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平 竜三 院長

RYUZO TAIRA

「対話型」医療サービスがモットー。整形外科のみならず、予防医療にも力を入れている

東北大学医学部卒業。同大学医学系大学院卒業。宮城県内の市中病院・東北大学病院等勤務を経て、東京池袋インターシティクリニック院長に就任。2005年8月に『小豆沢整形外科』を開設(都営三田線「志村坂上駅」より徒歩8分)。

平 竜三 院長

平 竜三 院長

小豆沢整形外科

板橋区/小豆沢/志村坂上駅

  • ●整形外科
  • ●形成外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●ペインクリニック

まず「自分が病気になりたくない」

平 竜三 院長

私は幼少のころ、身体が弱かったのです。それから身内も、母や祖母が病気で入院をしたりしていました。そうしたことがあったからでしょう、いつしか、「人はなぜこんなに辛いことになるんだろう。病気になるのはイヤだなあ。」という思いが頭をよぎるようになっていました。

よく、医師を志す理由として
「人々の病気を治したい」
という人が多いですね。

それはそれで素晴らしいと思いますが、私の場合はそれとは全く異なり、「まず自分が病気にかからず、健康で長生きしたい。その方法を探りたい。」というのが、私が医学の道に進もうとした最大の動機でした。自分の身体で予防医学を極めたいと思ったわけです。

つまり白状しますと、最初私は人々を病気から救ってあげたいという「利他精神」よりも、「自分本位」な理由から医学を学ぼうと思ったのです。
その点、他の多くのお医者さんのような、立派な志望動機ではありませんでした。ですが私は、何事もまずは自分で確かめたい主義なのです。

そして、自分の身体で予防医学を確立できたならそれを人々にも広く教えて、余計な病気の苦しみを未然に防いであげたい、と願うようになりました。難しい慢性病にかかってから辛い治療を受けるよりも、そもそも病気にならない方が幸せであることは明らかですからね。

大学卒業後は整形外科を中心に、救命救急、内科、外科、麻酔科、形成外科、脳神経外科、総合内科、リハビリテーション科などの臨床研修を積みました。私が最終的に整形外科を専門標榜科に選んだのは、他の科と比べた時、整形外科では患者さんが治癒することが多く、明るい気持ちで治療ができる分野だったからです。

加えて、整形外科は全身を診ることのできる科でもありますし、まだ難治性の慢性疾患にかかっていない方も多いので、医学生の頃より独学で学んできた予防医療の知識を患者様にお伝えできる機会も多いだろうと考えたからなのです。

対話型医療サービスを掲げて

平 竜三 院長

医療は、患者さんと我々医療者間のコミュニケーションに基づく共同作業です。その考えに則り、当院では「対話型医療サービス」を提供しています。つまり、医療者の側が決めつけるのではなく、対話を通じて患者さんが望むゴールを一緒に探っていくというスタンスです。とはいえ、患者さんの“言うがまま”というのも望ましくありません。医療に携わるものの責任として、しっかりナビゲートしながら、患者さんと共にゴールを目指していきます。

整形外科を訪れる患者さんは、辛い症状を長く抱えた方が少なくありません。自然、お話をしっかり伺おうとすると診療時間が長くなりがちです。当院では隔週の日曜日には代診の先生を招き、二診体制でできる限りスピーディーに診察や処置をおこなえるよう工夫しています。ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、すべてのスタッフが明るく気持ちよく治療できるよう対応してまいります。

痛みを早く和らげる治療

平 竜三 院長

当院の整形外科治療方針は、「筋骨格系の疾患原因を改善させる」ことをベースとして前提におき、その上で「痛みを早く和らげる」ことを目標にしています。

つまり、漫然と治療を続けるのではなく、ブロック注射等のペインクリニック的な処置を必要に応じておこないながら、早期の症状と病態の改善を目指していくものです。

痛みの悪循環を断つために、ブロック注射等の手段は非常に有効です。また、痛みがあって動けない、曲がらないといった症状を緩和することで、リハビリテーション等の整形外科的治療にスムーズに移行することも可能になります。

ここで重要なのが、整形外科的な診断・治療の土台の上にペインクリニックという選択肢があるということ。整形外科の疾患は、根本を治さないことには治癒が遠のき、もしくは痛みの原因が悪化する可能性があります。たとえば、偏った姿勢を正すことが根本として大切なのに、注射やお薬で姿勢を改善することはできないですからね。
早期に痛みの悪循環から脱しつつ、並行して整形外科的治療をおこなうことで、病気から、そして病院から卒業していただくことを目標にしています。

当院のもう1つの特徴として、交通事故への対応があります。交通事故は治療に加え、保険等の制度への対応が求められます。その煩雑さゆえに、患者さんは身体の痛みだけではなく、心の痛みや経済的な不利益を被られている方が非常に多いのです。
当院では現状の制度も十分に理解し、損害保険会社や担当弁護士さんとのコミュニケーションも密に取りつつ、慢性的な痛みを抱えていることが多い交通事故に伴う痛みにもしっかり対応してまいります。

病気を未然に防ぎ、健康と若さを増進する最新「予防医学」

私が医学生の頃は、まだ予防医学というものへの認識が共有されている時代ではありませんでした。そこで、学生の頃より様々な方面から情報を集め、今、ようやくそれを提供できる形が整ったのです。
では、「健康」とはどのような状態を言うのでしょうか。病気が治れば終わりかというと、それは違います。そもそも病気が症状として現れるのは、身体の状態が悪いからと考えられます。マイナスだったものがゼロになったから良いのではありません。ゼロから10、20、30と健康度を高く持ち上げていくことが予防医学では求められるのです。

当院では電気生理学の原理を用いた「AMSAT(アムサット)」等の機器を用い、全身の健康状態を客観的に評価することをおこなっています。この診断マシンの技術は元々、ロシアの宇宙飛行士が宇宙船内で迅速に全身の不調を見つけるために開発されたものです。全身の電気抵抗の分布をスキャンすることで、機能的にバランスの崩れた組織を直ぐに見つけます。そして将来の疾患発症のリスクを的確に指摘します。

また、ストレスは病気と大きく関係しています。そのストレスを効率よく取り除くため、ビタミン類を中心に調合した点滴療法もおこなっています。
食べものやサプリメント等、経口で摂取したものは、腸からの吸収速度が遅い上に、血液中に吸収された先からどんどん体外に排出されていきますから、全身細胞に行き渡る量は僅かで効果も非常に限定的なものになります。

一方、点滴注射は血液内に直接栄養を注入することで、血中濃度を上げ、有効成分が細胞まで行きわたる量が圧倒的に多く、口から摂るよりも確実で大きな効果が期待できるのです。
当院では、「NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)」に代表される、若返りや美容の効果が期待できる手段方法も数多く揃えています。整形「内科」的治療と申しましょうか、身体の内側から細胞機能を矯正し、元気を作っていく治療を多くの皆さんに体験していただきたいですね。既に多くの患者さんが、素晴らしい症状改善と健康アップを体感されています。
もちろん、私自身も点滴に関しては十分に試し、その効果と安全性を確認済ですので、ご自分の健康に関心の高い方は、安心して点滴を受けに来て下さい。

これから受診される患者さんへ

どこに行っていいのかわからない、という症状も少なくないと思われます。そして迷ってるうちに、受診するタイミングを逸し、病気が悪化してしまう危険もあります。

どうぞ、迷ったらまずお気軽に当院へご相談ください。もし専門が違うと判断すれば、私のほうで責任を持って道筋をつけてまいります。「違うかもしれない」と思わず、まずはお気軽にご相談ください。

※上記記事は2021年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平 竜三 院長 MEMO

  • 出身地:宮城県
  • 趣味:登山、アウトドア、スキー
  • 好きな本:ビジネス、哲学書、歴史物
  • 好きな映画:『シドニアの騎士』
  • 好きな言葉・座右の銘:「至誠」(=しせい)、「時神」(=ときがみ。自分で作った言葉です)
  • 好きな音楽:テクノポップ・ハードロックなど、色々
  • 好きな場所:「広く、山がきれいなところ」

グラフで見る『平 竜三 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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