梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師
YUMIKO KAJIWARA & YOJI KAJIWARA
開院から35年。地域の方々の多様なニーズを受け止めるべく、新たなクリニックに
【梶原 由美子 院長】
東京慈恵会医科大学 卒業。同大学循環器内科に所属し研鑽を重ねる。1990年4月に『梶原内科クリニック』を開院。2025年6月23日、現在地へて移転(小田急線「世田谷代田駅」より徒歩8分)。
【梶原 庸司 医師】
東邦大学医学部卒業。同大学病院での研修を経て、同大学消化器外科に在籍。
梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師
梶原内科クリニック
世田谷区/代田/世田谷代田駅
- ●内科
- ●循環器内科
義父の想いも受け継いで、次の世代に
【梶原 由美子 院長】
祖父は仙台にある早坂愛生会病院の院長職を務めておりました。朝から晩まで、患者さんのために尽くす姿を間近で見て、子供心に「お医者さんっていいな」と感じていたことがこの道を志す原点になったように思います。
東京慈恵会医科大学卒業後は現在の循環器内科にあたる第4内科に籍を置き、臨床と研究に従事したのち、1990年に『梶原内科クリニック』を開院いたしました。当時、開院したのは主人の父が建てたビルでした。義父自身は医師ではありませんでしたが、長年にわたって医師会にまつわる仕事をしてきた人でした。その想いを汲んでのことだったのでしょう、主人は医師の道に進み、そして私と出会ったわけです。義父のビルで私が開業を決めた際、誰よりも喜んでくれたのも義父だったのです。
年月が経ち、建物も老朽化してきました。「いつかは建て替えを」と考えていたのですが、昨年ようやくその決心がつき、この度リニューアルを迎えることになったのです。
【梶原 庸司 医師】
両親がともに医師という環境で育ったことが、私にとっては大きな影響となりました。医学の道を自然と志すようになり、東邦大学卒業後は大学病院で研修を受け、現在は消化器外科に所属しています。
週に一度、こちらのクリニックで診療にあたっており、内視鏡検査なども担当しています。専門性を活かしながら、地域の医療に貢献していけたらと思っています。
一人ひとりの人生に寄り添う診療
【梶原 由美子 院長】
開業から35年が経ちました。長年通ってくださっている患者さんも多く、みなさん年齢を重ねられて、生活習慣病などの慢性疾患を抱えている方が多い印象です。
リニューアルにあたって、院内でCRPや全血球計算などの血液検査を行い、結果を当日中に把握できる体制を整えました。レントゲンもAI診断を導入しており、呼吸器系の疾患でも、以前より確かな診断ができるようになりました。循環器にとどまらず、あらゆる疾患を早期にキャッチできるよう心がけています。
「病気」ではなく「人」を診る姿勢
【梶原 庸司 医師】
病気の診断・治療はもちろんですが、それ以上に大切なのは、患者さんが何を望んでいるのかという点です。治療方針に固執しすぎてしまうと、患者さん自身の意思や希望が置き去りになってしまうこともあります。ですから、選択肢を丁寧に提示したうえで、患者さんと一緒に治療の方向性を決めていくようにしています。ゴールの形は人それぞれですから、そこに寄り添うことを常に意識しています。
【梶原 由美子 院長】
慈恵医大の基本姿勢として、「病気を見ずして人を見よ」という言葉があります。病気の診断・治療は当然として、その人の性格や生活背景、価値観に目を向けることが、よりよい医療には不可欠だと思っています。
たとえば高脂血症の方に、ただ「脂っこいものを控えなさい」と言うだけでは不十分です。80歳を超えていたら、栄養が不足しないようにという視点も大切ですので、「お痩せにならないように気をつけてくださいね」という一言を添えるようにしています。
その人がその人らしく、健康に日々を過ごせるよう、バランスを大切にした診療を心がけています。
負担少なく、重大な病気に至らないようチェックするための検査体制
【梶原 庸司 医師】
内視鏡やエコーの検査については、できるだけ患者さんの負担を軽くし、リラックスした状態で受けていただけるように心がけています。
エコー検査では、肝臓・胆のう・膵臓といった腹部臓器を中心に確認しています。特に脂肪肝や肝硬変、胆石症など、よくあるけれど見逃したくない疾患のスクリーニングに役立っています。検査自体は比較的短時間で済みますし、痛みもないため、気軽に受けられるという点が大きなメリットです。早期発見・早期対応のためにも、定期的なチェックをおすすめしています。
胃の内視鏡検査については、経鼻・経口の両方に対応しており、患者さんのご希望や状態に応じて使い分けています。使用するファイバーも細いタイプを採用していますし、必要に応じて鎮静剤を用いて、半ば眠ったような状態で受けられるようにしています。胃カメラに対する不安が強い方でも、落ち着いて検査を受けていただけると思います。
最近では、逆流性食道炎の患者さんが増えている印象があります。この病気も、症状だけでははっきり診断しづらい部分がありますので、内視鏡での確認が非常に重要になります。そしてもちろん、胃がんの早期発見にも、内視鏡検査は欠かせません。重篤な疾患をできるだけ早い段階で見つけて対処できるように、日々の診療に取り組んでいます。
これから受診される患者さんへ
【梶原 庸司 医師】
大学病院とは異なり、地域のクリニックには「気になったときにすぐ診てもらえる」という安心感があります。通院しやすく、必要なときに必要な医療が受けられる。そんな「身近さ」こそが、私たちの強みだと思っています。アットホームな雰囲気の中で、安心・安全な医療を心がけてまいりますので、お気軽にご相談ください。
【梶原 由美子 院長】
「ちょっと頭が痛い」「咳が出る」といった日常的な体調不良も、気軽に相談してもらえる場所でありたいと考えています。そこで必要があれば、専門機関へ紹介する。そんな入り口としての役割を、今後も果たしていきたいです。
これまでの診療を通じて、さまざまな経験を積んできました。これからも地域の方々のお役に立てるよう、ひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思っています。
※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師 MEMO
- 出身地:[由美子]宮城県 [ 庸司]東京都
- 出身大学:[由美子]東京慈恵会医科大学 [ 庸司]東邦大学
- 趣味・特技:[由美子]旅行、読書、会食/卓球 [ 庸司]ドラム、アメリカンフットボール
- 好きなこと:[由美子]天体観察、犬の世話・メダカの世話、孫たちと遊ぶこと [ 庸司]ゲーム
- 好きな観光地:[由美子]イギリス、ハワイ、箱根 [ 庸司]箱根、カナダ
- 座右の銘:[由美子]「失敗は成功のもと」 [ 庸司]「和をもって尊しとなす」
梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師から聞いた
『虚血性心疾患』
原因は高血圧や高脂血症、糖尿病のコントロール不良
症状は胸痛や息苦しさや圧迫感などです。
近年、心筋梗塞の早期カテーテル治療により助かる方が増えています。
とはいえ、そうならないためには高血圧や高脂血症、糖尿病の的確な治療が大切です。
そして、それでも症状が起きたら早期に診断を付けるのが重要になります。
健診などで引っかかった場合は躊躇せず内科を受診される事をお勧めします。
梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師から聞いた
『高血圧症』
食事や運動面を見直していただくことが第一
まずはそれをスクリーニングし、そして生活習慣病と言われるように食事や運動などの面を改善し、それでも高い場合は薬を使います。
薬の種類も
1.カルシウム拮抗剤
2.ARB拮抗剤
3.ACE阻害役
4.利尿剤
5.βブロッカー
6. αブロッカー
その他にもいくつかあります。
年齢や基礎疾患、その他の要因で薬の組み合わせが変わります。季節により薬が変わる場合もあります。
人により副作用も出方が違いますので、その方にあうのを見つけて使います。
グラフで見る『梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師』のタイプ
![]() |
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
![]() |
||||
![]()
| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
![]()
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
![]() |
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
![]() |
||
| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
|||
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
梶原内科クリニック
梶原 由美子 院長 & 梶原 庸司 医師
世田谷区/代田/世田谷代田駅
- ●内科
- ●循環器内科
| 医院情報 | 院長紹介 | 求人 | MAP | 徒歩ルート |
| 医師の声 | 患者の声 | お知らせ | WEB予約 |
オンライン 診療 |
| 電話 | 03-6426-5933 |
|---|---|
| 所在地 | |
| 最寄駅 | |
| 駐車場 | |
| WEB | |
| 休診日 |



