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矢吹 大輔 院長

DAISUKE YABUKI

泌尿器科を中心として、地域の人々の健康を幅広く見て、支えていく

グアダラハラ自治大学医学部(メキシコ合衆国)を卒業。同国ハリスコ州コロトラン市地域医療センター(内科・産婦人科・泌尿器科)に勤務。日本に帰国後、東邦大学医療センター大橋病院泌尿器科勤務を経て、『信濃町診療所』院長に就任(JR総武線「信濃町駅」より徒歩1分)。

矢吹 大輔 院長

矢吹 大輔 院長

信濃町診療所

新宿区/信濃町/信濃町駅

  • ●泌尿器科
  • ●性感染症内科
  • ●皮膚科
  • ●内科

メキシコで医学を学んだ経験が今の糧に

矢吹 大輔 院長

私はメキシコの大学で医学を学びました。あちらは日本とは異なり、入るのはたやすいのですが、反面、進学は非常に厳しいという面があります。私が医学部に入学した当時、1年生は300人を少し越えるくらい。それが卒業時には100人とちょっとという数になっていました。おおよそ3分の2の学生が途中で進路を変えざるを得ない環境の中で、必然的に勉学にいそしむことになったのです。
卒業後もまた大変です。当時はルーティンとしてのインターンを終えた後、社会奉仕として無給で働くことが義務付けられていました。振り返ってみますと、本当になんでもやらされましたね。子沢山の国ですから、お産はほぼ1日おき。専門がどうとは言っていられない状況で、あらゆるものを診ることを要求されました。彼の国では、家庭医の育成に重きが置かれていました。その方針のもと、大学病院で高度医療を学ぶのと並行し、家庭医としてのスキルも磨かれていったことになります。今、こうして開業医となってみると、当時の経験が非常に役立っていると思っています。
あちらの大学を卒業したものですから、スペイン語圏の方々も当診療所では拝見しています。母国語がそちらの方も、気軽にいらしていただきたいですね。

あらゆるご相談に乗ることのできる街のクリニックとして

矢吹 大輔 院長

先代院長である私の父がこのビルに診療所を設けたのが1968年のことでした。当時から泌尿器科・内科・皮膚科を標榜しており、その頃より続けて来院されている方も数多くおられます。当診療所では父の代から「オリジナル軟膏」を処方しています。中身については企業秘密というところなのですけれど(笑)、患者さんの中には「これをください」と来られる方もいらっしゃいますね。
専門ということでは泌尿器ということになりますが、ここではいらした方のすべてを診させていただくつもりでおります。もちろん、必要と判断した場合には病院等へご紹介しておりますが、街のかかりつけ医として、あらゆるものを診ていくという姿勢は堅持していきたいと考えています。

泌尿器のトラブルの改善が日々の生活の質の向上につながる

矢吹 大輔 院長

泌尿器のトラブルとしては、男性であれば慢性前立腺炎が。女性であれば慢性の膀胱炎が目立つ傾向にあります。女性は冷え性の方が多いものですけれど、冷えによっておしっこが近くなるというケースが多々あるものなのです。少し前ですと、泌尿器のトラブルを相談するのはなかなかハードルが高いものでしたが、最近、特にお若い方は抵抗なくご相談に見えることが多い気がしております。とはいえ、泌尿器のトラブルは内科などのそれに比べ、依然としてハードルが高いとお思いの方が多いのは事実でしょう。その典型的なものとして、昨今話題になっている過活動膀胱も含まれます。過活動膀胱については、我慢されていたり、あるいは「仕方のないもの」として捉えている方が多いのかもしれません。しかし、この症状もお薬等によってかなり改善が見込まれます。おしっこが近いということでバスの旅行などを敬遠される方も少なくないと思われますが、治療を受けることでそのような懸念を払拭できる可能性が十分にあります。生活の質を向上させ、毎日を今以上に楽しく過ごしていただくためにも、1度ご相談いただければと思いますね。

患者さんと同じ目線での医療を

患者さんと同じ目線で、なるべくわかりやすい説明をするよう心がけています。「頻尿」という症状がありますよね。患者さんの方からそう仰ってくることもありますが、私は「おしっこが近いんですね」と言い直すようにしています。私自身、患者さんとして医療機関に赴き、そこで医学用語を頻繁に使われると困ってしまうものですから(苦笑)、そうならないよう努めているということなのです。
自身の病状がどういうものかを理解していただくことが何よりも大切です。それが治療へのモチベーションを左右することもありますので、噛み砕いて説明をし、理解していただけるよう努めています。
そうした方針なものですから、1人ひとりの診察時間が長くなり、結果としてお待ちいただくことが往往にしてあります。ただ、幸いなことにそれをご不満に思われる方はそれほどいらっしゃらないのです。私の方針を好意的に理解していただけているのだと思いますし、ニーズを汲みながら、1人ひとりの方を丁寧に拝見させていただければと思っています。

これから受診される患者さんへ

泌尿器の病気について相談するのを「恥ずかしい」とお感じになる方もいらっしゃるかと思いますが、決して珍しい病気ではありませんので気軽にご相談いただけたらと思います。小回りの利くクリニックであることの利点を生かし、超音波をはじめとして様々な検査もすぐにおこなうことが可能です。おひとりで悩みを抱えることなく、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

矢吹 大輔 院長 MEMO

  • 出身地:横浜
  • 趣味・特技:鉄道マニア(中学・高校の時はSLを追いかけてほぼ全国写真を撮りに行きました)
  • 好きな本・作家:最近は文芸春秋を毎月読んでいます。好きな作家は松本清張です。
  • 好きな映画:アクション・戦争映画
  • 好きな言葉・座右の銘:病気を診ずして病人を診よ
  • 好きな音楽・アーティスト:SALSA、MERENGE
  • 好きな場所・観光地:京都、鉄道博物館

グラフで見る『矢吹 大輔 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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