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医師による病気の解説一覧

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亀戸駅前いそむらクリニックの先生が解説

大腸がん[直腸がん・結腸がん]について

大腸のポリープは想像以上に多くの人に見つかるもの

男女の別なく大腸がんは増加傾向にあり、女性については癌死の1位が大腸がんとなっています。恐ろしい病気であることは確かですが、大腸がんはある日突然起こるわけではなく、その多くはポリープが長い時間をかけて成長し癌化するものです。ですから、大腸カメラを行い、ポリープが見つかれば処置をすることで大腸がんは防げるということになります。 おそらく、皆さんが想像する以上に大腸のポリープはよくあるものです。私の実感ですが、50歳以上の方の半分以上はポリープが見つかる傾向があるように思います。大腸の病気を調べる方法として、便潜血検査があります。しかし便潜血検査は便に含まれる血の成分を調べるもので、ポリープの有無を判断できるものではありません。大腸カメラを受けるきっかけになるという意味では有効なものですが、便潜血検査だけをあてにせず、大腸カメラを一度は受けることをお勧めいたします。

磯村 好洋 院長

亀戸駅前いそむらクリニック

磯村 好洋 院長

  • 江東区
  • 亀戸
  • 亀戸駅
  • 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●皮膚科 ●美容皮膚科

ラコスタ辻堂スキンクリニックの先生が解説

しみについて

シミ(日光性色素班)と肝斑は治療が異なります

シミは20代後半から徐々に出現する色素班で、一般的に日光性色素班(老人性色素班)と呼ばれます。紫外線を主な原因として発生し、紫外線を浴びた10年~20年後に大小さまざまな形の茶色の色素斑として現れます。また顔以外にも、手から肩など紫外線にあたる部位や体のあらゆる部分に出現します。治療は一般的にレーザーやフォトフェイシャル(光治療)、外用剤を使用します。 類似するものとして肝斑があります。20代後半~50代前半の日本人女性に多く見られ、両頬に地図のように広がる左右対称の色素班が特徴的です。原因は①紫外線、②お肌の刺激、③女性ホルモンが関与していて、夏場や生理前に濃くなる傾向にあります。治療は肌の炎症を抑えるトラネキサム酸の内服を基本として、トーニングレーザーやエレクトロポーションを併用して複数回行います。 シミと肝斑は治療方法が異なり、特に肝斑の場合は間違った治療で悪化する場合があります。医療機関で的確な診断を受けてから治療を行うことをお勧めしています。

小澤 剛 院長

ラコスタ辻堂スキンクリニック

小澤 剛 院長

  • 藤沢市
  • 辻堂神台
  • 辻堂駅
  • 美容皮膚科 ●形成外科 ●皮膚科

江戸川橋駅前こが歯科の先生が解説

インプラント周囲炎について

「予防」と「早期発見」の重要性

インプラント治療に日々携わる中で私が強く感じているのは、治療後のメンテナンスこそがインプラントを守る最も重要なポイントだということです。インプラント自体はむし歯にはなりませんが、細菌によって歯ぐきに炎症が起き、歯周病と同じ経過をたどることがあります。これがインプラント周囲炎で、歯ぐきの腫れ・出血・痛み、膿が出るといった症状が見られ、進行するとインプラントを支える骨が溶けてしまうこともあります。インプラントには血流がないため免疫が働きにくく、天然歯よりも細菌の影響を受けやすいという点は、臨床でもはっきりと感じます。 周囲炎には前段階となる「インプラント周囲粘膜炎」があります。この段階ではまだ骨の破壊は起こっていないため、早期の介入で十分に改善が可能です。私が患者さんに最も大切だとお伝えしているのは、この粘膜炎のうちに気付くことです。定期メンテナンスでプラークやバイオフィルムをしっかりと除去し、ご自宅でのケア方法を見直すことで、症状が落ち着くケースは多くあります。軽い腫れや違和感の段階で受診していただけるかどうかが、大きな分かれ道になります。 周囲炎まで進行した場合には、より徹底した処置が必要です。私が行う治療としては、まずインプラントの上部構造(被せ物)を外し、インプラント体のみの状態にしたうえで徹底的な洗浄と消毒を行います。専用のチタン用器具やプラスチック製のキュレットを使い、インプラント表面に付着した汚れ・バイオフィルムを可能な限り除去します。必要に応じて抗菌薬の局所投与や、洗浄剤による細菌量のコントロールを行い、炎症の鎮静を図ります。骨の吸収量が大きい場合は、状態によっては再生療法を検討することもありますが、早期発見できればそこまで進まずに管理できることが多いです。
 歯科医師として実感しているのは、「治療」よりも「予防」と「早期発見」のほうがはるかに大切だということです。丁寧なセルフケア、噛み合わせのチェック、そして歯科医院での定期メンテナンス。この3つを継続していただければ、インプラントは長期間安定して機能します。治療後の過ごし方こそが成功を左右するという考えは、今後も患者さんにしっかりお伝えしていきたいと思っています。

古賀 瞭 院長

江戸川橋駅前こが歯科

古賀 瞭 院長

  • 文京区
  • 関口
  • 江戸川橋駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

ワラビー動物病院の先生が解説

犬の骨折について

近年増えているトイ犬種の橈尺骨骨折

病院でよくみる骨折の1つに前足の骨折である、「橈尺骨骨折」があります。近年、外飼いの子が減りトイ犬種の人気により、最近では「トイ犬種の橈尺骨骨折」がとても多いです。 骨折の原因としては、交通事故などの強い衝撃というよりも、ソファや飼い主様の手からの落下などの比較的低いエネルギー外傷によって生じることが多いです。 骨折の症状としては、足をあげるなど歩き方がおかしい、触ると痛がる、元気がないなどわかりやすい症状を出すことが多いです。 当院では、トイ犬種の橈尺骨骨折の治療において、ほとんどの症例でプレート法を採用しております。 プレート法では、皮質骨( 骨の硬い部分、レントゲンで白く見える部分) 同士をピッタリ合わせて骨の細胞(骨芽細胞、破骨細胞)を行き来させて骨をくっつけていきます(骨癒合)。 インプラントにはLCP、Fixin microのようなロッキングプレートやToy cuttable plateなどがあり、患者様の体重、動き、骨幅により使い分けております。 骨折は、手術をしたらそれで終わり、ではなく再発予防には、退院してからの飼い主様のご協力が必要不可欠です。 骨折をする多くの子は運動性が高く活発な子が多いため、ある程度骨がくっつくまでは、安静にさせて頂く必要があります。定期的に身体検査やレントゲン検査を実施し、徐々に運動制限を解除し完治に向けて経過チェックを行います。 なにか上記疾患でお困りの際には当院へお気軽にお問い合わせ下さい。

橋本 涼 院長

ワラビー動物病院

橋本 涼 院長

  • 蕨市
  • 南町
  • 西川口駅
  • 犬 ●猫 ●その他

血管外科クリニック本厚木の先生が解説

下肢静脈瘤について

病態を正確に把握し、適した治療法を選択することが大切

夕方から夜にかけて、足がだるくなったり、足がつる、といった症状が見られます。外見上では、ミミズ腫れのように腫れたり、色素沈着が起こったり、進行すると皮膚に潰瘍ができることもあります。 下肢静脈瘤の手術は、カテーテルによる焼灼術、あるいは医療用接着剤を用いた塞栓術が第一選択肢となります。焼灼術とはレーザーや高周波を用い、静脈瘤の原因である血管の内腔を焼いて血管自体を閉塞させるものです。これに対し、グルー治療とも言われる塞栓術は、医療用接着剤を注入して固めることで血液の逆流を止めるもので、最近になって保険適用となりました。2つの治療に大きな差はありませんが、強いて言えば、塞栓術は麻酔注射の機会が焼灼術に比べて少なく済むメリットがある反面、医療用接着剤へのアレルギーがある方には適応出来ないという面があります。いずれの方法を用いるにせよ、適応を慎重に検討し、その方に合った方法を選ぶということが大切です。

黒澤 弘二 院長

血管外科クリニック本厚木

黒澤 弘二 院長

  • 厚木市
  • 中町
  • 本厚木駅
  • 血管外科 ●美容外科 ●美容皮膚科

エンジェル歯科クリニックの先生が解説

ドライマウス[口腔乾燥症]について

なぜ『ドライマウス』になるの?

「ドライマウス」になる原因でいちばん多いのは、高齢者が服用している『お薬』がいっぱいあることによる「副作用」です。自覚している方もいるのですが、「もしかして薬の副作用ですか?」と患者さんから相談を受けることも。意外と歯科でドライマウスを相談するものだと認識されていません。 対処法は「唾液腺マッサージ」といって、セルフでできるので教えて実践してもらっています。それから「専用スプレー」や「ジェル」、「うがい薬」もあり、クリニックに揃えているところは多くあります。 「更年期障害」や「年齢」とともに唾液の分泌が少なくなってくるので、むし歯になりやすくなります。「自浄作用」といってよだれや唾液で口の中をきれいにする役割があるのですが、唾液が少なくなると「ばい菌」が停滞しやすくなるためです。また歯周病にもなりやすくなります。 『高血圧の薬』や『精神安定剤などメンタル系の薬』を飲んでいる方は、ドライマウスになっていることが多くあります。このようなことを歯医者さんに相談してもいいのかな?と、患者さんが思っていることの1つだと感じます。こちらからお声がけをしないと、それが原因で来院されることはありません。

青木 かなえ 院長

エンジェル歯科クリニック

青木 かなえ 院長

  • 所沢市
  • 元町
  • 西所沢駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科

目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科の先生が解説

歯の再生医療について

歯周組織の再生療法について

歯周病は歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)や歯根を取り巻く歯根膜などが破壊される病気です。悪化すると歯がぐらつき、最終的には抜けてしまうこともあります。通常の歯周病治療では歯石を取り除き、炎症を抑えることで進行を止めますが、一度失われた組織は自然に元に戻ることはありません。 そこで近年注目されているのが「歯周組織再生療法」です。これは、歯槽骨・歯根膜・セメント質といった歯を支える組織を再びつくり出すことを目的とした治療法です。特殊なたんぱく質の薬剤(例:エムドゲイン®やリグロス®)や人工骨などを応用し、細胞の働きを活性化させることで、失われた歯周組織の再生を促します。 再生療法の大きなメリットは、歯を抜かずに長く残せる可能性が広がる点にあります。「この歯はもう抜くしかないかもしれない」と診断された場合でも、条件が整えば保存できるケースがあります。ただしすべての症例に適応できるわけではなく、骨の欠損の形や炎症の状態によって効果に限界があることも事実です。 歯周組織再生療法は、従来の治療に比べてより積極的に歯を守る新しい選択肢といえます。歯を失わないためには「早期の発見と治療」がなにより大切ですが、もし歯周病が進んでしまった場合でも、このような再生療法によって歯を救える可能性が広がっています。気になる方は、まず専門の歯科医院に相談してみるとよいでしょう。

藤澤 將人 院長

目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科

藤澤 將人 院長

  • 新宿区
  • 下落合
  • 目白駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

フォレスト内科リウマチ科クリニックの先生が解説

関節リウマチについて

現在は寛解が目指せる病気。早期診断、早期治療が重要ですので、気になる症状があればすぐに受診を。

関節リウマチは、関節に炎症が起きることで、関節の腫れや痛み、朝のこわばりなどの症状をきたし、関節の変形、動かしづらさを生じる病気です。自己免疫疾患の一つで、本来病原体を排除するための免疫系が、誤って自分自身の関節組織を攻撃してしまうことで関節炎が起こります。特に40〜60代の女性に発症することの多い病気ですが、それ以外の年齢や男性でも発症することがあります。遺伝的要因、外的要因が重なって発症に至ります。外的要因として、歯周病や喫煙の関与が証明されています。関節の炎症が長引くと、関節に変形をきたし、関節が動かしづらくなるなどの機能障害を生じてしまいます。一度変形が生じると、治療によって元に戻すことはできなくなりますので、その前に治療を開始する必要があります。そのためには、早期に関節リウマチと診断することが必要です。また、発症後早期は治療が比較的効きやすく、治療を開始すべき重要な時期とされています。したがって、関節リウマチは早期診断、早期治療が非常に重要です。それにより、より良い状態を目指すことができるようになります。治療は、疾患修飾性抗リウマチ薬という種類のくすりを用いて行います。これにより、痛みをとるだけではなく、病気自体を良くしていきます。その中には生物学的製剤という注射薬やJAK阻害薬という内服薬が含まれ、これらを適切に使うことで従来よりも圧倒的に多くの患者さんにおいて寛解(症状がなく、病気が完全に良くなった状態)を達成することができるようになりました。早期診断、早期治療のため、気になる症状があればリウマチ専門医へご相談ください。

髙橋 広行先生

フォレスト内科リウマチ科クリニック

髙橋 広行先生

  • 大田区
  • 大森中
  • 梅屋敷駅
  • 内科 ●リウマチ科

いけふくろう腎・泌尿器科クリニックの先生が解説

前立腺肥大症について

おしっこの不調を感じたら、早めに医療機関に相談を

前立腺は膀胱の下に位置し、精液を作るなどの様々な役割を持つ臓器ですが、様々な要因で年齢を経るに従い、大きくなってくることがあります。問題なのは、前立腺はおしっこが通る道でもあり、前立腺が大きくなることで、出口を塞いでしまい、結果、おしっこが出づらくなったり、近くなったり、様々な排尿のトラブルを生じさせることです。年齢を経てこうした傾向が出やすいのは確かですが、現在では薬物療法や外科的治療など、適切な処置を行うことで劇的に改善することが期待できます。 元来、膀胱は伸縮自在なやわらかな臓器です。ところが、おしっこが出づらい状況が続いてしまうと、膀胱の圧力が高まった状態が続くことで、膀胱が硬くなってしまうことがあります。硬くなってしまった膀胱は、元に戻ることはありません。つまり、すでに硬くなってしまった状態で手術等を受けたとしても、思うように改善しないケースがあるのです。ですから、おしっこが近いといった症状を自覚されたら、早めに医療機関を受診して相談されると良いでしょう。

長坂 直樹 院長

いけふくろう腎・泌尿器科クリニック

長坂 直樹 院長

  • 豊島区
  • 西池袋
  • 池袋駅
  • 泌尿器科
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