むさしさかい動物病院
三鷹市/井口/武蔵境駅
- 犬
- 猫
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伊藤 健 院長への独自インタビュー
子供の頃に抱いた辛い思いを夢に変えて
中学生の頃に飼っていた犬がフィラリアという病気になり、動物病院に初めて連れていったものの、手当の甲斐なく亡くなってしまったことがありました。当時の私は「どうして助けられなかったんだ」となってしまい、ならば「俺がやる」と思ったのことがこの道に進むきっかけとなりました。当時はそんな病気があることも知らないし、ましてその病気の深刻さも理解できていなかったものですから、直情的に「なんで……」と思ってしまったのでしょうね。
大学に通いだした頃、その病院に赴く機会があり、先生からカルテをいただきました。まだ学生でしたけれど、そのカルテの内容を見れば、精一杯の治療をしていただいたことがわかったのです。自分の中にあったわだかまりが、その瞬間に溶けていきました。今でもそのカルテは大事に持っています。
1996年に『むさしさかい動物病院』は開院いたしました。動物と飼い主さんの気持ちに寄り添い、なんでも相談できる地域のホームドクターとしてこれからも歩んでまいります。
「小さな病院」をコンセプトに
武蔵境という土地にたまたま居を定めたところ、歩いて10分のところに大学病院(日本獣医生命科学大学)がある、という環境にありました。その環境においてどう共存していくかということを考えた時に浮かんだのが、前々より考えていた「小さな病院」というコンセプトでした。
大きな病院では最先端の医療を提供されていますが、同じ人が終始一貫して動物を診る、ということは難しいものがあります。大きな病院では難しいことをこちらが補填し、逆に自分の手に負えないものは設備の整った病院にお任せする。小さな病院だからこその利点を追求することで、飼い主さんに多くの選択肢を提供することが可能になると考えたのです。