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医師による病気の解説一覧

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南浦和歯科の先生が解説

むし歯[う蝕・カリエス]について

虫歯の原因は体質だった!適切な治療で削らない虫歯治療を目指す

「歯磨きしないと虫歯になるよ」 子供の頃、言われたことがあるかも知れません。日本では幼い頃から歯磨きを習慣づけるためによく言われることですね。「歯磨きで虫歯予防できる」というのは日本では昔から言われていることです。 ですが、最近わかっていることとして、虫歯になりやすいorなりにくい、というのは「体質」によるところが大きいんですね。太りやすいor太りにくいという体質があるのと同じです。 太りやすい人はカロリーに気をつけるし、なかなか太れない人は運動や筋トレを頑張っていますよね。それと同じで、あまり歯磨きしなくても虫歯にならない人と、頑張って歯磨きしているのに虫歯になってしまう人がいます。だからといって歯磨きをしなくてもいい、ということではなくて、ちゃんと歯磨きをするのは大切です。ただ、誰もが同じ方法で虫歯予防ができるかと言うと、そうではないということ。虫歯予防についても自分の体質を知って、正しく虫歯予防をしていくことが大切ですね。 また、虫歯の治療方法についても日本の歯科医療というのはまだまだ削る治療が多い。同じ虫歯の治療だとしても、欧米ならば削らない治療が選択される場面で、日本では「治療の6割が歯を削る」という選択がされています。欧米の場合は初期の頃の虫歯で削る必要が無いものについては削らずに残しています。 そもそも、虫歯が進行しなければ歯を削る必要がないんです。例えば、がんの場合であっても良性の場合だったら手術しないで薬で治療するじゃないですか。虫歯もそれと同じです。 虫歯診療については、ひとくくりに虫歯=削るという大まかな治療から、ちゃんと削るタイミングを評価してから『削る必要があるのか』を適切に判断して治療していく、という方向に変わりつつありますね。

宮崎 啓 院長

南浦和歯科

宮崎 啓 院長

  • さいたま市南区
  • 文蔵
  • 南浦和駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

センター北 消化器・内視鏡Jクリニック【2025年12月16日開院予定】の先生が解説

大腸がん[直腸がん・結腸がん]について

早期発見・早期治療のために「大腸カメラ」を受けてほしい

大腸がんは、日本人の死因の上位を占める病気です。初期には自覚症状がないことが多く、出血などの症状が現れたときには、すでに進行しているケースも少なくありません。 大腸がんを調べる検査として一般的なのは「便潜血検査」です。しかしある報告では、便潜血検査で陰性と判定された方のうち、約半数は陽性だったとのデータもあります。こうしたことからも、大腸がんを確実に見つけるためには、内視鏡検査(大腸カメラ)が欠かせません。 大腸カメラでポリープが見つかった場合、それを切除することによって大腸がんへの進行を防ぐことができます。胃カメラの普及によって胃がんによる死亡率が大きく減少したように、大腸カメラの受診によって大腸がんによる死亡者数の減少も期待できます。 現在では、大腸がんは「予防できる病気」「早期発見・早期治療が可能な病気」です。大切な命を守るためにも、ぜひ積極的に検査を受けていただきたいと思います。

土屋 淳一 院長

センター北 消化器・内視鏡Jクリニック【2025年12月16日開院予定】

土屋 淳一 院長

  • 横浜市都筑区
  • 中川中央
  • センター北駅
  • 消化器内科 ●内視鏡内科 ●肛門内科 ●肛門外科 ●消化器外科 ●内科

南大和どうぶつ病院の先生が解説

猫の膀胱炎について

生活環境に目を配ることも有効な治療に

血尿は、犬の場合は細菌性膀胱炎であることが多いのですが、猫の場合はその割合は1、2割と少なく、大半は特発性膀胱炎、つまり、原因がよくわからないものになります。特発性膀胱炎は、数日から数週間で自然に回復するとされます。ただ、なかなか改善がみられない場合は、「環境」というものに目を向けるべきでしょう。と言うのも、この疾患はストレスが関与していることが多いからです。生活の中に原因があるとすると、そこにアプローチしない限り良くならないですし、一旦は治ったとしても、ぶり返す可能性は残ったままになります。診療では猫と人は違う生き物、ということを理解することが重要だとお伝えさせていただいています。人と同じではないですから、猫の本能やその猫自身の性格を理解し、アプローチ可能なところを改めて探していくことが病気の改善や、日々のストレスの緩和につながっていきます。また、寒さなどの環境要因や、運動不足や関節炎などの他の病気が引き金になっていることも考えられ、そちらに対してのアプローチが重要であることもあります。

五味 良太 院長

南大和どうぶつ病院

五味 良太 院長

  • 大和市
  • 渋谷
  • 高座渋谷駅
  • 犬 ●猫

KANDA NISHIGUCHI CLINIC(神田西口クリニック)の先生が解説

性感染症について

性感染症の多くは症状がない??

性感染症も様々な情報をネットで見ることができますが、そこに載っている情報の多くは、いわゆる典型例であることが多いのです。性感染症に限りませんが、実際の現場で診療していると、そうした典型例に当てはまらないケースも多く、その1つに「症状が全くない」というものがあります。 世界的に見て、最も多い性感染症がクラミジアと言われています。このクラミジアも、女性のおおよそ7割から8割、男性も約半数が症状がないと言われています。症状が当てにならない状況で、何がポイントになるかと言えば、粘膜の接触があったかどうか、ということになります。接触があれば、リスクは存在するということです。 「症状がないのであれば、気にする必要はないの?」という質問をよくいただくのですが、無症状であってもパートナーに感染するリスクがありますし、深刻なのは、症状がないことでゆっくりゆっくり、より深くまで感染が及ぶということです。男性で言えば、尿道だけにとどまってくれればまだ良いのですが、時間が経つと感染は前立腺や精巣にまで及んでしまうことがあり、それが精巣だった場合、男性不妊の要因ともなります。 無症状だから安心、というわけではありません。むしろ、症状があれば医療機関を受診する機会へとつながりますから、無症状はより深刻と言えるでしょう。がんなどと同じく、性感染症も早期の発見、早期の治療が望ましいことは言うまでもありません。ご結婚を控えておられたり、新しいパートナーと生活を始めるなど、節目節目には検査を受けられた方がよろしいかと思います。

板東 大晃 院長

KANDA NISHIGUCHI CLINIC(神田西口クリニック)

板東 大晃 院長

  • 千代田区
  • 内神田
  • 神田駅
  • 性感染症内科 ●泌尿器科 ●皮膚科 ●内科 ●美容内科

デンタルタイム大森駅前歯科の先生が解説

知覚過敏について

歯の象牙質が露出する知覚過敏。原因に合わせた対処で改善。

知覚過敏は、歯ぎしりや食いしばりで歯に負荷がかかることで、歯がしみたり痛みを感じたりする症状がある状態です。その症状から、虫歯だと思って歯医者に来院される人が多くいますが、実際には知覚過敏であるケースがみられます。その原因として、歯の食いしばりや姿勢の問題、無意識に不適切な噛み合わせになっていること、細かな作業やパソコンを常に使うIT系の職業の人、ストレスが多い人などが背景に挙げられます。健康な歯の場合はエナメル質によって歯が覆われているのですが、知覚過敏の場合は内部の象牙質が露出してしまい、痛みやしみが出てくることが特徴的です。 歯がすり減ってしまうと、より歯に力がかかり症状が強まることもあります。そこで、無意識下に行っている習慣として、日中に自分が食いしばりをしていないか、セルフチェックすると良いでしょう。意識して生活するだけで食いしばりを減らし、知覚過敏を改善できるケースもよくあります。また、治療としては基本的にしみ止め塗ること、睡眠中の食いしばりが強い場合はマウスピースを装着することを行います。歯が割れたり、改善が見られない場合は、個々に合わせて治療方法を検討していきます。まずは、知覚過敏にならないように歯に負荷をかけない生活やブラッシングを習慣づけ、症状がひどい場合は歯科医院に相談してください。

吉田 啓之 院長

デンタルタイム大森駅前歯科

吉田 啓之 院長

  • 品川区
  • 南大井
  • 大森駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

神保町ミセ歯科・矯正歯科の先生が解説

歯周病について

自宅でのセルフケアと定期検診でお口の健康を守ってほしい

歯周病はプラーク(歯垢)が大きな要因とされていますが、最近では腸内環境の乱れなど全身の状態が関係していることが分かってきました。どれだけ歯磨きを頑張っても歯周病が改善しない方がいるのはこのためです。歯周病が進行すると歯ぐきからの出血がみられるほか、「腫れた感じがする」「歯が揺れる」などの症状を訴える患者さんもいます。 歯周病治療では、最初に歯磨き指導が行われることが一般的です。歯の形や大きさは一人一人異なりますから、それぞれの患者さんに合った歯磨き指導を行うことが理想です。正しい歯磨き法を継続しても症状の改善がみられない場合は、重症度に応じてプロの手によるクリーニングや外科手術が行われます。 歯周病を予防するためには、ご自分のお口の状態や歯磨きのクセを踏まえて、正しい歯磨き法を身につけることが大事です。さらに歯科医院での定期検診を心がけ、お口の健康を維持していただきたいと思います。

三瀬 太記 院長

神保町ミセ歯科・矯正歯科

三瀬 太記 院長

  • 千代田区
  • 神田神保町
  • 神保町駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

恵比寿駅前メンタルクリニックの先生が解説

心身症について

心身症では、体の症状に精神的ストレスが関わっています

心身症の患者さんは、体の症状を訴えられます。腹痛や頭痛、動悸、過換気、めまい、湿疹など、本当に様々な症状があります。 例えば胃の痛みに悩んでいる方がいたとします。内科で検査をして、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)で胃潰瘍が見つかり、他に悪い病気は無かったとします。そして、胃酸を抑える胃薬を飲むと、胃の痛みは一時的には良くなります。でも、胃痛を繰り返すという方が、少なくありません。それは、身体面の対応しかしていないからです。心理面や社会面にも、配慮が必要なのです。そのように、全人的対応が必要なのが、心身症になります。 心身症とは、身体の病気のうち、それが生じたり続いたりすることに、心理面や社会面も深く関わっているものの呼び方です。身体の病気としては、器質的と言って形のあるものだけでなく、機能的と言って身体の働きの不調のみも含まれます。不定愁訴という言葉が使われることもあり、医療者の間でも、まだまだ理解が足りない場合があります。 心理面や社会面のできごとが、精神的ストレスとして心身症を作っているため、どんなストレスがあるのかを知ろうとすることが必要です。そして、知ったストレスと症状がどのように結びついているのか、また症状を良くするために何ができるのか、考えることも大切です。精神療法や、代替医療も含めて、治療の選択肢があります。また、医師だけでなく、患者さんご自身にできることはあるのか、気づきやセルフコントロールのお手伝いもしていけたらよいと思います。

杉本 あずさ 院長

恵比寿駅前メンタルクリニック

杉本 あずさ 院長

  • 渋谷区
  • 恵比寿南
  • 恵比寿駅
  • 精神科 ●心療内科

こすぎ皮ふ科の先生が解説

帯状疱疹について

薬の服用が基本。定期的なワクチン接種での予防が効果的

帯状疱疹とは赤い斑点や水ぶくれが集まり帯状に現れる皮膚の病気です。原因は幼少期にかかる水疱瘡のウイルスです。体内に潜伏していた水疱瘡のウイルスが、例えば日焼けや癌の化学療法、疲労など、何かしらの理由で免疫力が低下し、抑えきれなくなると出てきます。わかりやすく言うと、元々人の体内にいたものが人の隙をついて出てくるイメージでしょうか。 症状は、最初はチクチク、ひりひりした感覚があり、1週間ほど経過するとその部位に湿疹や水ぶくれが出てきてかゆみや痛みを伴うようになります。さらに時間が経過するとかさぶたがついて元の皮膚へと戻っていきます。 帯状疱疹の治療は薬物療法が効果的で、水疱瘡のウイルスに有効な薬の服用で快方に向かいます。薬なしでも治せますが、その場合は神経痛がひどく出ることが多いので、診断された時点で薬を服用するのが基本です。予防策としては帯状疱疹のワクチン接種が有効です。接種すると何年かは抗体が作られ罹患しにくくなる、罹患しても重症化はしにくくなるので、定期的なワクチン接種で予防されることをお勧めしています。

川名 愛 医師 & 沖野 照仁 医師

こすぎ皮ふ科

川名 愛 医師 & 沖野 照仁 医師

  • 川崎市中原区
  • 小杉町
  • 武蔵小杉駅
  • 皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科

アニホック動物医療センター 新横浜病院の先生が解説

犬の甲状腺機能低下症について

「最近元気がない」「毛が薄くなってきた」などの変化があれば、ぜひ病院で検査を

・甲状腺機能低下症とは? 犬の病気の中でも比較的よく見られるホルモン異常の一つが「甲状腺機能低下症」です。この病気は高齢犬での発症が多く、甲状腺という喉の付近にある小さな臓器が正常にホルモンを分泌できなくなることで発症します。甲状腺ホルモンは、全身の代謝をコントロールする重要な役割を果たしており、不足すると様々な症状が現れます。 ・どんな症状が出るの? 甲状腺機能低下症の典型的な症状は、「毛が薄くなってきた」「なんとなく元気がない」「太りやすくなった」等といったものです。ほかにも様々な変化が現れることがあります。 例えば、ある8歳のトイプードルの例を挙げましょう。この子は、以前は活発でよく走り回っていたのに、最近は被毛の量が減り、体重も徐々に増えていました。飼い主さんは「歳のせいかな?」と思われていたのですが、検査をしたところ、甲状腺ホルモンの数値が低く、甲状腺機能低下症であることがわかりました。 甲状腺機能低下症の診断には血液検査が必要です。特に「T4」や「TSH」と呼ばれるホルモンの値を測定し、低下しているかどうかを確認します。確定診断には追加の検査が必要になることもあります。 治療は比較的シンプルで、不足している甲状腺ホルモンを薬で補います。先ほどのトイプードルも、毎日決まった量の甲状腺ホルモンを服用することで数週間後には元気を取り戻し、以前のように活発に動けるようになりました。 ・予防や注意点 甲状腺機能低下症は主に中高齢の犬に発症しやすいとされています。もし「最近元気がない」「毛が薄くなってきた」などの変化があれば、年齢のせいと決めつけず、病院で検査を受けることをおすすめします。 適切な治療を受ければ、甲状腺機能低下症は十分にコントロールできる病気です。愛犬がいつまでも健康で元気に過ごせるよう、定期的な健康チェックを習慣にしましょう!

髙森 紀聡 院長

アニホック動物医療センター 新横浜病院

髙森 紀聡 院長

  • 横浜市港北区
  • 新横浜
  • 新横浜駅
  • 犬 ●猫

やまと小磯診療所の先生が解説

心臓弁膜症について

早期に診断し、心臓が悪くなる前に適切なタイミングで最適な治療を行うことが大切

弁膜症は心臓の4つの部屋の出入り口にある一方向弁(僧帽弁・三尖弁・大動脈弁・肺動脈弁)に不具合が起きる病気です。弁が開きにくいと狭窄、うまく閉まらないと逆流し、いずれも心臓に負担をかけるため悪化すると心不全となります。
生まれつき、弁の変性・経年劣化、細菌感染などが原因となります。症状は弁によって異なりますが、動くと息苦しい、胸が痛い、体がむくむなどです。しかしかなり重症にならないと症状が出てこないことが多く、気づいた時には心臓の機能が悪化していて良い治療ができないことも少なくありません。また、まれに急に弁が壊れる場合があり、その時は症状が強く現れます。 悪くなった弁は薬では治らず、治療はは手術またはカテーテル治療となります。いずれも重症の方が適応です。まず聴診で心雑音を見つけ、心臓超音波検査で詳しい診断を付けます。早期に診断し、心臓のポンプ機能が悪くなる前に適切なタイミングで最適な治療を行うことがもっとも大切です。

町田 大輔 院長

やまと小磯診療所

町田 大輔 院長

  • 大和市
  • 中央
  • 大和駅
  • 内科 ●循環器内科 ●外科

井上歯科医院の先生が解説

義歯について

適切に作られた義歯は、快適に使える選択肢の1つ

義歯に対しては、多くの方が「入れ歯は年寄りがするもの」という抵抗感を持たれます。しかし実際には、きちんとした型取りと噛み合わせの調整を行えば、決して不安を感じるようなものではありません。もちろん、自分の歯とまったく同じように噛めるというわけではなく、食事の満足度が100%に戻るとまでは申しませんが、適切に作られた義歯であれば、咀嚼能力の7〜8割ほどを回復することが可能です。義足を使われている方が練習次第で本来の足以上の力を発揮するように、義歯も使い方を覚えればしっかりと機能します。 インプラントを検討する方も増えていますが、費用や体への負担を考えると、まずは義歯から始めるのも良い選択と言えるでしょう。ただし、義歯作りで大切なのは「失った部分だけを見る」のではなく、口全体のバランスを整えることです。たとえば、右下に義歯を入れる場合でも、左側の噛み合わせにズレがあれば全体の調和が崩れ、うまく合わなくなることがあります。対合歯の位置や傾き、咬合平面なども丁寧に整えたうえで製作することが重要です。 義歯は決して“妥協の治療”ではなく、総合的に設計すれば快適に使える治療法のひとつなのです。

井上 和英 院長

井上歯科医院

井上 和英 院長

  • 葛飾区
  • 東四つ木
  • 四ツ木駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
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