• TOP
  • 教えてドクター

医師による病気の解説一覧

1149件中 1081 ~1095 件を表示

横浜ベイクォーター内科・消化器内視鏡クリニック 横浜駅院の先生が解説

逆流性食道炎について

胸やけ・げっぷなどを引き起こす「逆流性食道炎」とは……?

逆流性食道炎は、胃で消化されるはずの食べものや胃液が食道に逆流することで、胸やけ・げっぷなどを引き起こす病気です。朝起きたときに口の中が苦い感じがしたり、飲み込むときにつかえる感じがあったり、口臭や咳が生じることもあります。原因としては、お酒を飲みすぎたり、辛いもの・脂っこいものを取りすぎたり、早食い、暴飲暴食、ストレスなどさまざまなものが考えられます。 治療に関しては、胃酸を抑える薬が処方されることが一般的ですが、状況に応じて胃のはたらきを助ける薬や漢方薬を使用することが有効な場合があります。逆流性食道炎は、食習慣・ストレス管理を含めて規則正しい生活を送ることが予防につながると考えられますが、現代社会においてはなかなか難しいことかもしれません。もしも気になる症状がみられたら、消化器内科を受診していただくとよいでしょう。

鈴木 謙一 院長

横浜ベイクォーター内科・消化器内視鏡クリニック 横浜駅院

鈴木 謙一 院長

  • 横浜市神奈川区
  • 金港町
  • 横浜駅
  • 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●肛門内科

渋谷駅前メディカルクリニックの先生が解説

睡眠時無呼吸症候群について

何より怖いのは、突然死のリスクが上がってしまうこと

睡眠時無呼吸症候群(以下、SAS)の患者さんは全国に500万人いるとされ、そのうち治療を受けているのは50万人に過ぎないと言われています。SASはよく言われる日中の眠気に加え、糖尿病や高血圧など、生活習慣病を合併しやすい疾患です。そしてあまり知られてないことですが、突然死のリスクがそうでない人の約3倍になるとの報告があがっています。また、SASは肥満とリンクしやすいという報告もあります。これは代謝が落ちてしまうからですが、SASになると肥満になりやすくなり、肥満になるとSASが悪化しやすくなるといったように負の循環に陥ってしまうのです。その循環を断ち切るために、CPAPなどの治療と並行して減量に取り組み、治療からの離脱を目指すことが大切になってきます。また、空気を送り込んであげるCPAPをおこなえば、突然死のリスクも普通の人と同程度まで下げることができるということもわかっています。 これまで睡眠時無呼吸症候群の検査では脳波を測るために、入院が必須となっていました。それが最近では、スマートウォッチくらいのサイズの機器を用い、自宅で脳波や呼吸状態が測れるようになってきており、負担もずいぶんと軽減されてきています。オンライン診療の普及により、通院の負担も軽くなっていますので、治療を中断された方も、もう一度始めていただけたらと切に願っています。

高橋 基文 院長

渋谷駅前メディカルクリニック

高橋 基文 院長

  • 渋谷区
  • 道玄坂
  • 渋谷駅
  • 内科 ●感染症内科 ●泌尿器科 ●整形外科

葛西内科皮膚科クリニックの先生が解説

糖尿病について

糖尿病について

糖尿病は、血液中の糖(血糖)が慢性的に高くなる病気です。食事で摂った糖をエネルギーに変えるためには「インスリン」というホルモンが必要ですが、この働きが不足したり、効きにくくなることで血糖値が上がります。糖尿病は大きく分けて、インスリンがほとんど出ない1型糖尿病と、生活習慣や遺伝が関係する2型糖尿病があります。日本では圧倒的に2型糖尿病が多く、食生活の乱れや運動不足、肥満、ストレスなどが主な原因です。 初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると「のどが渇く」「尿の回数が増える」「体重が減る」「疲れやすい」「手先や足先がしびれる」といった症状が現れます。放置すると、動脈硬化が進み、心臓病や脳梗塞、腎臓病、失明、足の壊疽(えそ)など、全身に重大な合併症を引き起こすことがあります。そのため、早期発見・早期治療が何よりも大切です。 診断には、血糖値やHbA1c(過去1~2か月の平均血糖)検査が必要であり、当院では当日中に結果が出ます。また、腎臓や膵臓、動脈硬化の影響を調べるために尿検査や血液検査、腹部エコー検査、頸動脈エコー検査を併せて行うこともあります。当院では、結果をもとに患者様の生活背景を丁寧に伺い、最適な治療方針を一緒に考えていきます。 治療の基本は「食事療法」「運動療法」「薬物療法」です。食事はバランスを整え、糖質の摂りすぎを防ぐことが重要です。運動は無理のない範囲で継続し、インスリンの働きを改善させます。これでも血糖が下がらない場合には、内服薬やインスリン注射を組み合わせてコントロールします。最近では、体重管理にも役立つ新しい薬も登場しています。 糖尿病は「うまく付き合えば、健康を維持できる病気」です。継続的な治療と生活改善によって、合併症を防ぎ、元気に過ごすことが可能です。
 『葛西内科皮膚科クリニック』では、血糖コントロールだけでなく、食事・運動・生活習慣まで含めた全人的なサポートを行っています。管理栄養士も在籍しており、身体の基本となる食事から変えて、血糖を良好に保つことが出来るように力を入れております。気になる症状がある方、健診で指摘を受けた方は、どうぞ早めにご相談ください。

小林 俊一 理事長

葛西内科皮膚科クリニック

小林 俊一 理事長

  • 江戸川区
  • 中葛西
  • 葛西駅
  • 内科 ●糖尿病内科 ●皮膚科 ●呼吸器内科 ●消化器内科 ●小児科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科 ●美容皮膚科

ルナレディースクリニック川崎駅前院の先生が解説

月経困難症について

つらい痛みは低用量ピルでコントロール可能。我慢せずに早めの受診を

月経困難症とはいわゆる「生理痛」のことです。生理痛が俗称で病気と認識されないことが多いですが、月経困難症という立派な病気です。 日本の女性は生理前後に現れる不快な症状を「仕方がないこと」と我慢しがちですが、日常生活に支障をきたすほどの痛みは「病気」であり、治療の対象になります。 月経困難症が疑われる場合には、まず卵巣のエコー検査をして異常がないかどうかを確認します。検査の結果、子宮筋腫や子宮内膜症に伴う月経困難症だと分かれば「器質性」、特に異常がみられない場合には「機能性」の月経困難症との診断がつきます。ほかの病気に起因する器質性の月経困難症では、手術が必要になったり、お薬を使って進行を抑える治療を行うのが一般的です。これに対して子宮の見た目には問題ない機能性の月経困難症の場合は、低用量ピルを使って不快な症状を抑えることができます。 ピルを服用する前の痛みのレベルを10とした場合、個人差はありますが服用後はおおむね1~3まで痛みのレベルが低減します。機能性の月経困難症に悩む女性が妊娠を希望されないのであれば、低用量ピルはつらい期間を上手に乗り切る有効な手段といえます。

川原 正行 院長

ルナレディースクリニック川崎駅前院

川原 正行 院長

  • 川崎市川崎区
  • 駅前本町
  • 川崎駅
  • 婦人科

吉祥寺脳神経外科・内科クリニックの先生が解説

慢性硬膜下血腫について

頭を強く打った後、1、2ヶ月のちの変化に注意

転倒して頭を打った高齢者の方がいらしたとしましょう。その時は症状もなく、念のためにCTを撮っても病変は見られません。ところが、そこから1、2ヶ月経つと、急に麻痺が出たり、歩くのに支障が生じたり、認知症のような症状が見られるようになります。これが慢性硬膜下血腫です。なぜこうした現象が起きるのでしょうか。実は転倒をきっかけに脳を包んでいる硬膜の細い血管から少しずつ出血し、それが脳の周りに少しずつたまっていくのです。お風呂をイメージしてみてください。水道の栓を閉め忘れ、ぽたんぽたんと落ちている水が一晩経つといっぱいになってしまう。それと同様で、特にご高齢の方は脳が萎縮してしまっていますから、血がたまるスペースが脳の周りにあるのです。これらは、CTを行うとすぐに診断できます。 治療としては、局所麻酔で頭蓋骨に穴を開け、中の血を吸い取っていくことになります。治る認知症とも言われますが、高齢化社会が進むにつれ、増えてきている傾向があります。

淺田 英穂 院長

吉祥寺脳神経外科・内科クリニック

淺田 英穂 院長

  • 武蔵野市
  • 吉祥寺南町
  • 吉祥寺駅
  • 脳神経外科 ●内科

池袋ながとも耳鼻咽喉科の先生が解説

喉頭がんについて

早期発⾒・早期治療が鍵となる!喫煙と飲酒が招く、喉頭癌。

原因は主に、喫煙と飲酒です。喉の癌は様々ありますが、特に喉頭癌は圧倒的に喫煙が原 因となっています。今は禁煙しているけれど”喫煙経験がある”場合も安⼼出来ません。⼀ 度でもタバコを吸ったことのある⼈は咽頭癌になる可能性があるので注意してください。 症状としては、初期に声の掠れが多く⾒られます。声の掠れるという症状は「⾵邪かな」 と思う⽅も多いかと思います。もし⼀週間くらいで症状がなくなればあまり⼼配はありま せんが、⻑引くようならすぐに⽿⿐咽喉科を受診して、カメラでチェックしてもらってく ださい。”喉が痛くないのに声が掠れてきた”、”痰が絡んで声が掠れている”などの症状が ある場合は要注意です。咽頭癌は病状が進むと声を失ってしまう可能があるので、声の掠 れが⾒られたら、我慢せず、癌の診断が出来るクリニックを受診してください。 治療法は⼝の中からメスを⼊れる⼿術になります。また、放射線治療も可能です。放射線 治療も⼿術と同じくらいの確率で完治します。早期発⾒が出来てステージ1の場合は90% 以上治りますので、早期発⾒・早期治療がポイントになりますね。また、癌になる前の病 変で⾒つかることもあります。予防はとにかくタバコを辞める、お酒を控えることです。 ⽇々の⽣活を⾒直してリスクを減らしましょう。

⻑友 孝⽂ 院⻑

池袋ながとも耳鼻咽喉科

⻑友 孝⽂ 院⻑

  • 豊島区
  • 上池袋
  • 北池袋駅
  • 耳鼻咽喉科 ●小児耳鼻咽喉科 ●アレルギー科

りつの内視鏡クリニックの先生が解説

大腸がん[直腸がん・結腸がん]について

大腸がんは早期に発見できれば限りなく100%に近い率で治すことが可能

大腸がんは女性のがん死亡数で最も多くなっており、罹患率は男女ともにすべてのがんの中で最も多くなっています。一方、あらゆるがんの中で、唯一クリニックにおいて治療が可能ながんが大腸がんです。他の部位のがんであれば入院治療が必要なものが、大腸がんは早期に発見できればその場で内視鏡で取り除くことができます。早くに見つかりさえすれば、限りなく100%に近い率で治る病気と言っていいでしょう。 大腸がんの発症の経路は大きく4つあります。1つが、ポリープ(腺腫、SSAPも含みます。)からがんにいたるケース。次に、ポリープ(前駆病変)を介さず、突然がんができてしまうタイプもあります(de novo癌)。また、Colitic cancer と言いますが、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患に因るものもあり、さらに遺伝的にがんになりやすい方もいらっしゃいます。このうち、ポリープから癌化につながるケースが大多数でありますので、リスクのあるポリープを早期に取り除くことでがんになるリスクを限りなく少なくすることが可能になります。 大腸がんは生活習慣に深く関係していると言われています。お酒やタバコ、ベーコンやウインナーなどの加工肉や赤身の肉の摂取。さらに運動不足や野菜不足、加えて肥満もリスク因子となります。裏を返せば、それらを気をつけることが予防につながるということであり、頭の片隅に入れていただければ幸いに思います。最後に、血便などの症状があれば、早めに検査を受けられることをお勧めします。

立之 英明 院長

りつの内視鏡クリニック

立之 英明 院長

  • 相模原市緑区
  • 橋本
  • 橋本駅
  • 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科

スクエアクリニック形成外科美容外科の先生が解説

ケロイドについて

症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切

ケロイドとは、傷が治る過程で、皮膚が赤く盛り上がっていく状態です。ケロイドは、時が経つとだんだんと大きくなるものもあり、かゆみを伴うことがあります。また、毛嚢炎(モウノウエン)のように、表面上は傷がないように見えるのにできることもあります。ケロイドと聞くと、やけどをイメージされる方も多いでしょう。やけどの痕(あと)は瘢痕ケロイドとも言い、厳密にはケロイドではないのですけども、一般的にはケロイドの一形態として認識されています。 ケロイドは、部位の大きさや程度によって治療方法は変わってきますが、手術によってケロイドを切除する手術療法と、薬物療法やレーザー療法などがあります。ただし、ケロイドは切除したとしても、再発するケースが珍しくありません。瘢痕ケロイドについては、部位を切除し、皮膚を移植する方法が一般的です。専門的な内容になりますが、皮膚の移植では皮弁(血流のある皮膚・皮下組織)が用いられることもあります。 部位の場所、大きさによって異なりますが、治療の方法を判別するには、熟達した医師による診断が必須となります。しっかりとしたキャリアのある医師に相談された方がいいでしょう。

百束 比古 院長

スクエアクリニック形成外科美容外科

百束 比古 院長

  • 千代田区
  • 神田三崎町
  • 水道橋駅
  • 皮膚科 ●形成外科 ●美容外科 ●美容皮膚科
1 PAGE  7377 77