山本 滋子 院長
SHIGEKO YAMAMOTO
時代に合わせた医療を心掛け、
人と動物と、共に寄り添っていく。
麻布大学卒業後、研究職に就き、その後、子育てを経験。1996年に『やまもと動物病院』を開院し、2011年に現在地へと移転(東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」より徒歩5分)。

山本 滋子 院長
やまもと動物病院
足立区/西竹の塚/竹ノ塚駅
- ●犬
- ●猫
- ●ハムスター
子ども達と接する父の姿を見て、この道に

父が北海道で獣医をしておりました。大動物が専門で、主に農家さんの牛や馬を診ていたのです。夕方になりますと、農家さんが仕事を終え、動物たちを連れてきます。診察室で父が診ている間、私たちは毎度違う方とそのそばで食卓を囲んでいたようなものでした。
父は小動物を診ていたのですが、子供さんが動物を連れてきた時は、決まってお金をいただこうとしませんでした。「いいよいいよ、お金はいいよ」と。そんな父の背中を見て育ち、いつのまにか、この道を進もうと考えだしていたような気がします。ちなみに私の兄は英文科に進んだのですが、獣医学部で英語の教鞭をとっておりました。家族そろって、動物とは切っても切れない縁なのかもしれませんね(笑)。
大学卒業後は医薬品メーカーで研究職に就き、子供を授かってからは専業主婦をしておりました。当時はそれが普通のことだったのですけれど、貴重な時間を経験させていただいたと思っています。その子ども達がある程度大きくなったところで、縁あって獣医療の世界に戻り、1996年に『やまもと動物病院』を開院いたしました。それから時がたち、2011年になって現在の場所へと移ってきたのです。私の主人は理工学部で学生達を教えていました。その主人の趣味もあり、動物病院の建物はコンクリートを全面に出した作りとなっています。それだけではどことなく冷たい感じがするものですから、お花を各所にあしらいました。主人がそうだったように、私もガーデニングが好きなものですから、そこだけはこだわったのです(笑)。
何でも診るのが、私たちの役割であり、責任でもある

患者さんは足立区周辺の方が多く、自転車かお車で来院される方が多いかもしれませんね(駐車場3台)。『やまもと動物病院』では、私と副院長を務めております息子(山本 崇史 副院長)とを含め、3名の獣医師で診察をおこなっています。
かかりつけ医として、「何の症例でも診なければならない」ということを自らに課しています。今、人の医療は非常に細分化されていますよね。私自身、いざ病院に行こうと思っても、どこで診ていただければ良いのか、悩むことが多々あります。仕方のないことと思いはしても、実際には困ってしまいますよね。ですから、少なくとも動物に関しては、ここですべてを診させていただこうと思うのです。
一方で、近年は獣医療も年々発達してきていて、エキゾチックを含め、専門のジャンルに特化した病院が多数出てきました。すべてを診させていただくことに変わりはありませんが、より適切な医療が必要と判断した場合、専門性に特化された先生の元へ紹介をさせていただいています。
神経病と画像診断に力を

【山本 崇史 副院長】
私の専門は、人で言う神経内科、あるいは神経外科ということになり、主に椎間板ヘルニアやてんかん発作を診察しています。椎間板ヘルニアについては、ミニチュアダックスに代表されるような胴体の長い犬種に多く見られる病気で、近年はますます増える傾向にあります。また、てんかん発作ですが、これは劇的な症状でもあり、飼い主さんは驚いて飛び込んでこられるケースが目立ちますね。以前はその原因までを特定するのは難しかったのですが、診断機器の普及により、脳の腫瘍に伴う発作であるといったように、細かく分析がおこなえるようになりました。当院では画像診断専門の施設でMRI等の撮影をおこなってもらい、その結果を診た上で、専門的な治療をおこなっています。
神経の病気は、後遺症が残る場合があります。早期発見を心掛けるのはもちろんですが、万一症状が残ってしまった子達のケアも含め、トータルで診ていけるような病院にしていきたいですね。
患者さん専用のトリミングも
当院では、高齢の子や皮膚に問題がある子、足腰が弱っている子達など、一般のショップさんでは扱いが難しい子達の動物看護師によるトリミングをおこなっています。とくに高齢になりますと、シャンプー中に咳き込んでしまったり、時にはてんかん発作を起こすようなこともありますので、そうした点に細心の注意を払いながら処置をおこなっています。皮膚病のケースではシャンプー剤を選別し、マイクロバブルも同時におこなっています。お家でお使いになるシャンプー剤等のアドバイスもおこなっていますので、お気軽にご相談ください。
これから受診される飼い主さんへ
おひとりで抱え込まず、何でもご相談ください。この地域には、ご高齢で、ワンちゃん、猫ちゃんとおひとりで暮らされてる方が多くいらっしゃいます。そうした方はどうしてもペットの状態に一喜一憂なさるのですが、それは無理もないこと。考え過ぎず、何か心配なことがありましたら、お電話でもご相談ください。そういう時にお相手できるのがホームドクターだと思っていますし、その精神は、若い世代のドクター達にも引き継いでいってもらいたいと思っています。
※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
山本 滋子 院長 MEMO
- 出身地:北海道
- 趣味:クラシック鑑賞、ガーデニング
- 好きな雑誌:ファッション・旅行雑誌
- 座右の銘:日進月歩
- 好きな音楽:クラシック
- 好きな場所:温泉
グラフで見る『山本 滋子 院長』のタイプ
![]() |
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
![]() |
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION

やまもと動物病院
足立区/西竹の塚/竹ノ塚駅
- ●犬
- ●猫
- ●ハムスター
- 医師の声1件
医院情報 | 院長紹介 | 求人 | MAP |
徒歩 ルート |
医師の 声 |
患者の 声 |
PR |
WEB 予約 |
オンライン 診療 |
電話 | 03-6426-5933 |
---|---|
所在地 | |
最寄駅 | |
駐車場 | |
WEB | |
休診日 |