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下北沢動物病院

世田谷区/北沢/下北沢駅

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診療
電話 03-5453-1122
所在地 東京都世田谷区北沢2-28-8
最寄駅 下北沢駅
駐車場 近隣にコインパーキングあり
WEB
休診日 日曜・祝日
診療時間 9:00~12:00 17:00~19:00

特徴

  • ●駐車場あり
  • ●クレジットカード対応
  • ●トリミング
片山 俊樹 院長

TOSHIKI KATAYAMA

片山 俊樹 院長

正しい知識や正しい情報を得て飼い方のコツを知ること。

医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。

片山 俊樹 院長への独自インタビュー

ペットを飼う上で、大切なこと。

正しい知識や正しい情報を得て飼い方のコツを知る、これに尽きると思います。ペットを飼ってみると、飼う前には思ってもみなかった幸せの経験は、まさに「飼い主あるある」ですね。但し、十数年間連れ添う“命”ですので、想像以上に予期せぬ出来事に見舞われる事も「飼い主あるある」です。来院される飼い主さんのほとんどは、ぺットを家族としてずっと幸せに飼いたいと願う方ばかりですので、飼い方のポイントすなわち病気や事故が起こりにくいような対策や重症化に至る前の電話相談などを、大切に考えていただけるご家庭が増えてきました。近年では、いきなりの重症例や緊急手術症例などが非常に減ったと感じています。緊急医療、高度医療は命を守るためにはとても大切です。但し、“街の動物病院”としてもっと大切に思うのは、辛い闘病より健康や安全に気を付けている方がより安心で楽しいペットとの生活が可能なことです。人間の大人なら、生活習慣・生活環境を自己の責任において改善しますが、ペット達の場合は飼い方によって大きく左右されます。

知っておくと役に立つコツについて。

例えば、美味しく作られたオヤツやジャーキー等のフードは少しなら良い、と言うルールのはずがだんだんと緩くなり、ペット達がラブラブの瞳で見つめればもらえてしまう経験が重なると、本来のバランスの良いフードを食べなくなったり、理由の解らない食欲不振や投薬を避けるための処方食すら食べてくれずに在宅治療が難しくなるなど、必要の無いストレスが増えてしまい親心にはとても辛いですね。まして病気で苦しい時にしつけをやり直すのは、是が非でも避けたいものです。人間の我が子と一緒で愛情と誘惑のジレンマは難しいものですが、家族全員で日常のルールを決め、ルール違反を少し気遣うだけで不必要なストレスを避けれるようです。既に経験が強く重なっている場合では、どんなに可愛い瞳で見つめられても、少しずつで良いので欲求が叶いにくい方向へ徐々に自立を促してあげる対応により、「全て思い通りに叶わないとツラスギル~」ではなく、「願いは何でも叶う訳ではないけれど、さほど辛くないなぁ」と言う心を育ててあげるのが、本来の家族愛かもしれません。昔ながらの“しつけ”にも良い面もありますが誤解を招く面も多く、前述のような動物行動学を基礎とした知識や情報が、大人になったペット達にも欠かせない事が解ってきました。中でも重要な時期は学習能力が最も著しい幼齢期、と言うのも悩ましいですね。だって飼い主さんからみれば一番可愛さが溢れ出ていて全ての願いを叶えたくなる時期ですものね!飼い主さんとワンちゃんが一緒に参加する “仔犬クラス”で様々な知識とコツをご理解いただき、お家で実施することもお勧めしています。また病気の症状の場合も然りです。例えば嘔吐や下痢などは、盗み食いやオモチャの噛み壊しによる事故などが起こらないように部屋を対策したりサークルを上手く活用したりしていても、生きとし生けるものですので何度か症状を経験するでしょう。その度に大した事でもないかも知れませんし、(可能性は低いでしょうが)大病の初期症状かも知れないので、心配しながら様子を見られる方が多いです。経過も、症状が悪化する場合もありますし消えてしまう事もあったり暫くして再発したり、と千差万別です。また消化器症状では食欲不振を伴うこともあり、良かれと思ってお肉やお魚をトッピングされる方もいらっしゃいますが、食欲が一時的に改善しても症状を悪化させたり経過の解釈が難しくなりますので、悩むよりも先にお腹を休ませて重症化を予防しましょう。昔は絶食を勧めた時代もあったようですが、腸粘膜の萎縮の心配が伴うので、初日は食事量をかなり減らして数日かけながら徐々に通常量に戻していく“食事療法”がお勧めです。初期段階で“家庭での予防医学”によって、軽症ならお家での改善を目指して一日も早く辛さから脱出する方が理想的ですね。やるべき対応をしているにも拘らず思わしくない場合は、ホームドクターの診察を受けてください。このような case by case の知識~対応によって重症例や慢性症例または過度な通院例もかなり減りましたよ。

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