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伊藤 祐成 院長

YUSEI ITOH

皮膚科、肛門科、泌尿器科、性病科と複数の科を標榜している事をメリットとして。

大学卒業後、NTT関東病院で短期研修後、東京医科大学病院、長野県岡谷市立岡谷病院、JR東京総合病院の皮膚科勤務を経験後、三軒茶屋駅より徒歩1分の地に「伊藤医院」開設。

伊藤 祐成 院長

伊藤 祐成 院長

伊藤医院

世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅

  • ●皮膚科
  • ●泌尿器科
  • ●性感染症内科
  • ●肛門科

生まれ育った医者の家系、父から受けた薫陶。

伊藤 祐成 院長

やはり環境でしょうね。父が医者で、周囲を見渡しても医者が非常に多かった。郷里の静岡も含めれば、30はいかないにしても、20人以上は医者になっているのではないでしょうか。ですから、特に意識することもなく、この道に進むのだろうなという予感はありました。家の中にいても、そうした空気と言いましょうか、匂いや話題が常にあるものですから、気が付いてみたら、というところですね。
皮膚科を専門としたのは、やはり父の影響がありました。そして、皮膚以外についても、父の薫陶を受けて現在に至っています。父はもともとは静岡で開業していて、1974年に三軒茶屋にも医院を構えました。先に兄が手伝い、間もなく私がそちらに合流して父と診療しました。当時は、大学病院での勤務を終えてから駆けつけ、夕方の17時から20時くらいまで忙しく働いていました。現在の『伊藤医院』は父が引退したのを境にして、1986年に開設した診療所です。東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩1分の皮膚科・泌尿器科・性感染症内科・肛門科として診療を行っています。

複数の科を標榜しているメリット。

伊藤 祐成 院長

たとえば、陰部がかゆくなったとしましょう。男性であれば泌尿器科、女性であれば婦人科を受診されることもあるでしょう。そこで診断がついて、改善に向かえばいいのですが、残念ながらそうはならないこともあります。当院が複数の科を標榜しているメリットはそこにあります。症状を感じた場所が皮膚であれば、まずは皮膚科を受診なさってみてください。もちろん、それが内科的な疾患であれば内科へとご紹介をしますし、肛門科や泌尿器科、性病科に類するもので、さらに高度な治療が必要と判断した場合には大学病院等へご紹介をします。こちらへいらしていただければまずは安心、という風にしていきたいですね。
余談ですが、昔は大学の医局も皮膚泌尿器科でした。父もそうで、私は先にもお話ししましたように父の薫陶を受け、現在の体制をとっています。皮膚と泌尿器を一緒に診ておられる先生はずいぶんと少なくなりましたが、そのメリットもまた少なくないと思っています。

同じ目線に立って、話しやすい雰囲気を作っていくこと。

伊藤 祐成 院長

まずはよくよくお話を聞くことです。それも上から目線ではダメで、といって、下からというのもよろしくない。できる限り同じ目線に立ってお話を聞くということですね。そして説明をする際には、難しい言葉は避けるべきでしょう。「小学校5年生が理解できる言葉で説明をしていきなさい」これは父から言われたことですが、医学用語や専門用語を使うことなく、やさしい言葉でお話をしていくよう心掛けています。
それから、話しやすい雰囲気を作っていくことも大切です。病院に来て、お医者さんの前に座り、白衣を見る。それだけでドキドキしてしまい、言いたいことが言えなくなってしまう方もいらっしゃいます。その気持ちを解きほぐしてあげるのが肝心です。また、皮膚を扱っていますと、男性でも女性でも、口にしにくい部位、言葉というものがありますよね。それを察してあげて、まずはこちらが口にすることで、話しやすくなるように水を向けてあげることも考えるべきでしょうね。

皮膚科一般の病気を丁寧に診ていくことを基本として。

いわゆるヘルペス関係、口の周りに出来る単純性疱疹や帯状疱疹については、症例を集め、データを提出していたこともありました。ただし、私の場合は特定の疾患に力を注ぐということではなく、やはり皮膚科一般の病気を丁寧に診ていくことを基本としています。繰り返しになりますが、ちゃんと聞いて、やさしい言葉でちゃんと説明し、生活上の注意点もしっかりとアドバイスをしていければと思っています。
今だからこそ言えることかもしれませんが、「知らないことはわからない」と患者さんに告げる勇気も必要ではないかと思うのです。よく知りもせず、いい加減なことを言って困るのは、患者さんですからね。開業医が扱える範囲というものもあります。診断は付いて、その先にある治療を知っていても、設備的にできないことも多々あるわけです。患者さん離れを良くすると言いましょうか、その人のことを考えて専門性の高い病院などに紹介するという行動に移すことが大切だと思っています。

これから受診される患者さんへ。

経過の長い方で、他所様から転院してくる方の中には、自分でこれまでの履歴をメモしていらっしゃる患者さんがいます。我々の立場としても助かりますし、患者さんにとっても時間の節約になることでしょう。もちろん、すべての方にそれを強いるつもりはさらさらありません。ただ、伝えたいことをあらかじめ整理していらしていただければ、それだけ早く治療は進むことになりますし、より突っ込んだ話ができます。また、症状・経過を伝えるときに、難しい言葉を使わなくて構いません。新しい病院へ行かれる際は、その辺りのことも踏まえていただきますと、よりスムーズな診療が受けられると思いますよ。

※上記記事は2015.9に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

伊藤 祐成 院長 MEMO

皮膚科専門医

  • 出身地:静岡県
  • 趣味・特技:「言葉」に関すること、クルマの中で音楽を聴くこと
  • 好きな本もしくは愛読書:「言葉」に関するもの、漢字検定
  • 好きな映画:『ロミオとジュリエット』、『サウンド・オブ・ミュージック』、『舟を編む』、『パリよ、永遠に』、『戦場のピアニスト』
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:「識る者は謂わず、謂う者は識らず」
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:ジャズ・ヴォーカル
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:京都、奈良、巴里、布哇

グラフで見る『伊藤 祐成 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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