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井上 敬一郎 院長

KEIICHIRO INOUE

新しい機材を取り入れ、出来るだけ質の高い医療を提供、知識と技術は常に新しく。

理工学部、大学院の工学修士を修了後、東京医科大学医学部に入学。卒業後は大学病院に勤めながら開業医の父を手伝い、病で倒れた父の想いを受け、「三軒茶屋駅」徒歩6分の「井上外科・内科」を受け継ぐ。

井上 敬一郎 院長

井上 敬一郎 院長

井上外科・内科

世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●肛門科
  • ●外科
  • ●消化器外科
  • ●整形外科

自由に過ごさせてもらった学生時代、開業医の父の想いを受け継いで。

井上 敬一郎 院長

幼い頃から、男性の親族は全員医者という環境で育ったので、大人になったら医者になるものなのだと漠然と考えていました。両親は自分の好きなことをすれば良いという考えでいてくれたようで、馬術競技に夢中になったり、大学では興味のあった工学を専攻したりと、若い頃はかなり好きなことをさせてもらっていましたね。その後、自分はどんな職業に就くのかと考えるようになった時に、やはり医療の道に進みたいとはっきり思ったんです。それで青山学院理工学部、青山学院大学院の工学修士を修了後、東京医科大学医学部に入学しました。親族の中には医学部に行く前に大学を出ている人が何人もいるので、あまり特異なこととは考えていませんでした。理工学部では沢山の刺激を受けましたし、人間関係含め見解を広げることができた大変有意義な時間でしたね。ただ、青山の学生時代も将来どうするのかと聞かれた時は、「医者になるよ」ときっぱり言っていました。有言実行がモットーなので、覚悟の意味もあったのだと思います。
医学部を卒業後、大学病院に勤めながら父が開業したこの病院を週に一度手伝っていた時期がありました。はじめは継ぐつもりではなかったのですが、病をおして診療を続けている父の側で働くうち、父の身体や病院の今後のことを患者さんがとても心配されていたんです。そこで咄嗟に「僕が継ぐから大丈夫ですよ」と言っていた自分がいました。そしてその言葉に心から安心している患者さんを見て、自分を求めてくれる場所があるのなら、そこに行くことが最善なのだと考えるようになりました。最終的には亡くなる直前の父に継いで欲しいと頼まれたことが後押しとなり、2005年、ここ医療法人社団周駒会 井上外科・内科(東急世田谷線「西太子堂駅」徒歩3分・東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩6分)としてこのクリニックを継ぐこととなりました。

多くの患者さんの臨床経験の上に積まれ身につけた技術、新しい機材を取り入れ、質の高い医療を提供。

井上 敬一郎 院長

一般外科・内科に加え、消化器外科として痔の手術や治療も行っています。普通、開業するとトラブルの元になる麻酔やメスを使う外科手術はやらなくなることが多いんです。場所と機材への投資が大変だという観点もあります。でも、十数年も大学病院で先端医療に携わっていたのに、開業医になったらそれをやめてしまうというのは勿体ないですよね。自分が身につけた技術は多くの患者さんの臨床経験の上に積まれたもので、知識や経験を得るため沢山の諸先輩方にお世話になっている訳です。地域の患者さんからの需要が高いのも事実です。患者さんの中には、普段はかかりつけのお医者さんが他にいて、困った時や重症化した時だけ当院にいらっしゃる方も多いですね。自分の実力が出せる方面であれば積極的に診ていきたいと思っています。
また、出来るだけ質の高い医療を提供出来るよう、新しい機材にはどんどん投資するようにしています。経鼻内視鏡もかなり早い段階から取り入れました。自分の知識が古くならないよう努力も怠りません。大学病院時代から、消化器外科と外科の指導医の資格を10年以上保持しているのですが、開業医の中で外科の指導医の資格を持ち続けることはかなりの努力がいることですが、知識と技術は常に新しい方が良いですからね。

日帰り手術・外来手術でできること。

井上 敬一郎 院長

最も多い痔の手術ですが、状態にもよりますが、予約無しでも当日行うこともあります。10〜20分で手術が終わり、30分程休んですぐに帰ることができます。痔には「痔核」「痔ろう」「裂肛」という症状がありますが、このうち「痔核」に関しては、殆どの場合注射のみで治すことができるようになりました。近年開発された「ジオン注射療法」という治療法です。出血も痛みも最小限で済みますし、次の日からすぐに効果を実感出来るところが喜んでいただけますね。
鼠径ヘルニアの手術も日帰りで行っています。手術をしなければ完治し得ない病気で、放っておくと鼠径ヘルニア嵌頓という病態に進んでしまうリスクもあります。こちらも手術自体は1時間前後で終えることができますので、日帰り手術が可能です。来院していきなり手術だと言われてもびっくりしてしまうので、当院ではきちんとくわしく説明をして、選択肢を提示し、ご本人にしっかり納得していただいた上で治療に進むようにしています。

自身が五感で習ってきたことを大事にしたい。

あたりまえの事ですが、当院では風邪であっても喉を見て、身体を触って、聴診して、反応を見て…という診察を必ず行っています。自分の聴診器と触った手の感覚というのは、医者にとってとても大切なものです。極端な話、そうでなければ機械で診断できることになってしまいますよね。自分が今まで五感で習ってきたことを大事にしたいですし、後輩にもそういった基本的なことをきちんと行うよう伝えています。
一人一人とじっくり向き合うことを心がけているので、どうしても時間が長くなり、お待たせしてしまうことも多いです。心苦しくはありますが、やっぱり長い間待ったら、余計に自分もきちんと診てほしいと思いますよね。長い間学んできた知識や経験を十分に活かして、しっかりした診療を行いたいと考えています。
また、肛門の病気では「恥ずかしい」と思う患者さんが多いので、あまり仰々しくせず、肛門診の前はある程度事務的に診察をするようにしています。もちろん問診はきちんと行いますが、あまり感情が入ってしまうと余計に羞恥心が生まれますので、じっくり顔を見て話すのはあえて肛門観察の後にするようにしています。

これから受診される患者さんへ。

痔に関しては、薬を使い続けて長い間一進一退を繰り返している方が多いようですが、専門医に診てもらうことを強くお勧めします。選択肢は色々と用意出来ますし、痔だと思っていたら大腸の病気だった、ということもあるんです。大腸がんが発覚してすぐに入院となるケースもゼロではありません。可能性があれば迅速に検査をするというのが方針でもありますので、必要であれば大腸内視鏡検査も行います。消化器全てが専門ですので、全体を診ることができるのは当院ならではの利点と言えるでしょう。
人に言えず悩んでいる方も、恥ずかしいと思わず、ぜひ見せに来ていただきたいです。

※上記記事は2016.1に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

井上 敬一郎 院長 MEMO

外科専門医 /消化器外科専門医

  • 出身地:東京都世田谷区
  • 趣味:乗馬、家庭菜園
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:継続は力なり、有言実行
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:田園風景のある田舎

グラフで見る『井上 敬一郎 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

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