端山 軍 院長
TAMURO HAYAMA
あなたのおなかとおしりを守り、1人でも多くの方の命を救っていきたい
帝京大学医学部卒業。同大学医学部附属病院消化器外科に在籍し、以降、消化器外科医としておなかとおしりの幅広い疾患の診療に従事。2025年2月に『おなかとおしりのクリニック東京大塚』を開院(JR山手線「大塚駅」より徒歩1分)。元・帝京大学外科学講座准教授。『患者さんのための大腸がん治療ガイドライン2022』編集委員。
端山 軍 院長
おなかとおしりのクリニック東京大塚
豊島区/南大塚/大塚駅
- ●肛門科
- ●消化器内科
- ●内視鏡内科
- ●内科
曽祖父の名を受け継ぎ、医師の道へ
私の名前は「軍」と書いて、「たむろ」と呼びます。これは、医師であったひいおじいちゃんの名前をいただいたものです。父は医師ではありませんでしたが、「医療の道に進んで欲しい」という願いを名前に託したのは確かで、いつの間にか私も医師となることが定められた道というように考えるようになっていました。
医学部卒業後は、母校である帝京大学の消化器外科に籍を置きました。学生時代にお世話になっていた先生方が消化器外科に所属されていたこともありましたが、人の命に関わる科に行きたいということが大きな動機となりました。長く外科の診療に携わっていますと、若くして大腸がんになったり、あるいはご高齢になって大腸がんになった方を多く拝見することになります。そうした方々を手術に至る前に早期発見・早期治療に結びつけ、命を救いたいという考えを年々強く持つようになっていました。それは病院では難しいことであり、街のクリニックで苦痛のない内視鏡を提供することで実現していきたいと考えたのです。
私は愛知県の出身です。18歳で東京に来てからは、ずっと滝野川に住んできました。気づけば人生で最も長く過ごした土地となり、そのお世話になった地域で貢献していきたいと考え、『おなかとおしりのクリニック東京大塚』をこの地に開設するにいたったのです。
世界水準の内視鏡検査で、病気の早期発見・早期治療へとつなげていく
大学病院で長らく研鑽を積んできた世界水準の内視鏡検査を提供してまいります。まずツールとしましては、AI内視鏡を導入しています。AIがあることにより、病変を見逃してしまうリスクの軽減が期待出来ます。AIは学習すればするほど精度が高まっていくので、今後の伸び代も含め、欠かせないアイテムになっていくと考えています。
それから、特に大腸の内視鏡については、S状結腸を畳みながらカメラを挿入していく無送気軸保持短縮法と鎮静剤を併用し、負担少なく、苦痛を最小限にした検査をおこなってまいります。内視鏡自体がどんどんと性能が向上していますので、今は「押せば入る」ものになってきていますが、腸の走行は複雑なことがあり、麻酔をしていても無理に入れると痛みが生じる場合があります。その意味でも、炭酸ガスをなるべく入れず、丁寧に腸を畳んでいく無送気軸保持短縮法の技術が有効と考えています。もちろん、いかに優れた挿入法であっても痛みが出ることがないとは言い切れませんが、だからこそなおさら、細心の配慮をした上で鎮静剤も服用していただき、苦痛のなるべく少ない検査によって病気の早期発見・早期治療を実現していきたいと考えています。
日本大腸肛門病学会の専門医・指導医として、痔のお悩みにも対応
四段階注射法と呼ばれるジオン注射により、内痔核を切らずに治す治療も実施していきます。手術と比べ、再発率は若干高くなる傾向はありますが、合併症のリスクは減りますし、もちろん“切る”のと比べれば、痛みや身体への負担は大幅に軽減できます。大きくなってしまった痔についてはジオン注射の適用外となりますので、その際は信頼の置ける医療機関へと紹介もさせていただいています。
内視鏡のクリニックは増えてきましたが、おしりも診ることの出来るドクターはまだまだ少ないというのが現状です。一説には、日本人の3人に1人が痔を持っていると言われており、痔は日本人にとってメジャーな病気と言えるでしょう。日本大腸肛門病学会の専門医・指導医として、おしりのお悩みについてもしっかりと診させていただきます。
患者さんの前では、努めて明るくありたい
出来るだけ深刻にならぬよう、努めて明るくありたいといのが私のモットーです。大腸がんの治療を担当してきた以上、常に笑顔でいるわけにはいかないケースももちろんございましたし、クリニックにおいても同様のことはあるでしょう。しかし、その中にあっても、少しでも患者さんに元気を与えられる医師でありたいのです。「病は気から」という言葉もありますが、笑顔でいる方や、努めて明るくあろうとする方は、治療後の予後が良い傾向があるというのが実感として持っています。もちろん、だからと言って患者さんにそれを強いることはありませんが、私たち、医療に携わるものが努めてその姿勢をキープすることで、患者さんの心が前向きになっていくことはあると思うのです。実際、私から「元気をもらえた」と言ってくださった患者さんも多く、それはありがたいことですし、医療者の明るさは、治療の1つの力と思っています。
これから受診される患者さんへ
「あなたのおなかとおしりを守ります」をクリニックの理念として、持てる力をすべて注いでまいります。また私は長年、大学病院に在籍していたものですから、大きな病院との顔の見える連携も充分におこなえますし、それは患者さんの治療においても、有用な力の1つとなると考えています。
病院勤務時代は、30、40代で若くして大腸がんに罹患し、残念ながら亡くなってしまう方を多く診てきました。若い方だけではありません。ご高齢の方であっても、大腸がんになってしまうと手術を避けることは出来ず、その段階で悩まれる方も多数拝見してきています。人の命を救いたい。それが医療を志した私の原点であり、このクリニックを開設した理由でもあります。苦痛の少ない内視鏡検査により、1人でも多くの方の命を救っていくことを今後も目指してまいります。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
端山 軍 院長 MEMO
外科専門医 /消化器病専門医 /大腸肛門病専門医 /消化器内視鏡専門医
- 出身地:愛知県
- 出身大学:帝京大学医学部
- 趣味:キャンプ、スポーツ観戦
- 好きなアーティスト:Maroon5
- 好きな観光地:宮古島
- 座右の銘:「急がば回れ」
端山 軍 院長から聞いた
『大腸がん[直腸がん・結腸がん]』
便潜血検査で1回でも陽性を指摘された方は、必ず大腸内視鏡検査を
大腸がんの早期発見には上記した内視鏡検査が必須となりますが、その前段階として、健康診断等で行われる便潜血検査があります。しかし、便潜血検査で陽性と判定されても、内視鏡検査に進む方が少ないというのが現状です。もちろん検査そのものや、がんが発見されるかもしれないという怖さもそこにはあると思います。ただ、私の印象としては、便潜血で1回はプラスだったけど、もう1回はマイナスだったから大丈夫、と考えてしまう方が非常に多いのです。便潜血検査は、確実性を期しての2回法となっています。1回の検査で必ず引っかかるわけではありませんので、慎重を期しての2回法であり、そのうちの1回でも引っかかれば、それは大腸がんの疑いがあるということなのです。
グラフで見る『端山 軍 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
おなかとおしりのクリニック東京大塚
端山 軍 院長
豊島区/南大塚/大塚駅
- ●肛門科
- ●消化器内科
- ●内視鏡内科
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