さくら診療所
台東区/池之端/根津駅
- 内科
- アレルギー科
- リウマチ科
- 漢方内科
- 心療内科

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電話 | 03-5382-9091 |
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所在地 | 東京都台東区池之端2-8-20 |
最寄駅 | 根津駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | https://sakura-shin.com/ |
休診日 | 水曜・木曜・日曜・祝日 |
診療時間 |
[月・火・金・土]10:00~13:00 ※午後は往診のみ |
特徴 |
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ATSUKO MURAKAMI 村上 敦子 院長
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◆心と体の痛みに寄り添う「さくら診療所」◆
当院は、内科、アレルギー科、リウマチ科、心療内科、リハビリテーション、漢方内科、鍼灸治療を専門とし、患者様一人ひとりの症状や体質に合わせた診療を提供しております。採血検査や処方に加え、必要に応じて専門クリニックや各大学病院と連携し、精密な画像診断や迅速な治療を実施いたします。特に発熱などの症状をお持ちの患者様には、院内での抗原検査と処方を行い、早期の回復をサポートいたします。心療内科では、患者様のお話を丁寧に伺い、薬物療法だけでなく、具体的な問題解決に向けたサポートを提供いたします。また、漢方内科では、患者様の体質に合わせた保険診療を通じて、さまざまなお悩みに対応しております。鍼灸治療においては、免疫力の向上や疼痛治療として、その効果が欧米各国で評価されており、当院でも積極的に取り入れております。私たちは、患者様の心と体の痛みに真摯に向き合い、最適な治療とサポートを提供することをお約束いたします。お困りの際は、ぜひ「さくら診療所」へご相談ください。
村上 敦子 院長への独自インタビュー
新しいさくら診療所の開設にいたるまで
私が12歳の頃に父が肺性心で倒れ、入退院を繰り返すようになりました。祖母、独居になった叔母も乳がん末期となり、次々と看取る事となりました。当時は学校にもまともに通うことができず、かなり大変な状況でしたね。二十歳で父を看取った時、私は大学で栄養学を学んでいました。その大学で恩師から医師免許の取得を目指すように勧められたこともあって、東京大学の医学部に移ったのです。卒業後は東京大学附属病院の物療内科に入局し、出向先の同愛記念病院ではアレルギー呼吸器内科に籍を置きました。医師となって5年目には東洋医学の専門医、呼吸器科専門医、アレルギー科の専門医を取得していました。その後、アメリカに渡った際、多くの基礎学科の単位と専門を持っていたことが米国在籍中役立つことになりました。
大学病院に勤務する傍ら、台東区の蔵前で地域医療にも従事し、その際に気付いたことがありました。当時は夜間診療や往診が定着しておらず、困っている方が多数いらっしゃったのです。その方々を救済すべく、東大病院や筑波大学理学療養科の仲間たちとともに文京区小石川に“最初”の『さくら診療所』を開設したのです。大学での外来のないとき昼は往診に出かけ、夜間も診療を行うなど、忙しい日々を過ごしていましたが、そんな矢先に私は交通事故に遭い、脊髄損傷となり車椅子での生活を余儀なくされました。当時の日本において、車椅子で診療を続けるのは難しいものがありました。診療所を維持することが難しいのは明らかで、アメリカに渡ることになったのです。幸い、身体の方はあちらでハビリを行い徐々に落ち着いていきました。そして今までの経験と知識を買われ、米国ジョンズホプキンズ大学に籍を置くことになったのです。現地では免疫と腫瘍を専門に行ってきました。腫瘍の患者さんを中心に、診療はもちろんのこと、米国内外の患者様方の総合診断、治療方針決め、メンタルフォローするコンシェルジュドクターとしての仕事も行っていました。
『さくら診療所』を台東区池之端に開設したのは2024年末のことです。それ以前、母の介護が必要になり、私は日本に帰国していました。帰国後、非常勤で勤めていたクリニックがあったのですが、そのクリニックを辞することになり、「行き場がなくなる」とそちらの患者さんから懇願されたこともあって、自身のクリニックを立ち上げることを決めたのです。急ピッチでクリニックを立ち上げることになったのですが、家族のように親身につき合わせて頂いている患者様、そしてそのご家族など、多くの方の尽力があり、無事クリニックを構えることができたのです。
東洋医学にも深く従事してきた経験も生かして
診察の際には舌診といって口内から聴診をしていきます。まず全身状態を診て、その後腹診など行いその段階で肩の筋肉の状態や背筋の状況から、すべてを診ていくのです。その患者さんが肩こりや痛みを訴え筋肉の緊張など強いときはその場で鍼を打って痛みを取り除いていきます。
お灸について言えば、アメリカのほうがむしろ本場と言えるでしょう。きっかけは、あの湾岸戦争でした。負傷した方々への対応では、お薬よりも耳たぶ灸など、様々なお灸を施したほうが即効性に優れ、メンタルの安定も望めることから、ずいぶん前から彼の地ではお灸が普及していったのです。
それから鍼ですが、35年前に間中先生という東洋医学会を開かれた鍼の名医に北里研究所東洋医学にて師事し、その後、間中病院外来医として鍼をしていました。これは数十年前にフランスのピアジェ博士という方が体系化し、広く普及しています。日本のいわゆる“つぼ”ではなく、〇〇ラインの何番といったように、お悩みによって打つべき場所を整理したものが多くの医師の間で共有されています。お灸も鍼も、欧米では即効性があり、かつ比較的安価な治療として馴染みのあるものとなっています。
ここでは鍼灸を医療として提供していますが、来院される方の中には、それで満足できない方もおられます。この春(2025年)より、筑波で平成8年まで学んだ鍼灸師も手伝ってくれることになりました。医療としての鍼灸だけではなく、リラクゼーションを主目的とした方々のためにもお役に立っていければと思っています。
根津駅上野動物園側地上行きエレベーター出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):1分41秒
(説明が)すごくわかりやすいですし、人柄もすごい温かい先生で、母も先生が来るのを楽しみにして、それが元気の素じゃないですかね。