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石井 純子 院長

JUNKO ISHI

優先されるのは、患者さんの利益。
1人ひとりの患者さんを大事に診ていきたい

東京女子医科大学卒業。同大学耳鼻咽喉科に入局。河北総合病院勤務を経て、2002年に『いしい耳鼻咽喉科』を開業(JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩1分)。

石井 純子 院長

石井 純子 院長

いしい耳鼻咽喉科

杉並区/荻窪/荻窪駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科
  • ●小児耳鼻咽喉科

通いなれた場所で、馴染みのある人々と一緒に

石井 純子 院長

医師が多い家系に育ち、兄が先に医学部に進学しました。二人兄妹で育ったものですから、何につけ、似たようなものを追いかけるというところがあったように思います。
私たちの頃は、今のような研修医制度はなく、大学卒業と同時に医局に入らねばなりませんでした。その状況下で、女性として一生続けられる仕事であることに加え、内科と外科、両方の要素がある耳鼻咽喉科を選んだのです。
『いしい耳鼻咽喉科』は2002年に開院いたしました。実家は南荻窪にありまして、医院の前の通りは、子供のころから通いなれた道でした。馴染みのある土地であり、お住まいの方々の人となりも理解出来るつもりでしたので、この場所を選ぶこととしたのです。

1人ひとりの方が私にとって大事な人と思い、診察にあたっていく

石井 純子 院長

風邪や喉の痛み等、急性疾患で来院される若い方もいらっしゃいますけども、耳鼻咽喉科一般の傾向として、小さなお子さんやご高齢の患者さんが多いように思います。お子さんは中耳炎やお鼻の病気、ご高齢の方は慢性的な疾患が具合が悪くなって来院されるケースが目立ちますね。またその他にお年を召してきますと、難聴やのどの違和感、めまい等が多く見られるようになり、その症状は多岐に渡ります。
私としては、患者さんの抱えた悩みが軽くなり、少しでも気持ちが楽になってお帰りいただけるようにと思っています。そのためにも、経過を見ても問題ないもの、すぐに処置すべきものとをしっかりと分け、内容を確実に伝えられるように心掛けています。
当院だけのことではないと思うのですが、耳鼻咽喉科では患者さんの数が多くなり、待ち時間を含めた診察時間が長くなる傾向があります。長く診てあげたいけども、そうなれば次の方に迷惑が掛かってしまうということで、その辺りはジレンマなのですけども、1人ひとりの方を私の大事な人と思い、誠心誠意対応させていただきたいと思っています。
当院には開業当初から勤めてくれているスタッフが多く、それは患者さんが安心される1つの要素になっているかもしれません。スタッフ共々、心と心の通い合う診療を続けていければと考えています。

患者さんのためを思い、時に引くべきところを引くことが大切

石井 純子 院長

大学におりました頃は、耳や鼻の特殊外来に所属していたこともあり、耳・鼻の処置は出来る限り丁寧にさせていただいています。耳あか1つでも、取り方によってはすっきりするしないが分かれてきますので、そこはしっかりとさせていただくということですね。
とはいえ、当院は何か特別なことをするつもりはなく、耳鼻咽喉科一般の病気を広く診させていただきたいと思っています。そしてまた、すべての病気をパーフェクトにここで診れるというわけではないと思うんですね。たとえば扁桃腺にのう瘍が見つかり、切開の必要が生じたとしましょう。ここで処置が出来ないわけではありませんが、千分の一、万分の一の確率であっても、何らかの危険があるなら、人員のそろったしかるべき施設で処置をお願いするべきだと考えています。危険を冒して1人で突き進んではいけない。患者さんのために引くべきところを引くということは、開業以来心掛けていることになります。その為にも総合病院や大学病院などの医療連携を充実させています。

しっかりと使いこなしていただくのための補聴器相談

専門の業者の方にお越しいただき、補聴器の相談も承っています。誤解しないでいただきたいのですが、眼鏡は掛ければ見えますけども、補聴器は付ければすべてが聞こえるようになるわけではないのです。どういったシチュエーションで、どういう目的で使いたいのか。その点をしっかりサポートしてあげないことには、有効に補聴器を使いこなせないんですね。
勧められて購入したにもかかわらず、使いこなすことが出来ず、宝の持ち腐れとなっている方が多々いらっしゃいます。せっかくその気になられたわけですから、しっかりとサポートをおこない、補聴器の便利さを享受していただければと思っています。

これから受診される患者さんへ

大学病院等、東京には高度医療機関が多く存在します。しかし、ご自分のお悩みに関して、果たしてどこに行けば良いのか、わからないことも多々あろうかと思います。私たちはそのために存在しているという意味もありますので、迷っている方にしっかりと道筋を付けて差し上げることが出来ればと思っています。
些細なことであろうと、お悩みや何か疑問に思うことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。街のクリニックとして、誠意ある対応をおこない、地域の皆さんのお気持ちが少しでも楽になるよう努めていきたいと思っています。

※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

石井 純子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:スキー
  • 好きな作家:恩田陸
  • 好きな映画:『リトル・ダンサー』
  • 好きな言葉:「一生懸命」
  • 好きな音楽:「クラシックからボサノヴァ、ポップスまで幅広く」
  • 好きな観光地:軽井沢

グラフで見る『石井 純子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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