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秋野 邦彦 副院長

KUNIHIKO AKINO

開院から40年以上。これからも地域の頼りになる目のホームドクターとして

東京歯科大学卒業。慶應義塾大学病院で研修終了後、同大学病院眼科に入局。硝子体手術を中心に研鑽を重ね、2017年より現職(東京メトロ有楽町線「千川駅」より徒歩1分)。

秋野 邦彦 副院長

秋野 邦彦 副院長

秋野眼科医院

豊島区/要町/千川駅

  • ●眼科
  • ●小児眼科

開院から40年以上。地域に根ざした眼科医院を引き継いで

秋野 邦彦 副院長

『秋野眼科医院』は私の父(秋野 薫 院長)が1983年に開業した医院です。私自身、小さな頃に父に診てもらったことがありましたし、父を見ていて「尊敬できる仕事だな」と思っていたこともあり、自然と同じ道を歩むことを目指すようになっていました。
大学卒業後は慶應義塾大学病院の眼科に入局し、主に眼の大部分を占める硝子体の治療・手術を担当してきました。研修医の2年目の時だったと思います。網膜硝子体手術を見る機会があり、「なんて神秘的でカッコいいんだろう」と心を動かされ、この分野を突き詰めることを決めたのです。専門医を取得したのち、網膜硝子体手術を専門に携わり、当院での診療に加わるようになったのは2017年のことです。これまでは週に2日、診療を担当していましたが、今年(2025年)より院長に代わり、メインに診療を担当するようになりました。

思いやりの心を持って患者さん1人ひとりと向き合っていく

秋野 邦彦 副院長

おひとりおひとりとの対話に出来る限り時間をかけていくことを心がけています。見え方や感じ方は人それぞれですので、患者さんがお感じになっていることをしっかり聞くことが大切です。もちろん、検査の結果を一緒にご覧になっていただきながら説明することも大切ですし、定期的に通院されている方については、緑内障や白内障についてお話をさせていただいたり、花粉症の時期などは、「痒くなったり、ムズムズすることはありませんか?」といったようにこちらから話を向けることもあります。

「何かあれば、秋野眼科に相談してみよう」と頼っていただけるようにしたいですし、それが病気の早期発見・早期治療に結びつくこともあります。その意味でもホスピタリティは大事にしたいですし、幸いにも当院には長く勤めてくれているスタッフも多く、患者さんとしっかりコミュニケーションをとってくれていることはありがたいですね。

あらゆる眼科疾患に力を

秋野 邦彦 副院長

白内障や緑内障はもちろんですが、専門でもある糖尿病網膜症や加齢黄斑変性、網膜剥離といった分野の診療にも力を入れています。加えて、昨今は子どもの近視が大きなトピックとなっています。子どもの近視は世界的にも増えている傾向にあります。遺伝的な要素もありますし、デジタルデバイスの流行も関係していると思われますが、屋外活動が減っていることも1つの要因と見られています。紫外線の中にバイオレット光と呼ばれるものがあります。このバイトレット光が近視の進行を抑制する効果があるとする研究報告もあるのです。近視を抑制する治療としては、適切なメガネの処方に加え、目薬やナイトコンタクトがあり、当院でもこれらの治療法を提案するとともに、屋外での活動を推奨しています。

当院は来年の夏(2026年)に向けて、現在の場所からほど近いところに移転をする予定です。網膜硝子体の手術も自院で行えるよう設備も整えていくつもりですので、これまで以上に地域の皆さまに貢献していけるようにと考えています。

見えづらい・見えない患者さんをサポートするロービジョン外来

糖尿病網膜症や網膜剥離などの疾患で、手術はしたけれども残念ながら視力が回復しないという方も多く見てきました。その経験を通して、見えづらい・見えない患者さんを支援するロービジョン外来を開設しています。また、これは眼科に限ったことではありませんが、パラスポーツ医の資格を取得し、視覚障害者の柔道やゴールボール、ボッチャ等の競技に取り組む選手のサポートにも取り組んでいきたいと考えています。
眼科医として、クリニックの枠を超えた社会的貢献活動の必要性は常に感じているところです。ヘルプマーク等も浸透はしてきていると思いますが、目が見えないという方は、周囲の人からわかりづらい面があります。「白杖」をご存知ない方もいらっしゃると思いますし、そうした実情を発信することが重要と認識しています。互いが助け合い・支え合う、優しい社会の実現のため、少なからず貢献していきたいですね。

これから受診される患者さんへ

お子さんの多くは、病院を怖がり、嫌がるものですよね。そのイメージを払拭できるよう取り組んでいきたいと考えていますし、目のことであればなんでも気軽に相談できる場所を目指してまいります。当院での治療が難しいケースもありますが、その際には信頼の置ける医療機関へと責任を持ってご紹介させていただきます。「お茶を飲みに」とまではいかないかもしれませんが、ちょっとでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

秋野 邦彦 副院長 MEMO

眼科専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:東京医科大学
  • 趣味:「公園や海で子どもと遊ぶこと」
  • 好きなこと:「海沿いをドライブ」
  • 好きな場所:逗子・葉山
  • 座右の銘:「いつだって遅いということはない」

秋野 邦彦 副院長から聞いた
『硝子体出血』

砂嵐のような飛蚊症が見られたら、いち早く眼科を受診してほしい

眼の大部分を占めるゼリー状の物質が硝子体と呼ばれるものです。硝子体には免疫機能があり、感染を防いでくれたり、眼への衝撃を吸収するといった様々な役割があります。硝子体は、フィルムの役割を担う網膜と繋がっています。この網膜の血管に何かが起きると出血が起こり、硝子体に血が溜まってしまうのです。網膜の血管に出血が起こる原因としては、糖尿病や、加齢に伴って血管がもろくなってしまうといったことが挙げられます。
この疾患の症状として飛蚊症が見られます。特に硝子体出血における飛蚊症は、砂嵐のように出てきますので、多くの人はその段階で異変に気付き、受診されます。硝子体出血の中には網膜剥離の前兆で起こるものもありますので、異変に気付いたら早めに医療機関を受診されることをお勧めします。

グラフで見る『秋野 邦彦 副院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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