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船戸 宣利 院長

NOBUTOSHI FUNATO

新しい機材を取り入れても、処置は昔気質。
地元密着クリニックの3代目院長の試み

東京医科大学卒業後、東京医科大学八王子医療センター、同大学病院本院、戸田中央総合病院、厚生中央病院等の勤務を経て、2013年、実家である新中野「船戸耳鼻咽喉科医院」院長に就任。現在、東京医科大学病院耳鼻咽喉科頭頸部外科兼任助教、もろほしクリニック耳鼻咽喉科院長を兼任。

船戸 宣利 院長

船戸 宣利 院長

船戸耳鼻咽喉科医院

中野区/本町/新中野駅

  • ●耳鼻咽喉科

新中野で半世紀以上続く耳鼻咽喉科。2017年に改築してバリアフリーを実現

船戸 宣利 院長

4代続く医師の家系で、この新中野で耳鼻科を開業したのは2代目、祖父のときですね。1957年頃かな? 以来、父、私、と同じ場所で同じ科目の診療を行っています。なので患者さんも同じように、代々当院へ通ってきてくださる方が多く、年配の患者さんなどは「小さかった子が立派になってねえ」などと、私の小さい頃のことを話してくれたり。お互いに成長を見届けあっているような、そんなおつきあいです。患者さんは0歳から100歳まで(笑)、あらゆる年代の方です。父は中野区の小中学校の校医も長年勤めており、まさに地元密着型そのもの、の医療を行っています。
現在の院長は私ですが、父が理事長として週に4日診察し、残りの2日は私が行っています。そろそろ代替わりの準備をしなければ、という段階ですね。建物も老朽化してきたので、現在改築中で、2017年の8月に診療再開しました。外観まで完全に終わるのは2017年の12月予定です。大きな変化といえば、以前は地下に診察室があったのを地上に持ってきて、バリアフリー化したことでしょうか。高齢化社会ですからこれは必須でした。

スマホで受付、診療30分前に連絡が入る新システムで院内感染予防

船戸 宣利 院長

長く続けているなかで、時代に合わせていろいろと変えていくべき点は出てきます。例えば私が2015年に院長になったときのことですが、新しい機械などもいろいろ導入しました。赤外線CCDカメラを使うめまい検査器や、痛みが少ないのでお子さんにも使える電子内視鏡、電子カルテなどですね。アレルギー性鼻炎の方に使用するCO2レーザーもあります。2016年にはスマートフォンと電話による新受付システムを導入しました。これは待合室での待機時間を大幅に減らすことのできるシステムで、受付はスマホか電話で行い、診察30分前になるとメールか電話で連絡が入るというものです。耳鼻科はとにかく待ち時間が長く、インフルエンザの時期などは感染する可能リスクも高まります。なので、できるだけ待合室にいる時間を減らしたかったのです。利便性はかなり高まったのではないでしょうか。さらに新しい点としては、今も外来医師として勤めている東京医科大学との連携が強くなったことも挙げられます。
ただ、新しければいいというものでもありません。当たり前ですが、患者さんの立場に立ってしっかり話を聞くこと、そして耳鼻科ならではの局所処置などは昔ながらのやり方で、大切にしていることです。局所処置とは、喉が痛い、鼻がつまってつらい、という症状に対して、その場ですぐなんらかの処置をして楽にしてあげること。忙しい時代だからなのか、検査を重視しすぎなのか、これを行う医院は減ってきているようで、“よそで“吸引しただけで終わってしまったけど、まだ痛い”などと言って来られる患者さんに、薬を塗ったり等の処置をすることも多いです。この医院での処置をまずきっちりして症状を改善し、なるべく飲み薬は減らす、というのが当院の方針です。

高齢化社会で大きな問題になる嚥下(=飲み込み)にも注力

船戸 宣利 院長

大学卒業後、ここに戻る前は大学病院や総合病院に勤務してきました。いまでも東京医科大学に外来医師として勤めています。大学で教わった教授が“専門だけでなく、耳鼻咽喉科のひととおりは診れるように”と指導してくださったおかげで、今、院長になってとても助かっていますが、専門は咽頭、とくに嚥下=食べ物を飲み込む力、です。長い間見落とされてきた分野で、詳しい医師はそう多くはないのですが、これからの高齢化社会のなかで大きな問題になることは確実です。嚥下力が下がるということは食物を取り入れられない=栄養がとれないということで、ここが弱ると本当に衰えてしまうんです。一般に嚥下する力が衰えるのは、加齢によるものと、がん、脳卒中などの病気によるものなどがあります。完治しないものでも、食べ方の工夫などで良い状態にもっていくことは可能ですし、重症ならば連携している大学病院へ紹介します。このようなクリニックではまず大事なのはその振り分けですね。当院でケアできるものか、そうではないのか、という見極めです。
めまいも得意な分野です。めまいの患者さんは増えています。というのは、昔はめまいがしてもなんだかわからず、やりすごす方が多かったと思うのですが、近頃はインターネットでの情報取得などが発達して、めまいがしたらまずは耳鼻科へ、ということが常識になりつつあるからでしょう。通常のめまいなら自然治癒することが多いのですが、脳の病気が隠れている可能性があるので、やはり一度は診察してもらうのがいいと思います。

スギ花粉、ダニアレルギーは新しい治療法、舌下免疫療法が有効

理事長の得意分野、アレルギー性鼻炎も当院の強みです。当院ではスギ花粉とダニアレルギーについては、舌下免疫療法を行っています。体内にアレルゲンを少量ずつ投与して、体を慣れさせる減感作療法で、昔は週に一度スギ花粉を注射していました。しかしこの舌下療法なら、通院は月に一度でよく、毎日自宅で舌に薬をたらすだけ。体への作用も穏やかで副作用もほとんどありません。全ての人が適用になるわけではありませんが、受けた方の7〜8割に改善がみられるので、可能なら試してみる価値はあるでしょう。あとは花粉症のピーク時にはレーザーで鼻炎を抑える治療も行っています。
最近は花粉症の発症年齢が年々若年化しているのが気になります。そしてその数も増え続けている。アレルギーに関してはまだ主流は抗ヒスタミン剤の飲み薬で抑える方法が主流ですね。そしてアレルゲンにできるだけ触れないようにする、これが基本です。

これから受診される患者さんへ

なにはともあれ、おかしいな?と思ったらすぐ受診して下さい。どんな病気でも早期診断、早期治療が肝心です。治療も簡単に、早く終わりますし、結果費用も安くすみます。自覚症状のない病気も多いので、少しでも異変があれば大げさと思わず来てみてください。新中野の方のかかりつけ医院でありたいと思っていますので、何科に受診してよいか分からないと思うことも、ぜひ相談してもらいたいと思います。

※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

船戸 宣利 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:マウンテンバイク(MTB)、野球観戦    
  • 好きなチーム:ヤクルト
  • 好きなMTBコース:富士のパノラマスキー場のダウンヒル
  • 好きな本:おもしろければ誰でも。最近は池井戸潤さん。

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