吉田産婦人科医院
吉田雄一郎 院長 & 隆之 副院長の独自取材記事
三代にわたり地域とともに歩む産婦人科として― 話を聞き、寄り添い、つないでいく医療 ―
吉田雄一郎 院長 & 隆之 副院長ヨシダ ユウイチロウ & タカユキ
【吉田雄一郎 院長】
日本医科大学 卒業。同大学産婦人科に入局。大学病院や関連病院で研鑽に励み、1995年より現職。
【吉田 隆之 副院長】
東邦大学医学部 卒業。同大学産婦人科に入局。2025年より現職。
地域で必要とされる医療をこれからも
【吉田雄一郎 院長】
当院は、祖父の代から数えると私で三代目になります。もともとは巣鴨で開業していましたが、戦争で焼失し、その後、縁あってこの地に移り、現在の形になりました。いわば、時代の流れや地域とのご縁の中で続いてきた医院です。
私自身、強い使命感をもって医師を目指したというよりは、責任感のほうがより強かったかもしれません。産婦人科を選んだのも、父の医院を継ぐことが前提にあったからです。
日本医科大学を卒業後は、しばらく大学病院や派遣病院で経験を積みました。外の医療現場を見たうえで、1995年に父より院長職を引き継ぎ、今もこの場所で診療を続けています。
【吉田 隆之 副院長】
私は父とは少し異なる道を歩んできました。高校卒業後は文系の大学に進み、社会人となることも考えていましたが、30歳を前に方向転換し医学部へ入学しました。きっかけは、実家医院の存在です。両親から医院を継ぐように言われたことは一度もありませんでした。ところが、地域の中で当院が果たしてきた役割や、必要とされてきた歴史を、年齢を重ねる中で強く意識するようになっていきました。家業としてだけではなく、地域医療の担い手としての当院の存在意義を感じたことが、医師を志す決断につながりました。
東邦大学卒業後は、大学病院や関連施設で産婦人科医としての研鑽を積んでいました。ですが、父を支えていた母が急逝し、父一人で医院を運営する状況となったため、2025年より当院で父とともに働き始めました。
地域の中にある産婦人科として、一般産科・一般婦人科を軸に幅広く
【吉田雄一郎 院長】
診療の中心は一般婦人科・一般産科です。婦人科ですと、台東区のがん検診をはじめ、月経不順や月経困難症、更年期症状、下腹部痛、おりものの異常、陰部の痒みや痛みなど、日常的な婦人科の悩みを幅広く診ています。またその他にも、緊急避妊や人工妊娠中絶といったご相談も対応しています。
昔から通ってくださっている方の中には、遠方からわざわざ足を運んでくださる方もいらっしゃいますし、そうした一人ひとりの患者さんと向き合う時間を大切にしています。
【吉田 隆之 副院長】
産科では、妊婦健診と産後ケアの外来型乳房ケアを行っています。妊婦健診では、他院で分娩(セミオープンシステム利用)の方、里帰り分娩の方、助産所分娩の方など、様々な背景の妊婦さんが利用してくださっています。分娩と産後ケアの宿泊型の取り扱いは現在一時休止中ですが、2027年の新病院への移行に伴い、設備と体制を整え、「ここで子どもを産みたい」と思ってくださる皆さんのご希望に添えるよう、分娩を再開できればと思っています。
当院の特徴として、「産婦人科かどうかわからないけれど、ちょっと相談したい」という方が来られることも多いです。そこから必要に応じて他科をご紹介することで、安心して帰っていただける。それも地域の医院としての役割と考えています。
安心につなげるための、対話を重視した診療を
【吉田雄一郎 院長】
昔の医療は、どうしても医師主導で話が進む場面が多かったと思います。私自身も、父の代の診療を見てきましたが、今とは随分違いますね。息子を見習って、というわけではありませんが、今はできるだけ、患者さんの話をよく聞くことを心がけています。病気の説明だけでなく、「何が不安なのか」「何が一番気になっているのか」を聞くことが、安心につながると思っています。
【吉田 隆之 副院長】
産婦人科では、妊娠や出産といった喜びに満ちた出来事に立ち会うこともあれば、中絶のように不安で、人に相談しにくい悩みに寄り添うこともあります。産婦人科は性や生命という多様な価値観が存在する繊細な事象を扱う仕事だからこそ、決めつけた物の見方をしないことが大切だと思います。医師は物事の良い悪いを判断するのではなく、その人が困っていることを一緒に整理し、どうすることがその方にとって現実的であるかを考えていく姿勢が求められるのです。だからこそ、患者さんのお話をうかがい、一緒に考えていく姿勢を大切にしています。
これからの医院と、つなぐ医療
【吉田 隆之 副院長】
当院の大きな特徴のひとつが、助産所との連携です。祖父の代から、助産師さんと協力しながら分娩を支えてきた歴史があり、現在も父が複数の助産所の嘱託医を務めています。助産所での分娩を希望される方は少数派ですが、確実にいらっしゃいます。当院が関わることで、その選択肢を守れるのであれば、お母さんと赤ちゃんの安全を守ることを前提に支えていきたいと考えています。
【吉田雄一郎 院長】
当院では産後ケアにも力を入れています。現在は外来での乳房ケアや相談が中心ですが、当院の助産師が産後の体調や気持ちの不安についても対応しています。将来的には、新しい医院で入院型の産後ケアも再開していく予定です。
これから受診される患者さんへ
【吉田雄一郎 院長】
婦人科はどうしても敷居が高いと感じる方が多いと思います。でも、気になることがあれば、どんなことでも構いません。婦人科か内科か迷うような症状でも、まずお気軽にご相談いただければと思います。またご相談内容によっては、内診が必ずしも必要なわけではありません。内診が不安で婦人科受診をためらわれている方も、まずはお話だけうかがうこともできますのでご相談ください。
【吉田 隆之 副院長】
地域のかかりつけ医として、「診察を受ける」というだけではなく、「話をしに来る」場所としても使っていただけたらうれしいですね。院長に会って話をしたい、安心したい、そういう理由で通ってくださる方が今もいらっしゃいます。
人と人とのつながりを大切にしながら、これからも地域に根ざした医療を、無理のない形で丁寧に続けていきたいと考えています。お悩みやご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2025年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
吉田雄一郎 院長 & 隆之 副院長MEMO
- 出身地:
- [院長・副院長]東京都
- 出身大学:
- [院長]日本医科大学 [副院長]東邦大学
- 趣味:
- [院長]ギター、ゴルフ [副院長]写真
- 好きなアーティスト:
- [院長]ビートルズ、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
- 好きなこと:
- [副院長]「水につかること」(お風呂とか温泉とか海とか)
- 好きな場所:
- [院長]ゴルフ場 [副院長]地元(台東区・文京区)
- 好きな言葉:
- [院長・副院長]「感謝」
根津駅すぐ、三代で地域を支える丁寧な産婦人科診療
吉田産婦人科医院は根津駅から徒歩1分の便利な立地です。一般婦人科や産科の幅広い診療に対応し、妊婦健診や産後の乳房ケアも行っています。三代にわたり地域医療を支える院長と副院長が、丁寧な対話を通じて患者の不安や悩みに寄り添います。伝統ある院内は安心感があり、患者の立場に配慮した温かな空間が整っています。
根津駅すぐ、三代で地域を支える丁寧な産婦人科診療
吉田産婦人科医院は根津駅から徒歩1分の便利な立地です。一般婦人科や産科の幅広い診療に対応し、妊婦健診や産後の乳房ケアも行っています。三代にわたり地域医療を支える院長と副院長が、丁寧な対話を通じて患者の不安や悩みに寄り添います。伝統ある院内は安心感があり、患者の立場に配慮した温かな空間が整っています。