東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

田島 剛 副院長

TAKESHI TAJIMA

24時間救急医療体制で救急患者さまにも対応。地域の基幹病院としての役割を担う。

帝京大学医学部卒業後、大学院で博士号を取得。その後渡米し研究に従事。帰国後、は帝京大学医学部附属病院に勤務したのち、1994年に西新井大師西駅近くの当院へ。1997年に副院長に就任。

田島 剛 副院長

田島 剛 副院長

博慈会記念総合病院

足立区/鹿浜/西新井駅

  • ●内科
  • ●呼吸器内科
  • ●消化器内科
  • ●循環器内科
  • ●精神科
  • ●放射線科
  • ●小児科
  • ●外科
  • ●乳腺外科
  • ●呼吸器外科
  • ●整形外科
  • ●脳神経外科
  • ●形成外科
  • ●泌尿器科
  • ●眼科
  • ●耳鼻咽喉科
  • ●皮膚科
  • ●リハビリテーション科
  • ●脳神経内科
  • ●腎臓内科
  • ●代謝内科
  • ●糖尿病内科

現代社会で人を救うために医師となる。

田島 剛 副院長

私にはずっと、「なりたい職業」が2つありました。1つは現在の職業であるお医者さん、そしてもう1つは仏像専門の彫刻家。実は、小学2年生のときに訪れた展覧会で心を奪われて以来仏像が大好きで、とくに奈良にある仏像が好みなんです(笑)。かつての日本のように信仰心の厚い人ばかりの世の中なら、仏像の存在に救われる人も多かったでしょう。でも、現代社会では私が命を吹き込んだ仏像がどれだけの人を救えるのだろうか、医師になれば少なくとも目の前の患者さんは救うことができるはずだ。そう考えて医師になることを目指し、帝京大学医学部に学びました。研修医時代に私の指導を担当してくださったドクターの後押しもあって小児科を専攻し、大学院ではロタウルスの研究で博士号を取得。その後はアメリカに渡って、テネシー州の大学でワクチンの研究を続けました。帰国後は帝京大学医学部附属病院の小児科で医局長などを経験し、1994年に『博慈会記念総合病院』へ。小児科部長を経て、1997年より副院長として仕事をしています。

地域の基幹病院としての役割を果たす。

田島 剛 副院長

当院は1965年の設立以来50年にわたってこの地域の医療に携わり、基幹病院としての役割を担っています。多様化する医療ニーズにお応えするべく診療科目を充実させる中、耐震性などを考慮して3年がかりで病院施設をリニューアル。2014年4月より装いも新たに診療をスタートしました。「患者さんにやさしい施設づくり」をコンセプトにした病院内は、それぞれの建物を空中歩廊で結んだことで施設間の移動がスムーズに。もちろんバリアフリーにも配慮しており、どなたにも安心して受診していただける環境が整いました。東京都指定の休日・全夜間診療事業実施医療機関である当院は、365日・24時間体制で救急診療に対応するほか、入院施設を備え、近隣の病院やクリニックなどとも連携をとりながら地域の皆様に安心の医療環境をご提供しています。とくに私が統括する小児科については、他院からのご紹介患者さんを決してお断りしないことをモットーにしています。重篤な患者さんを速やかに受け入れることによって、各病院の負担を軽く出来るように。こうしたサポートもまた、私たちの役割の1つだと考えています。

365日、24時間、小児科診療に対応可能。

田島 剛 副院長

私の座右の銘でもありますが、診察の際には「基本に忠実に」。慣れから来る気の緩みで大切な病気のサインを見逃すことのないよう、1つ1つのプロセスをしっかり積み重ねて総合的に診断することを心がけています。まずは診察室に入って来たお子さんの様子をしっかり観察すること。そのためにもお子さんの緊張をやわらげるため、私はいつもウルトラマンをはじめとしたキャラクターのネクタイをしているんですよ(笑)。診察の際、とくに発熱やおう吐などの症状がみられなくても、「様子がおかしい」と感じれば血液検査やレントゲンなどで病気の兆候を探ることもあります。幸い当院の検査部は非常に優秀ですから、いち早く病気の兆候をキャッチして、スピーディに対応することができるんです。症状が悪化する前に何事もなかったように元気になってしまう様な時には、本人も親御さんも全く気づいてくれませんが(笑)、「我ながらいい仕事をしたな」と心の中で小さくガッツポーズしています(笑)。私は感染症の専門家ですから、小児科を受診したお子さんがほかの病気を持ち帰ることのないように一般外来は午前のみとしていますが、急患については救急外来で対応しています。また、当院は足立区内で唯一小児の入院を受け入れ、救急外来にも小児科の医師が常駐していますから、お子さんの様子に気にかかることがあれば迷わずに受診していただきたいですね。

安心してお子さんを生み・育てていただける医療環境づくりに尽力。

私が着任した当初は6床ほどだった小児科の入院ベッド数は、スタッフの協力をいただきながら今では20床までになりました。今後は小児科医療の充実はもちろんのこと、地域の皆様に安心してお子さんを生み・育てていただけるよう、産婦人科の創設も視野に入れたいと考えています。私が開発に携わったロタウイルスワクチンをはじめ、各種予防接種の普及によって、命にかかわるような病気を発症する子供は少なくなってきました。その一方で近年増加傾向にあるのが、子どもたちの心の病気。当院では毎週水曜日の午後に心理外来を設け、心に悩みを抱える子供たちに対してカウンセリングなどを行っています。今はまだ予約が取りづらい状態が続いて心苦しいのですが、子どもたちをメンタル面からもサポートできるように尽力して行きたいと思います。

これから受診される患者さんへ。

当院では私が専門とする小児科はもちろん、どの診療科目においても技術面・人間性ともに優れた経験豊富なドクターが診療にあたっています。それぞれの分野におけるスペシャリストが揃っているわけですから、どの科にかかっても安心して治療を受けていただくことができます。また、総合医局制を採用しているために診療科目間の風通しもよく、私自身もちょっと気になるお子さんがいると、耳鼻科の先生にお願いして診てもらうことがあるんですよ。こうした医師同士の連携や情報共有をますます充実させて、多くの患者さんが安心して来院できる病院づくりを目指したいと考えています。

※上記記事は2014.12に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田島 剛 副院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:読書、アニメ
  • 好きな本:宮部みゆき、オースン・スコット・カードの本
  • 好きな映画:宮崎駿作品、機動戦士ガンダム
  • 座右の銘:基本に忠実に
  • 好きなアーティスト:サイモン&ガーファンクル、松任谷由美
  • 好きな観光地:奈良(法隆寺、薬師寺)

グラフで見る『田島 剛 副院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION