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石本 晋一 院長

SHINICHI ISHIMOTO

いつでも身近に。最新の耳鼻咽喉科医療を提供

山形大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科(研修医)、国立東静病院(研修医)、NTT東日本関東病院、亀田総合病院、東京大学耳鼻咽喉科に勤務。米国ミシガン大学クレスゲー聴覚研究所留学を経て、東京山手メディカルセンター(耳鼻咽喉科部長)、JR東京総合病院(耳鼻咽喉科部長)を歴任。2024年9月に『飯田橋みみ・はな・のどクリニック院長』を開院(東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」A4出口からすぐ。JR総武線「飯田橋駅」東口より徒歩1分)。

石本 晋一 院長

石本 晋一 院長

飯田橋みみ・はな・のどクリニック

千代田区/飯田橋/飯田橋駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●小児耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科

みみ・はな・のどのスペシャリストを目指して

石本 晋一 院長

私は当初、理学部に進学しました。当時は研究者になりたいと考えたのです。しかし、周囲の友人が医学部に進むことになって考えが変わっていきました。徐々に医療に、それも外科系に特に興味を抱くようになったのです。改めて医療の道に進み、大学卒業後に選択したのは耳鼻咽喉科でした。耳鼻咽喉科は外科系という面もありますし、細かい作業を好む私自身の性質もありました。目もそうですが、感覚器は面白いんですよね。こんな小さな音が耳から脳へ伝わり、“聞こえる”という仕組みに興味を覚えたことも大きかったでしょう。それから、「領域を絞りたい」という気持ちもありました。一般外科のように全身を診る分野も興味深かったのですが、体の中でこの部分は任せてもらいたい、というスペシャリストになりたかったのです。
以来、みみ・はな・のどの中でも特に耳のスペシャリストとして手術を中心に研鑽を続け、2024年9月に『飯田橋みみ・はな・のどクリニック』院長に就任いたしました。勤めていた病院を60歳の定年で退職したタイミングでした。再雇用で勤務を続けるという選択肢もありましたが、、これを機により地域の人にとって身近なクリニックにおいて、医療に貢献したいと考えたのです。

その症状がより早く改善出来るように

石本 晋一 院長

「急がば回れ」ではありませんけども、少しでも早く患者さんが良くなるようにと思いながら診療をおこなっています。そのため手間が掛かる面もあるのですが、顕微鏡を使わずとも可能な治療を顕微鏡を使うなどして、手を掛けるようにしています。時間的な制約もありますが、病院でおこなってきたことをここでも出来る限りしていきたいのです。場所柄、本来であれば入院が必要な方であっても、お仕事等で忙しくそれが出来ないという方をたくさんお見受けします。そうした方々が病院に行かずとも済むよう、大きな病院と遜色のない治療をクリニックで提供し、改善に導いてあげたいのです。

専門性の高い治療と手術にも対応

石本 晋一 院長

病院勤務時代はみみ・はな・のど全般を診てきましたが、特に耳の手術を中心に研鑽を続けてきました。言わば得意分野ということもあり、突発性難聴や耳鳴り、メニエール病などの病気についてはより専門的な治療を提供していきたいと考えています。具体的には、鼓膜にステロイドを注射する治療(ステロイド鼓室内投与療法)などがそうですね。突発性難聴やメニエール病は完治が難しい疾患であることは確かですが、内服薬中心の治療よりワンランク上の治療を提供することで、耳でお困りの方のお悩みを少しでも改善できたらと考えています。

診断から治療まで。ワンストップ補聴器専門外来

当院ではワンストップ補聴器外来を実施しています。補聴器はハウリングなどの問題があり、せっかく作っても使い続ける人が少ない面があります。日本の補聴器の装着率が諸外国に比べて低いのはそうした事情もあると思われますが、クリニックに診断から治療までをおこなう専門の外来を設けることで、補聴器が使いやすくなるようお手伝いしたいと考えています。
最近は難聴と認知症の関係がクローズアップされています。耳が聞こえないと情報のインプットが制限されるものですから、それが認知症の発症に強く関連すると言われているのです。都内においては、補聴器の助成制度が始まっています。こうした制度も利用していただき、耳の聞こえを改善して認知症の発症を少しでも遅らせることにつなげていってもらいたいですね。

これから受診される患者さんへ

『飯田橋みみ・はな・のどクリニック』は土曜日曜も診療をおこなっており、お仕事をされてる方がお昼休みや仕事終わりに通いやすいよう時間等にも配慮しています。皆さんのお悩みに真摯に対応し、その期待に応えられるようスタッフ一同日々研鑽を重ねていきますので、みみ・はな・のどでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

石本 晋一 院長 MEMO

耳鼻咽喉科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 出身大学:山形大学
  • 趣味・特技:テニス
  • 好きな選手:ロジャー・フェデラー
  • 好きな場所:松江
  • 座右の銘:「急がば回れ」

石本 晋一 院長から聞いた
『メニエール病』

耳が詰まる感じがしたり、聞こえが悪くなったと思ったら早めの受診を

メニエール病はめまい・耳鳴り・難聴を繰り返す病気です。特に30代以降の女性に多く発症する傾向があります。ストレスや睡眠の不足などが発症を促す面があり、最近は気候の変化が発症のきっかけになるとも言われています。当初はそんなに症状が強いわけではなく、耳が詰まったような感じがあるだけのことが多いのですが、繰り返すうちに難聴がひどくなっていく傾向があります。
メニエール病は難病であり、治りづらい病気です。治るというより、上手に付き合っていく必要がある病気と言えるでしょう。めまいが起こるようになると動けなくなってしまいますから、大きなめまいが起こらぬよう、難聴が進行しないようにするには初期の治療が重要です。症状が軽い段階ではお薬による治療が非常に効果を発揮しやすい面もありますので、耳の聞こえが悪くなったり、ちょっとした変化を感じたら早めに相談された方がいいでしょう。

グラフで見る『石本 晋一 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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