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米田 拓高 院長

HIROTAKA YONEDA

地域に根ざした「頼れる動物病院」を目指して。動物たちと飼い主さんに寄り添った診療を

宮崎大学農学部獣医学科卒業。神奈川や大阪にある動物病院勤務を経て、2023年より『あまの動物病院』の一員に。2024年に院長に就任し、現在に至る。

米田 拓高 院長

米田 拓高 院長

あまの動物病院

立川市/幸町/砂川七番駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●ハムスター
  • ●フェレット

「動物が苦手」を克服し、獣医師の道へ

米田 拓高 院長

獣医師を目指す人はみなさん「子どものときから動物が好きだった」というケースが多いですが、私の場合はまったく逆で、小さな頃は犬や猫に触れることもできない子どもでした。しかし私を除く家族はみんな動物好きだったため、あるとき私のことなど構わずに自宅で犬を飼い始めたのです。まだ小さかった私は動物がいる生活に慣れるしかなくて、徐々に「動物が苦手」という弱点を克服していきました。当時はちょうど獣医療をテーマにしたドラマが話題になったりしていたため、その影響もあって獣医師を目指すようになりました。
地元の兵庫から宮崎大学に進み、当院で診療するようになったのは2023年でした。当初は関西方面で開業することも考えていたのですが、さまざまなご縁があって関東へ来て、前院長の天野先生の後を引き継ぐことになりました。天野先生とは診療に対する考え方や飼い主さんとの向き合い方など共感できる部分が大きかったため、『あまの動物病院』らしさをベースにしつつ、より質の高い獣医療の提供に努めたいと思っています。

地域に根ざした「頼れる動物病院」を目指して

米田 拓高 院長

継承開業という形で私が院長となり、新たなスタートを切ったのは2024年でした。当院では犬・猫を中心に哺乳類を幅広く診療しており、全体の6割ほどが犬、3割ほどが猫、残りの1割ほどがエキゾチックアニマル(うさぎ・ハムスターなど)と呼ばれる動物です。近隣にはファミリー層が多くお住まいになっていますが、それぞれのご家庭でお困りのことがあったときに「ここに来れば何とかなる」と頼りにしていただける存在になりたいと思っています。
当院では病気やけがの治療を行うのはもちろん、各種予防接種や健康診断(ドッグドック・キャットドック)などの予防医療にも力を入れて、動物たちとご家族の幸せな時間をサポートしています。トリミングやペットホテルなどのサービス面も充実させておりますので、病気のときもそうでないときも気軽に足を運んでいただければと思います。

動物たち・飼い主さんの両方に寄り添った診療を

米田 拓高 院長

最近は獣医学の進歩によって、1つの病気に対していろいろな治療選択肢をご提案できるようになっています。このため当院では飼い主さんとよく話し合い、そのご家庭にとって一番いい治療法を行うことを基本としています。動物たちはそれぞれ性格や年齢が異なりますし、その子にどんな治療をしてあげたいのかなど、治療に対する飼い主さんのお考えはさまざまだからです。
動物たちと飼い主さんの両方に寄り添った診療を行うことは、前院長から変わらぬ当院のモットーであり、私たちがもっとも大切にしていることです。こちらが一方的に治療方針を決定するのではなく、飼い主さんの生活スタイルやご要望を踏まえて、それぞれのケースにおけるベストな解決策を見つけたいと考えています。動物たちが病気になってつらい思いをされている飼い主さんのお気持ちをくみ取り、動物たちの苦痛を少しでも軽減するためにご提案できることはたくさんありますから、何かご心配なことがありましたら遠慮なくご相談ください。

小さな異変を見逃さず、適切な治療につなげたい

私は大学でCTやMRIなどの「画像診断」と「神経科」について専門的に学び、病気の早期発見・早期治療に努めてきました。せっかくCT検査をしても、その画像を見て病気の有無を評価できなければ早期の治療介入には至りません。そのため小さな異変を見逃さず、100%の確率で病気を見つけられるようにトレーニングを積み、高い画像診断能力を身につけました。また、画像診断によって病気が見つかることの多い腫瘍(がん)や泌尿器系の病気に関する専門的な診療を行ってきたことは、獣医師としての強みになっています。
診察の際は動物たちの体をさわって、必要があれば検査を行って、飼い主さんのお話を丁寧に伺ったうえで治療方針をご提示します。当院で対応可能なものであれば責任をもって治療を担当する一方、より専門的な検査や治療が必要な場合には設備の整った二次診療施設をご紹介することもあるでしょう。幸い私には高い専門性をもった獣医師の仲間がおり、「顔が見える医療連携」を行うことができますのでご安心ください。

これから受診される飼い主さんへ

私は獣医師として、動物たちが生まれてから高齢になって最期のときを迎えるまで、ご家族みなさんの生活が楽しいものになるようサポートしたいと考えています。もしもお薬による治療が必要な場合には、甘いものや飲みやすい形状を選択するなど、動物たちや飼い主さんに負担なく治療に取り組んでいただけるよう配慮をしています。また、愛玩動物看護師とマンツーマンで実施する「しつけ教室」「歯磨き教室」、不定期開催の「パピーパーティー」や各種勉強会などをとおして、動物たちとのよりよい関係づくりをお手伝いしたいと思いますので、お気軽にご来院ください。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

米田 拓高 院長 MEMO

  • 出身地:兵庫県
  • 出身大学:宮崎大学農学部獣医学科
  • 趣味・特技:ロードバイク、釣り
  • 好きな場所:宮崎県

米田 拓高 院長から聞いた
『犬の膵炎』

低脂肪食を心がけることが「膵炎」の予防につながる

嘔吐や下痢、食欲不振などが生じる膵炎は、クッシング症候群、高脂血症、高脂肪食、自己免疫疾患など複合的な要因によって引き起こされると考えられています。胃腸炎のような症状が現れるために診断をつけるのは難しいですが、獣医師による診察に加えて血液検査や画像検査を行って総合的に判断することが一般的です。

もしも急性膵炎との診断が付いた場合は入院した上で、痛みをやわらげることを目的に点滴などによる治療が行われます。犬の膵炎はクッシング症候群や高脂血症が原因の1つだとされていますから、これらの病気を治療したり、低脂肪食を心がけたりすることが予防につながると考えられます。

グラフで見る『米田 拓高 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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