天本 健司 総院長
KENJI AMAMOTO
医科・歯科の訪問診療と訪問リハビリテーション、訪問栄養指導、訪問レントゲン、訪問嚥下内視鏡を提供。外来から訪問診療へのシームレスな医療を実現。「夜間・休日24時間365日対応」にプラスαの安心を
滋賀医科大学卒業。同大学附属病院に勤務し、予防医学の研究に携わる。その後、都内や首都圏近郊にある行政機関とゆかりのある医療機関で在宅の現場を中心に診療を重ね、研鑽を積む。2018年に『ホームクリニックえにし』を開院(西武池袋線「石神井公園駅」より徒歩4分)。

天本 健司 総院長
ホームクリニックえにし
- ●訪問診療
- ●内科
- ●呼吸器内科
- ●循環器内科
- ●脳神経内科
- ●血液内科
- ●糖尿病内科
- ●精神科
- ●耳鼻咽喉科
- ●皮膚科
- ●眼科
- ●リハビリテーション科
- ●整形外科
- ●リウマチ科
- ●放射線科
「病気」ではなく「人」をみる医療を目指して

子どもの頃から自宅では虫などの生きものを飼っていて、生物に関することが大好きでした。自分の進路を決める際にも、生物学か? 医学か?と迷いましたけれど。生物と同じように「人が好き」という気持ちに素直にしたがい、医学の道を選びました。医師になってからは心臓や血管の病気を中心に内科全般を幅広く経験するほか、高齢者医療についても学びを深めました。また大学院では生活習慣病の予防の研究に取り組み、博士号を取得しました。その後厚生労働省の医系技官となり、保健医療制度の枠組みづくりや政策の立案などを担った時期もありました。
厚生労働省では11年半ほど仕事をしていましたが、最後の数年間所属していたのが老人保健課というところだったのです。介護保険や介護報酬に関わる業務を担ううちに「医療の現場で高齢者の医療改革を実践したい」という気持ちが強くなり、リハビリテーション科の医師として再スタートを切ることになりました。そしてリハビリを通じて高齢者や障害者を診る中で在宅医療と出会い、在宅医療に楽しさややりがいを感じていつの間にかどっぷりと浸かり、今に至っています。「病気をみる」のではなく「人をみる」ことに重点を置いた在宅医療は、自分にとって天職だと考えています。
訪問診療と訪問リハビリテーションが2本柱

首都圏各地の病院や訪問診療クリニックで経験を積み、2018年に『ホームクリニックえにし』を立ち上げました。在宅医療に関わる方々とのえにし(ご縁)を大切にしながら、それぞれに異なる患者さんの「花」を咲かせるべく情熱を傾けて早くもおよそ7年が経ちました。現在では石神井(練馬区)、ひばりが丘(西東京市)、成増(板橋区)と3つの拠点を構えることになりました。内科を中心に眼科、皮膚科、脳神経内科、精神科、耳鼻咽喉科、整形外科など各領域を専門にする医師が在籍し、24時間365日体制で患者さんやご家族の暮らしを支えています。
と言いましても、在宅医療は医師が1人いれば成り立つというものではありません。実際に当院には看護師のほかにもリハビリの専門家である理学療法士(PT)や言語聴覚士(ST)が複数在籍しており、訪問診療と訪問リハビリテーションを柱にした医療サービスを展開しています。今後もこれまで以上に介護サービス事業者など、地域を支えるみなさまとも連携を図り、多彩で包括的な在宅医療を提供していきたいと考えています。
「夜間・休日24時間365日対応」にプラスαの安心を

近年は在宅医療の質・認知度ともに向上し、少し前に比べると在宅医療を専門にするクリニックもずいぶん増えました。いまや患者さんのもとを定期的に訪問して健康管理を行い、緊急時には夜間・休日を問わず24時間365日すぐに訪問するのは当たり前のこと。その上で「そのクリニックで何ができるのか」が問われる時代になってきているように思います。当院の場合は訪問診療と訪問リハビリテーションを実施するほかに、循環器内科や呼吸器内科など各領域を専門とする医師による専門的な診療を行えることが強みです。さまざまな病気に対応できる充実した診療体制が当院の特徴だと言えるでしょう。
当院では今の医療技術をもって在宅で実施できる医療について、ほぼ全てを網羅しています。患者さんを診察してお薬を処方するのはもちろん、リハビリ、レントゲン、栄養管理指導、嚥下機能検査(嚥下内視鏡)、輸血、ペースメーカー管理などを在宅で完結できることは、患者さんやご家族にとってメリットの大きいことだと考えています。病気があったり寝たきりの状態だったりする方が医療機関を受診することは大きな負担になりますから、私たちが在宅でできる限りの診療を行うことで、毎日を安心してお過ごしいただきたいと思っています。
外来から在宅までシームレスな医療を提供したい
一口に「在宅医療」と言っても、在宅でレントゲン検査や嚥下機能検査を行っているクリニックはまだまだ珍しいのが現状です。当院が導入しているポータブルレントゲン(携帯型X線撮影装置)は毎年の健康診断で活用するほかに、骨折や肺炎(誤嚥性肺炎など)の診断に非常に役立ちます。また、嚥下内視鏡を使ってものを飲み込む様子(嚥下)を観察することにより、食べものを1口大にカットしたり、とろみをつけたりなど、それぞれの患者さんに適した食事形態をご提案できるなどのメリットがあります。
私たちが摂食嚥下(食べものを口から取り入れて胃の中へ送る一連の動作)機能の維持に力を入れているのは、口から栄養をとることが全身の健康維持に欠かせないと考えているからです。このため当院では新たに訪問歯科診療をスタートし、お口の中を含めた全身の病気に対応できる体制を整えました。また同時に、多くのご要望をいただいていた外来部門を新設して、地域の中で外来から在宅までのシームレスな医療をご提供したいと考えています。
これから受診される患者さんへ
在宅医療には、それぞれの患者さんの人生が詰まっています。その方がどんな人生を生きていらしたのか? どんな価値観をお持ちなのか……? 私たちはご本人やご家族のお話に丁寧に耳を傾けることから始めて、それぞれのご家庭に合ったオーダーメイドの医療サービスをご提供したいと考えています。今後も病気ではなく「人をみる」という理念のもと、何事にも丁寧に、常に学ぶ姿勢を忘れずに、よりよい医療サービスの提供を目指してまいります。私たちがお力になれることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2025年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
天本 健司 総院長 MEMO
- 出身地:大阪府
- 出身大学:滋賀医科大学
- 趣味・特技:子育て、スポーツ観戦
- 好きな映画:『最高の人生の見つけ方』
- 好きな場所:自宅
- 座右の銘:「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい」
グラフで見る『天本 健司 総院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
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CLINIC INFORMATION

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