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加藤 順 院長

JUN KATO

患者さんとの信頼関係を築くことを優先し、
おひとりおひとりに合った最適な医療を提供。

群馬大学医学部卒業後、東京大学物療内科、その後呼吸器内科に所属し、呼吸器内科医として研鑽を積む。2012年、京王井の頭線・小田急線「下北沢駅」から徒歩1分の場所にある「加藤医院」を継承。現在にいたる。

加藤 順 院長

加藤 順 院長

加藤医院

世田谷区/北沢/下北沢駅

  • ●内科
  • ●呼吸器内科

呼吸器のスペシャリストから、地域医療の道へ

加藤 順 院長

祖父から父。父から兄と、医師である身内の姿があり、物心がつく頃にはこの職業を身近なものと考えていました。それに加え、人の心の仕組みであり、命の意味ということに私は興味を持っていました。高校生ぐらいの年代というのは、そういうことを考える時期ですよね。医師という職業は、それを深く探求していける分野だと思いましたし、ましてそれが人の役に立てる仕事だということに大きな魅力を感じたということなのです。
その中で、私は特に「免疫」というものに興味をひかれるようになり、大学卒業後は東京大学の物療内科に所属させて頂きました。よく、“物流”と間違われるのですが(笑)、「物療」とは、物理療法のこと。そこでは様々な免疫の疾患の治療や研究が進められていたのですが、私は肺を専門とするようになりました。免疫を扱うと同時に、肺という臓器のスペシャリストたらんと考えたわけです。
当院の患者さんのおよそ6割が呼吸器疾患を抱えた方々で、より専門的な治療を望まれ、足を運んでこられています。また父の時代より、週に1回、精神科医の兄と神経内科医の兄が診療を手伝いに来てくれています。内科一般の診療と並行し、より専門的な診療をおこなえることは、当院の大きな特徴となっています。

薬物治療のみでない今後の悪化を防ぐ生活を一緒に考える

加藤 順 院長

感染症の患者さんも多いですが、ここ最近は、喘息や咳喘息に代表されるようなアレルギー疾患が目立つでしょうか。
ヒューヒューといった喘息特有の呼吸音があまり見られず、咳を主体とした症状を咳喘息と称します。様々な解釈がありますが、私はこれを喘息の軽症なものととらえています。軽い症状ですが、放っておけば悪くなっていきますし、喘息へと移行するケースも多く見られます。
咳喘息という診断がついた場合には、お薬による治療が必要ですが、生活習慣等で見直すべき点があるかどうか同時に伺っています。日常的にホコリの多い空間で過ごしているのであれば、できる限りそれを避けていただく。あるいは、風邪を契機に悪くなることも多いものですから、普段の体調管理にも気を配っていただくなど日々の生活の中で見直して頂くことが大切です。

患者さんの理解を得ることが、良い治療へとつながる鍵となる

加藤 順 院長

患者さんが仰ることをよく聞いて、あるいは上手く引き出し、診断の精度をあげていきたいと思っています。その上で私が考えている診断を補完し、確認する意味で様々な検査をお願いすることになります。この検査をお願いする段階においては、なぜそれが必要なのか、理由をしっかりと説明することが大切です。最終的に良い治療を受けたかどうかは、その結果によって患者さんは判断されることでしょう。しかし、それ以前に私が何を考え、どういったロジックで診療を進めていったかどうかをご理解いただけないことには、納得して治療を受けることにつながらないと思うのです。
呼吸器の病気は、簡単には治らないものがあります。たとえば、タバコを吸う方に起こるCOPD。この病気の場合、すでに肺の機能が一定以上落ちてしまっているものですから、治療の段階、段階において評価をしていく必要が生じます。その評価のための検査は、患者さんのご理解があって可能なことなのです。
大切なのは、必要な治療を続けていただけること。その必要性が充分に理解できていないために、治療が中途で終わったり、はては医療不信の要因の1つになっている現状があります。丁寧な説明を続けていくことを心掛け、少しでもそのような状態を払拭できるように微力を尽くしていきたいと思っています。

健康診断を通じ、いつまでも元気に過ごしていただく

大学院を修了したあとに健康診断を担当する科に籍を置いたことがありました。肺という特定の臓器だけに執着するのではなく、その時点で全体を診るということを学べたことは、今の私の大きな糧となっています。
当院では区民検診もあつかっており、それ以外に、ご希望に応じた健康診断を随時うけたまわっています。健康診断の目的は、定期的な体調管理と、その先にある健康寿命を延ばすということにあります。昨今は介護の問題が喫緊の課題となっていますが、お年を召しても元気でいられるよう、健康診断から今の生活を見直していただく指導にも力を入れています。当院での実施はもちろん、会社等で受けられた診断結果のご相談もうけたまわっていますので、お気軽にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

たとえ同じ病名であっても、1人ひとり違う病気であるとの認識を持ち、その方にもっとも合った治療を提供できるよう心掛けています。お身体のことで何か心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。質の良い、あなたに合った最善の治療を提供してまいります。

※上記記事は2016年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

加藤 順 院長 MEMO

総合内科専門医 /呼吸器専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:音楽鑑賞
  • 好きな本・作家:希望の国のエクソダス(村上 龍)、カンディード(ヴォルテール)
  • 好きな音楽:ジャズからポップスまで幅広く。昔からアナログレコードの音色が好きです。
  • 好きな場所:海、山、温泉

グラフで見る『加藤 順 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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