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院長先生

― 獣医師―

片山 俊樹 院長/下北沢動物病院(下北沢駅・犬)の院長紹介ページ

片山 俊樹 院長

TOSHIKI KATAYAMA

正しい知識や正しい情報を得て飼い方のコツを知ること。

大学を卒業後は研究室に残り、その後東京大学動物医療センターにて経験を積んだ後、大学勤務を経て、下北沢駅より徒歩2、3分の地に『下北沢動物病院』を開院。

片山 俊樹 院長

片山 俊樹 院長

下北沢動物病院

世田谷区/北沢/下北沢駅

  • ●犬
  • ●猫

ペットを飼う上で、大切なこと。

片山 俊樹 院長

正しい知識や正しい情報を得て飼い方のコツを知る、これに尽きると思います。ペットを飼ってみると、飼う前には思ってもみなかった幸せの経験は、まさに「飼い主あるある」ですね。但し、十数年間連れ添う“命”ですので、想像以上に予期せぬ出来事に見舞われる事も「飼い主あるある」です。来院される飼い主さんのほとんどは、ぺットを家族としてずっと幸せに飼いたいと願う方ばかりですので、飼い方のポイントすなわち病気や事故が起こりにくいような対策や重症化に至る前の電話相談などを、大切に考えていただけるご家庭が増えてきました。近年では、いきなりの重症例や緊急手術症例などが非常に減ったと感じています。緊急医療、高度医療は命を守るためにはとても大切です。但し、“街の動物病院”としてもっと大切に思うのは、辛い闘病より健康や安全に気を付けている方がより安心で楽しいペットとの生活が可能なことです。人間の大人なら、生活習慣・生活環境を自己の責任において改善しますが、ペット達の場合は飼い方によって大きく左右されます。

知っておくと役に立つコツについて。

片山 俊樹 院長

例えば、美味しく作られたオヤツやジャーキー等のフードは少しなら良い、と言うルールのはずがだんだんと緩くなり、ペット達がラブラブの瞳で見つめればもらえてしまう経験が重なると、本来のバランスの良いフードを食べなくなったり、理由の解らない食欲不振や投薬を避けるための処方食すら食べてくれずに在宅治療が難しくなるなど、必要の無いストレスが増えてしまい親心にはとても辛いですね。まして病気で苦しい時にしつけをやり直すのは、是が非でも避けたいものです。人間の我が子と一緒で愛情と誘惑のジレンマは難しいものですが、家族全員で日常のルールを決め、ルール違反を少し気遣うだけで不必要なストレスを避けれるようです。既に経験が強く重なっている場合では、どんなに可愛い瞳で見つめられても、少しずつで良いので欲求が叶いにくい方向へ徐々に自立を促してあげる対応により、「全て思い通りに叶わないとツラスギル~」ではなく、「願いは何でも叶う訳ではないけれど、さほど辛くないなぁ」と言う心を育ててあげるのが、本来の家族愛かもしれません。昔ながらの“しつけ”にも良い面もありますが誤解を招く面も多く、前述のような動物行動学を基礎とした知識や情報が、大人になったペット達にも欠かせない事が解ってきました。中でも重要な時期は学習能力が最も著しい幼齢期、と言うのも悩ましいですね。だって飼い主さんからみれば一番可愛さが溢れ出ていて全ての願いを叶えたくなる時期ですものね!飼い主さんとワンちゃんが一緒に参加する “仔犬クラス”で様々な知識とコツをご理解いただき、お家で実施することもお勧めしています。また病気の症状の場合も然りです。例えば嘔吐や下痢などは、盗み食いやオモチャの噛み壊しによる事故などが起こらないように部屋を対策したりサークルを上手く活用したりしていても、生きとし生けるものですので何度か症状を経験するでしょう。その度に大した事でもないかも知れませんし、(可能性は低いでしょうが)大病の初期症状かも知れないので、心配しながら様子を見られる方が多いです。経過も、症状が悪化する場合もありますし消えてしまう事もあったり暫くして再発したり、と千差万別です。また消化器症状では食欲不振を伴うこともあり、良かれと思ってお肉やお魚をトッピングされる方もいらっしゃいますが、食欲が一時的に改善しても症状を悪化させたり経過の解釈が難しくなりますので、悩むよりも先にお腹を休ませて重症化を予防しましょう。昔は絶食を勧めた時代もあったようですが、腸粘膜の萎縮の心配が伴うので、初日は食事量をかなり減らして数日かけながら徐々に通常量に戻していく“食事療法”がお勧めです。初期段階で“家庭での予防医学”によって、軽症ならお家での改善を目指して一日も早く辛さから脱出する方が理想的ですね。やるべき対応をしているにも拘らず思わしくない場合は、ホームドクターの診察を受けてください。このような case by case の知識~対応によって重症例や慢性症例または過度な通院例もかなり減りましたよ。

動物達にとっての予防医学。

片山 俊樹 院長

病気になってから優れた治療を行うよりも、できれば病気や事故は未然に防ぎたい、これが本来の医学の中心だと考えています。それでも起こるものですので、できるだけ重症化を避けていただきたいと言う思いで“家庭での予防医学”をお勧めしています。人間であれば、体調が悪いなと感じたら安静にしたり、家族に不調を伝えたり、医師に相談したりしますよね。しかし本能で生き抜く動物達は、自らの症状をひたすら隠そうとガンバリ、“我慢の限界まで”元気に振舞おうとします。ペット達も同様に、痛みや不調を感じていても、それをなかなか表には出してくれませんので早期発見~早期治療が非常に難しい事をご理解ください。症状の種類にかかわらず人間の見た目には“ちょっとおかしいかも?”の状況で早めの予防的な対応が、重症化を遅らせる大きなコツになります。また“心配した方が良いのかどうかよく解らない”と言う時には、悩みを抱える前に電話相談や診察のついでに質問しちゃうのが、予防医学の第一歩なのでしょうね。

様々な状況に対応できるチーム医療。

問診や聞き取りの大切さとチーム医療を特に心がけています。街の動物病院ですので、ワンマンでは様々な疾患の対応には限界があります。信頼に厚いスタッフは日々それぞれに向上を目指し、必要なタイミング時には直ちにベクトルを合わせてくれるので、様々な状況に対応できるチーム医療が当院の柱です。問診や症状の聞き取りの大切さは、早期発見の難しい動物医療だからこそ大切に考えています。そして詳しく伺うことにより、飼い主さんの根底の悩みや希望を伝えていただけますので、一緒に治療方針を選択して行くことができると感じています。昔から動物は強いはずと考えられたり、喋れないから難しいので症状の聞き取りが簡素化された傾向もあったと思います。また早くて便利な診察がもてはやされた時代もありましたが、近年では放し飼いのネコちゃんや屋外の番犬のワンちゃんでなく、室内で家族同様に飼われ、飼い主さんの目が行き届いているご家庭がほとんどで、詳しい聞き取りに時間をかけてご協力いただけるケースがとても増えました。思いの他軽症だったり、実は重症だったり、転院例では何度も症状の再発と思われていたのが慢性疾患だったりなど、様々な発見につながり、症状の解釈や検査~治療の判断に大きく影響します。初診の方では特に大切だと思っています。また隠れた難病や珍しい疾患などの発見にも有用です。治療困難な場合には“試す治療”よりも自院の限界を知っていることが重要であり、適応適時に専門医の診察が必要ですので、当院の方から紹介させていただく場合もあります。ペット達が、飼い主さんと我々ホームドクターそして適応適時に専門医、これら三角形の中心に位置すると難病からさえも守りやすいですよ。

これから受診される飼い主さんへ。

病院は病気を治すだけではありません。
“動物を買う”事はとても簡単な時代になってしまい、“飼って”から健康面も心の面にしてもお店からのアドバイスだけでは事足りない現実もあり、愛情がゆえにいろいろと調べる飼い主さんがとても増えました。様々な考え方や他のお店からの異なるアドバイス、そして特に多いのはインターネットの膨大な情報を懸命に調べられ、責任の伴わない情報によって更に不安が大きくなったり、逆に楽観的になったりして、「どれを信じて良いのか迷ってます。」または「ペット達にとって本当に大切な事が解らなくなっちゃって・・・」と言う“迷いの相談”も、実に多いと感じています。是非なんでも相談できるホームドクターをご自宅近くにお持ちください。“買う前に” そして“飼う前に”、正しい知識や正しい情報を気軽に相談しておいた方が、心配や不安はとても少なくなると思います。飼ってからでも然り、心配事はインターネットの検索や不確かな情報よりも、「よく解らないけど、ちょっと気になったから電話しちゃいましたぁ」と、お気軽な電話相談が一番便利ですよ。どんな些細な心配でもご相談くださいね。

※上記記事は2014年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

片山 俊樹 院長 MEMO

  • 出身地:大阪府
  • 趣味・特技:音楽、スポーツ
  • 愛読書:増田俊也、七帝柔道記
  • 好きな映画:X-MEN
  • 好きな言葉:真理探究
  • 好きな音楽:洋楽
  • 好きな場所:家族と楽しめる場所(USJのハリーポッターは凄いです!)

グラフで見る『片山 俊樹 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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