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医師による病気の解説一覧

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Smile Fit Dental Studio(旧:勝俣歯科医院)の先生が解説

不正咬合について

鼻づまりや舌小帯による口呼吸を改善することが鍵

不正咬合とは歯並びや咬み合わせの状態がよくない症状で、原因は鼻づまりや、舌小帯により舌が上顎につかないことが考えられます。鼻がつまる、舌小帯が発育段階できれいに退縮されなかったなどで口呼吸になり、舌が下がって上顎につかないので上顎が小さくなり、歯並びが乱れ咬み合わせにも影響を及ぼします。不正咬合の治療法は呼吸の指導、筋肉の指導、矯正処置が主になります。お子さんの場合は呼吸の指導、筋肉の指導から入りますが、大人の患者さんの場合は矯正治療も同時進行するといったやりかたになります。不正咬合を予防するには、舌を上顎につけて鼻呼吸をすることです。鼻づまりがあれば鼻呼吸がしづらいので、まずは鼻づまりを治すことです。舌小帯に関しては外科手術で切除することも可能です。食べものや飲みものを飲み込むときも、舌を上顎につけて飲み込むこと。そして猫背になると鼻呼吸がしづらいので、背筋を伸ばして正しい姿勢で過ごすことが大切ですよ。

勝俣 弾 院長

Smile Fit Dental Studio(旧:勝俣歯科医院)

勝俣 弾 院長

  • 目黒区
  • 祐天寺
  • 祐天寺駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

渋谷しらゆり歯科の先生が解説

インプラントについて

リスクとメリットを十分に理解したうえで治療を受けることが大事

インプラントは歯を失ったところを人工歯で補う治療法です。顎の骨に人工歯根を植え込む治療そのものは特別難しいわけではありませんが、一度埋入した人工歯を動かしたり、外したりするのは簡単なことではありません。そもそもインプラント治療を行ってよいのか、インプラントを入れる位置をどこにするのかなどを治療前に十分検討する必要があるでしょう。 たとえば、歯を失った原因が歯周病であるなら、インプラントを入れる前にお口の中の状態を改善しなければなりません。歯周病があるのにインプラントを入れれば「インプラント周囲炎」を引き起こし、せっかくの治療が台無しになってしまうからです。またインプラントを入れる位置によっては、ほかの健康な歯に悪影響を及ぼす可能性もありますから、かみ合わせをはじめとしたお口全体のバランスを考慮し、入念なシミュレーションを行ったうえで治療する必要があります。 インプラントは人工歯を入れれば治療が終わるわけではなく、5年後、10年後、20年後の変化まで見据えて治療計画を立てる必要があります。「治療費の安さ」や「治療期間の短さ」でクリニック選びをするのではなく、今のお口の状態や将来的なリスク、どのようなプロセスで治療が進められていくのかなどをしっかり説明してくれる歯科医院を選び、ご本人がきちんと理解・納得したうえで治療を受けていただきたいと思います。

福本 健生 院長

渋谷しらゆり歯科

福本 健生 院長

  • 渋谷区
  • 桜丘町
  • 渋谷駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

あかちゃんからのこどもクリニック 宮前平の先生が解説

RSウイルス感染症について

大切な赤ちゃんを守るため、妊娠中にワクチン接種を

RSウイルス感染症とは、RSウイルスに感染することで呼吸器のさまざまな症状が現れる病気です。大人が罹患すると鼻かぜ程度で済む場合が多いのに対し、1歳未満の赤ちゃんが感染すると、肺の近くにある細気管支に炎症を引き起こし(細気管支炎)、人工呼吸器が必要になるほど重症化することもあるため注意が必要です。 RSウイルス感染症は、気管支喘息などの持病があると重症化しやすいと言われますが、発熱がない場合でも大量の鼻水や痰が生じ、咳込んでいるうちに吐いてしまうケースもあります。これらの症状は発症後3~5日がピークだとされ、1週間程度で治まっていくことが一般的です。RSウイルスに作用する治療薬は現時点では存在しないため、治療法は症状をやわらげることを目的とした対症療法のみとなります。 最近は、赤ちゃんをRSウイルスから守るための妊婦さん向けのワクチンが開発されています。妊娠中にRSウイルスワクチンを接種することで、生後6か月頃まで効果が持続するとされていますから、ぜひワクチン接種を検討していただければと思います。

髙橋 英里佳 院長

あかちゃんからのこどもクリニック 宮前平

髙橋 英里佳 院長

  • 川崎市宮前区
  • 馬絹
  • 宮前平駅
  • 小児科 ●新生児内科

宮前平脳神経外科クリニックの先生が解説

片頭痛について

4人にひとりが症状あり。正確な検査と診断が大切

頭痛という症状は多岐に渡り、その種類は300種類以上あります。片頭痛が人口の5~10%、緊張型頭痛が20%くらいと言われていますので、おおよそ4人にひとりは頭痛に悩まれている統計です。大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛があり、二次性頭痛は脳出血やくも膜下出血、髄膜炎など命に関わるものです。そのほか頭痛をきたすものとして慢性副鼻腔炎や蓄膿症、緑内障などがあり、頭痛は脳以外の疾患でも引き起こされます。なので、どのタイプの頭痛であるのかを正確に診断することがまず肝要です。片頭痛や緊張型頭痛は特に動くと痛むので「横になって休まなければ」「予定をキャンセルしなければ」と生活の質が低下してしまいます。頭痛は様々な原因が提唱されており、原因がはっきりと特定できないものもあります。片頭痛であれば、CGRP関連の予防薬を1か月に1回程度注射をするなどの選択肢もありますので、投薬のほかご自身に合った治療法をよく医師と相談することが大切です。頭痛は市販薬で鎮静化できることもありますが、大病につながる恐れもありますので、脳神経外科を受診し正確な検査と診断を受けることをお勧めします。

上野 龍 院長

宮前平脳神経外科クリニック

上野 龍 院長

  • 川崎市宮前区
  • 小台
  • 宮前平駅
  • 脳神経外科 ●内科 ●外科

よしいけ動物病院の先生が解説

猫の甲状腺機能亢進症について

早期発見が肝要。過剰な甲状腺ホルモンの分泌の抑制を

猫の甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰になって新陳代謝が活発になり過ぎる症状です。かんたんに言うとすごく元気が出てしまう病気で、高齢の猫に多く見られます。人間もそうですが、高齢になってからシャキシャキ動けて食欲もあるとつい嬉しくなってしまい、それが病気であることに気づけないことが多いです。代謝が活発になっているので、食べているのにどんどん消耗して痩せてしまう、落ち着きがなくなり攻撃的になるなどの特徴が見られます。動いていないのにホルモン的には全力疾走をしているような状態が続くので、心臓に負担がかかる、結果としてほかの病気を併発して余命を縮めてしまうことにも繋がります。猫の甲状腺機能亢進症の治療は、薬の服用で甲状腺ホルモンの分泌を抑制していく方法が一般的です。ただし予防法がないので、早期に発見することが肝要になります。診断はとても簡単で、甲状腺ホルモンを測ることで病気はすぐ発見できますので、猫が食べているのに痩せてしまう、落ち着きがなくなるなどの異変が見られた場合は、獣医師に相談し検査をすることをお勧めします。

吉池 正喜 院長

よしいけ動物病院

吉池 正喜 院長

  • 横浜市神奈川区
  • 三ツ沢下町
  • 三ツ沢下町駅
  • 犬 ●猫

里村クリニックの先生が解説

胃がんについて

なぜ『胃がん』は早期発見が重要なのか?

胃がんの原因の99%は、ピロリ菌の発生が関与しています。ピロリ菌は3歳くらいの子ども時代に感染しています。昔は井戸水からきているといわれていましたが、現在は親からの経口で感染しているのではないかといわれているんです。 尿素を分解する酵素をつくり、アンモニアが胃酸を中和して、ピロリ菌は自分が住みやすい環境をつくります。ピロリ菌と胃壁の炎症がずっと戦っているうちに、粘膜が徐々に萎縮して炎症を起こし、胃潰瘍や胃がんの発生になります。 2013年に厚生省は、「慢性胃炎があってピロリ菌があれば、保険診療で除菌治療をしていい」と認めました。検診をするとピロリ菌がいるのがわかります。40代50代になると慢性胃炎があり、ピロリ菌がいるマークがいくつかあるんです。一度の除菌治療では、一回あたり抗生剤2種類と胃薬、朝夕1週間飲んで、93%以上成功するんですよ。しかしこれらの病状を自覚するのは不可能なので、定期的に胃カメラで検診することが大切になります。 保険診療で除菌するには、『胃カメラを行った上で慢性胃炎という診断』が必要です。もし、ピロリ菌がいないことがわかっているのであれば、毎年検診する必要はありません。一回も検診を受けたことがない場合は、ピロリ菌がいるかいないかで大違いなので、検診を受けて欲しいですね。

里村  仁志  院長

里村クリニック

里村 仁志 院長

  • さいたま市南区
  • 大谷口
  • 東浦和駅
  • 内科 ●外科 ●胃腸内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●小児科

はぎわら動物病院の先生が解説

犬の僧帽弁閉鎖不全症について

無症状の期間が長い。健康診断や聴診で早期発見を

僧帽弁閉鎖不全症は、犬の心臓の左心室と左心房の間にある僧帽弁が閉じにくくなり、血液が逆流し、心臓のポンプ機能が低下する病気です。犬の心臓病の8割がこれにあたり、血液が滞り肺に水分が溜まる肺水腫を発症することで呼吸がしづらくなります。また、ポンプ機能の低下により散歩に連れていってもすぐに疲れてしまう運動不耐性を起こします。この僧帽弁閉鎖不全症の原因は、遺伝が関与している可能性が高いと言われていますが、はっきりとしたことは解明されていません。小型犬、キャバリア、チワワなどが中高齢期にかかりやすい病気です。治療法は、薬を服用する内科治療が中心ですが、最近では外科手術で僧帽弁を修復することもできます。僧帽弁閉鎖不全症は初期段階ではほぼ無症状で、この期間が比較的長いです。聴診して心臓に雑音があり検査をして初めて心臓病がわかるというケースが多いです。なので、元気な状態であっても定期的な健康診断や聴診などをして、早期発見・早期治療に努めることが大切です。

萩原 大輔 院長

はぎわら動物病院

萩原 大輔 院長

  • 横浜市青葉区
  • 藤が丘
  • 藤が丘駅
  • 犬 ●猫

ゆずな内科在宅クリニックの先生が解説

急性大動脈解離について

『急性大動脈解離』は季節性の病気、9月から春前まで急増

『急性大動脈解離』はある日、突然劇的な症状で激烈な痛みと共に発症する病気で、死にそうな状態で救急車に搬送されます。手術自体も動脈が裂けてしまっているので、本当に出血が止められるかどうか医師の技術と経験全てを求められるような疾患です。尚且つチームとして機能していないとなかなか救えない病気です。原因は動脈硬化によるもので高齢になればなるほど高まり、生活習慣からくる病気でもあります。最終的には手術をしますが、急性大動脈解離には手術をしない別のタイプもあり、そこの診断というのも慣れていないと難しいものです。急性大動脈解離は季節性の病気でもあって、特に今の時期(9月)から春ちょっと手前までとても多く、毎週のように手術していることも珍しくありません。ただ一般の医師の先生がお目にかからないような病気でもあるため、CT画像を見ても緊急で手術が必要なのかどうか慣れていないと判断が難しいものです。ですから、もし何か違和感があったら大きな病院や専門医に診てもらうことが大切です。予防法は生活習慣病をしっかりとコントロールすること。寒暖の差で血圧が急に上昇すると急性大動脈解離を発症させるため、おうちの中でも寒暖の差が起こりやすいところ(トイレ、脱衣所、お風呂など)に注意しましょう。またお通じも便秘でいきんで出さずに済むようにします。リスクのある方は急に裸になって熱いお湯に入るのではなく、あらかじめ脱衣所を温めておく、シャワーを出して室内の温度を上げておくなど対策が必要です。夜中のトイレも危険なので、布団の側に何か羽織るものを準備しましょう。

吉武 勇 院長

ゆずな内科在宅クリニック

吉武 勇 院長

  • 草加市
  • 高砂
  • 草加駅
  • 内科 ●循環器内科 ●皮膚科 ●外科 ●精神科
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