーも行いますが、限られた診察時間の中ではどうしても限度があります。それを補完するものとしてリハビリテーション科は絶対に不可欠であり、本来、整形外科とリハビリテーション科というのは一体のものだと私は考えています。当院では、3名の理学療法士が在籍し、患者様とマンツーマンとなって日々の運動をサポートいたしております。
「リハビリ」と聞くと、怪我から回復するためのトレーニングのようなものを想像される方も多いかもしれませんが、それだけがリハビリではありません。当院が特に力を入れているのはむしろ、怪我をした後ではなく怪我をする前、つまり「予防」の方です。たとえばシニアの方の場合には、転倒しにくい体づくりのお手伝いなどもさせていただいています。

「患者様のお話」をよく聞き、スタッフとの連携を大切に。

これは言い訳のようになってしまうのですが、大学の関連病院にいた頃は忙しすぎるあまり、患者様と向き合う時間を十分に持てずにいました。その反省もあって今は、診察に際して患者様のお話をじっくりとお伺いすることを心がけています。「患者様のお話」というのは、何も真面目な話ばかりでなく、雑談でも良いと思っています。というのも、とくに整形外科では、日々の生活習慣が垣間見える何気ない雑談のなかに、病気になった原因や治療のためのヒントが隠されていることが多いのです。
もうひとつ大切にしているのは、チームワークですね。先ほども申したとおり、整形外科とリハビリテーション科が一体とならなければ万全の診療は行えませんので、その意味でも理学療法士を始めとしたスタッフとの連携はとても大切にしています。スタッフとは仲が良く、一緒にランチに出かけることもあるんですよ(笑)。

これから受診される患者さんへ。

ランナーの方が足を痛めて、整形外科で診てもらうと「走りすぎだから止めなさい」と言われてしまうケースが間々あります。もちろん私も、本当に危険な場合にはストップさせますが、そうでない場合にはできる限り患者様の意志を尊重したいと考えています。同じく体を動かすことが大好きな人間の1人として、たとえばレースを控えたランナーやアスリートの方たちの気持ちは十分に理解できますからね。
反対に、普段あまり運動をされない方には、簡単なウォーキング程度でも結構ですので、ぜひとも体を動かす習慣を身につけていただきたいと思っています。その一環として当院では、近所にある駒沢公園をみんなで歩くイベントなどを定期的に開催。コーチをお招きして、歩き方に関するレクチャーなども行っています。「運動をしてみたいけど、何から始めればよいのかわからない」といった方などは、こうしたイベントなども活用していただければと思います。整形外科医として単に怪我を治すだけでなく、これらの活動を通じて皆様の健康寿命を延ばすためのお手伝いができればうれしいです。

※上記記事は2015.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

足立 宏太 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:トライアスロン
  • 好きな本:村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」
  • 好きな映画:グラン・ブルー
  • 好きな言葉:努力
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所:沖縄(波照間島)

グラフで見る『足立 宏太 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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