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医師による病気の解説一覧

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さとう埼玉リウマチクリニック大宮院の先生が解説

関節リウマチについて

指の変形などを避けるため、何よりも早期発見・早期治療が大切

関節リウマチはさまざまな要因が重なりあって発症すると考えられています。特定の遺伝子を持つ人、喫煙習慣や歯周病のある人がかかりやすいことが分かっているほか、けがやストレスなどをきっかけに発症するケースも報告されています。つまり、もともと関節リウマチになりやすい体質の人が、何らかの外的要因によって発症すると考えてよいでしょう。 関節リウマチの症状が出やすい部位としては、手・足指の付け根と手首が挙げられます。この3つの部位に痛みがあり、さらに患部の腫れがみられる場合には関節リウマチが強く疑われます。また関節リウマチでは複数の部位に症状が出ることも特徴で、「左右の手首が痛む」「手首に加えて手の指の付け根も痛い」といった場合は関節リウマチである可能性が高いと言ってよいでしょう。 関節リウマチと診断がついた場合はまず「メトトレキサート」という飲み薬で治療を開始することが一般的です。少ない量から始めて症状をみながら必要があれば増量することで、約6割の患者さんが改善するといわれています。一方で飲み薬では症状の改善がみられない患者さんについては生物学的製剤(注射)を投与することになります。 関節リウマチは喫煙習慣や日々のストレスがきっかけで発症することがあるものの、生活習慣を見直したからといって必ずしも予防できるものではありません。何よりも大切になるのは早期発見・早期治療ですから、少しでも気になる症状があれば関節リウマチの専門家にご相談いただくとよいでしょう。

佐藤 理仁 院長

さとう埼玉リウマチクリニック大宮院

佐藤 理仁 院長

  • さいたま市大宮区
  • 桜木町
  • 大宮駅
  • リウマチ科

東西医学ビルクリニックの先生が解説

PMS(月経前症候群)について

月経前の女性ホルモンの急激な変動が原因。症状と生活スタイルに合った漢方薬で緩和を。

PMSとは月経前症候群とも呼ばれ、生理前の時期に出る不定愁訴のことで、頭痛・便秘・下痢・肩こり・肌荒れ・むくみ・情緒不安定など、人によってさまざまな身体的・精神的な症状が出ます。PMSに精神的な困難さが顕著になったものをPMDDすなわち月経前不快気分障害と呼びます。これらは、排卵後に「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性ホルモンの急激な変動により起こります。生理が始まるとともに楽になることが多いのですが、平均28日~40日周期でやってくる症状は生活に支障をきたすため、酷いケースですと痛み止めや抗うつ剤などで和らげたいと考える患者さんがほとんどです。西洋医学であれば、主にピルや抗うつ剤を処方するところを、東洋医学では漢方によるアプローチをしていきます。当院では、患者さんの症状に合わせたオーダーメイド治療なので、例えば、血の巡りが悪いもしくは血が汚れている「汚血(おけつ)」が原因であれば、加味逍遙散、桂枝茯苓丸、温経湯などの駆於血剤を処方するというような治療をしていきます。汚血→精神不安が伴えば、理気作用のある半夏厚朴湯、抑肝散化凍皮半夏、香蘇散、手足の冷えには当帰四逆加呉茱萸生姜湯、胃腸機能には六君子湯エキス顆粒、生理痛・排卵痛は芍薬甘草湯エキス顆粒など。生理周期による不快症状は、成人女性のみならず成長期のお子様も経験することなので、よりいっそう慎重になるのではないでしょうか。漢方は副作用が少なく、長期的なスパンでみると免疫力の向上や体質改善も期待できるので、どんな些細なことでもご相談ください。悩んだままで過ごすことが、最も女性ホルモンに悪影響ですから。

齋藤 竜太郎 院長

東西医学ビルクリニック

齋藤 竜太郎 院長

  • さいたま市中央区
  • 上落合
  • 大宮駅
  • 内科 ●心療内科 ●皮膚科 ●アレルギー科 ●整形外科 ●婦人科

下高井戸脳神経外科クリニックの先生が解説

未破裂脳動脈瘤について

未破裂脳動脈瘤に対する個別性を重視したテイラーメードの治療アプローチ

未破裂脳動脈瘤とは、脳の血管の一部が膨らんだ状態で、まだ破れていないものを指します。破裂すると「くも膜下出血」という非常に危険な病気を引き起こしますが、多くの場合は破裂するまで症状がなく、脳ドックや別の目的で受けたMRI検査で偶然見つかることがほとんどです。 増大や破裂の危険因子としては、高血圧、喫煙、飲酒、家族歴などが知られています。また、動脈瘤の大きさ・形・できた部位によっても破裂のリスクは異なり、それに応じて治療の必要性が変わります。 治療には、動脈瘤を直接クリップで閉じる「クリッピング術」や、血管内からコイルを詰める「コイル塞栓術」があります。ただし、すべての未破裂脳動脈瘤に手術が必要なわけではありません。年齢や全身状態、生活背景を踏まえて経過観察を行うことも少なくなく、適切な内科的治療や生活習慣の改善によって破裂のリスクを下げることが可能です。 未破裂脳動脈瘤は「見つけたら必ず手術」という病気ではなく、患者さん一人ひとりに合わせた最適な対応を検討することが大切です。ご心配な方は、下高井戸脳神経外科クリニックへご相談ください。

高橋 里史 院長

下高井戸脳神経外科クリニック

高橋 里史 院長

  • 杉並区
  • 下高井戸
  • 下高井戸駅
  • 脳神経外科

0歳からのあかり歯科の先生が解説

口腔機能発達不全症について

お口のことで困らないために

年齢を経ていくと次第に身体の機能は衰えていきますが、飲み込めない、1人で食べれないといったような状態を口腔機能不全症と言います。オーラルフレイルの1つと考えていいと思いますが、その根本の問題は、お子さんの時期に十分なお口の機能を獲得できてないことにあると思われます。お口をちゃんと閉じれない、鼻で呼吸ができない、自然に飲み込めない。これらの現象が見られるものを口腔機能発達不全症と言います。 原因は様々考えられますが、1つには生活環境の変化があげられるでしょう。例えば、私たちが小さい頃にやった「にらめっこ」などの“顔遊び”をする機会が減っていること。他愛もない遊びが自然とトレーニングになっていたのですが、そうした機会がなくなったことも原因の1つと考えられます。 現在、主にご高齢の方の口腔機能不全症については認識が広まってきていますし、取り組みも盛んになってきました。しかし、その根本である子ども達の口腔機能発達不全症については、まだまだアプローチは十分とは言えません。今後は、未来を担う子ども達の将来を見据えたアプローチがより重要性を増していくものと考えられます。

与謝野 明 院長

0歳からのあかり歯科

与謝野 明 院長

  • 杉並区
  • 西荻北
  • 西荻窪駅
  • 小児歯科 ●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

草加みどり動物病院の先生が解説

犬の膵炎について

放置すると死に至ることも。定期的な血液検査でリスクを軽減

膵炎とは膵臓に炎症が起きる病気で、嘔吐や腹痛などの症状が出ます。原因は人間と同じようにストレスや高脂血症のことが多く、空腹時の中性脂肪が500の数値を超えると、膵炎の発症リスクは5倍以上に跳ね上がると言われています。ミニチュア・シュナウザーなどがそうですが、遺伝的に高脂血症になりやすい犬種もあります。急性膵炎は発症すると1~2割がそのまま亡くなってしまうこともあり、看過するのは危険な病気のひとつです。膵炎は根本的に治す方法がなく、痛みや吐き気を抑えることで治癒力を高めていくことになります。症状が出た際は、点滴をして膵臓への血流を良くする処置が必要です。膵炎の予防としては、定期的な血液検査で高脂血症がないかどうかを診ること、ストレスをなるべく軽減することです。高脂血症が見られるようであれば、高脂質なものを避ける食事療法や中性脂肪を下げる薬を服用し発症のリスクを抑えていくことが肝要です。他にも、ワンちゃんが突然吐いたり食欲がなくなったりすることがあれば、一度病院で相談することをお勧めします。

郡司 尚人 副院長

草加みどり動物病院

郡司 尚人 副院長

  • 草加市
  • 遊馬町
  • 見沼代親水公園駅
  • 犬 ●猫 ●ハムスター ●フェレット ●ウサギ

中目黒BIANCA歯科矯正歯科の先生が解説

頬部蜂窩織炎について

進行すると命に関わる事態にも

蜂窩織炎は蜂巣炎とも呼ばれます。むし歯が進行し、神経にまで達すると痛みや腫れといった症状が出てきますが、中には自覚できる症状がない人もいます。症状が出ない人はどうなっているかというと、膿がたまり続けるのです。お顔の中には、隙(げき)、つまり隙間があります。その隙に膿がたまり続けていき、何かの拍子に大きく腫れ、激烈な痛みが生じます。その1つが、頬部蜂窩織炎です。 対応としては抜歯等、原因を取り除くことがまずあげられ、その前に膿を出してあげたり、抗生剤等を点滴によって投与する処置が行われます。重要なのは、むし歯を放置しない、ということです。たとえ症状がなくとも、定期的に検診を受けることによって隠れた病気の発見につながり、大きな疾患を防ぐことにつながります。「隙」は隙間ですから、重力に従い、膿は次第に下へ下へと落ちていくことになります。それが首を越えて胸にまで及んでしまうと命に関わることもありますので、気になることがあったら歯医者さんに行かれたほうがいいでしょう。

宍戸 孝太郎 院長

中目黒BIANCA歯科矯正歯科

宍戸 孝太郎 院長

  • 目黒区
  • 上目黒
  • 中目黒駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

みなみ野動物病院の先生が解説

犬の前十字靭帯断裂について

犬の前十字靭帯断裂は、加齢性変化が要因の1つに

前十字靭帯断裂とは、前十字靭帯という靱帯が部分的または完全に断裂することであり、断裂の程度により部分断裂と完全断裂に分かれます。前十字靭帯は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)を結ぶ靭帯で、脛骨の前方変位(前方への動き)と内旋(内側にひねる動き)を制御しているため、断裂すると膝関節に不安定が生じ、正常に歩くことはできなくなります。 人ではよくスポーツ選手などが外傷により発症しますが、犬では多くが靭帯の加齢性変化に力学的因子が加わることで発症します。生後、年数を重ねて靭帯の線維が弱くなっている状態で過度な力が加わった時に断裂しやすくなるのです。ここで言う「加齢性」とは、「老齢性」とは意味が異なり、単に「年数を経て」ということを指しますので、若齢や中齢でも発生します(つまり、老齢に至らなくても靭帯の線維は脆弱化します)。 一方の脚で前十字靭帯断裂を発症した犬の60%が2年以内に対側肢でも発症したという統計がある他、特に小型犬において、膝蓋骨内方脱臼(膝のお皿の脱臼症)を基礎疾患に持つ犬では、そうでない犬より7倍発症しやすかったという研究結果も報告されています(膝蓋骨内方脱臼の存在により、普段から内旋方向への力が掛かっているため)。 また、前十字靭帯を断裂した場合、断裂の程度に関わらず変形性関節症(DJD)と呼ばれる関節疾患を続発し、これは治療の有無に関わらず進行します。DJDは、損傷した関節軟骨を修復しようとして関節に隣接する骨に骨棘(こっきょく)が現れます(ボコボコとした骨の増生所見)。前十字靭帯を治療したとしても、DJDによる症状(寝起きや歩き始め、長時間運動後の挙上=足を持ち上げる動作)は残ることがあります。ただしDJD自体は珍しい疾患ではなく、無症状なことも多く、1歳齢以上の20%の犬が罹患しているとも言われています。
予防するのは難しい疾患ですが、体重管理(適正な体重に減量)により膝にかかる負担を小さくすることは有効な予防策です。 治療としては、内科療法、または外科療法(手術)が選択されます。 内科療法は、数週間の消炎鎮痛剤内服と安静により、軟部組織(骨以外の組織)が関節を固めてくれるのを待つ方法です。ただし、一般的に内科療法が有効なのは体重が10kg以下の小型犬で半月板損傷を伴わない場合に限られます。半月板は、大腿骨と脛骨の間に存在する構造物でクッションの役割を担います。半月板は前十字靭帯断裂時に同時に損傷することが多く、一般的な検査で損傷しているかどうかを診断するのは困難です。 外科療法では様々な術式が存在します。当院では関節外法(flo法)と脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO法)を実施しています。flo法とは、関節の外に人工靭帯を設置する方法です。腓腹筋種子骨と脛骨粗面に開けた穴を糸で結び、靭帯の代替とします。手術の侵襲がTPLO法に比べ少なくて済みますが、小型犬のみが適応対象である他、軟部組織で関節が固まる前に糸が緩んでしまうリスクがあります。 TPLO法は、脛骨を切断し、膝の構造自体を変更して固定する方法です。犬は脛骨高平部に角度があるため、歩く度に、脛骨に前方へ変位しようとする力が加わります。本術式では脛骨高平部の角度を適正(5-7°)に矯正することで、機能自体を安定化します。侵襲が大きい手術ですが術後の再発は少なく、flo法よりも早い時期に機能が回復します。

廣間 純四郎 院長

みなみ野動物病院

廣間 純四郎 院長

  • 八王子市
  • みなみ野
  • 八王子みなみ野駅
  • 犬 ●猫

わらび内科・糖尿病クリニックの先生が解説

糖尿病について

深刻な合併症を防ぐためには、定期的にクリニックを受診し、血糖や血圧、コレステロールを良いレベルに保つことが大切

糖尿病はインスリン(膵臓から出ている血糖値を下げるホルモン)作用の不足に基づく慢性の高血糖の病気です。自覚症状のない方が多く、血糖がかなり高い時は、のどの渇き、頻尿、体重減少といった症状が現れます。治療としては、食事療法、運動療法、薬物療法があります。食事については、バランスの良い適切な量の食事をするのが大事です。薬物療法は、内服と⾃⼰注射があります。自己注射の薬には、インスリン製剤とインスリン分泌促進と食欲抑制作用効果を両方持つ薬があります。インスリンの⾃⼰注射は、全ての患者さんが⼀度始めると⼀⽣続けなければならないというわけではなく、体からインスリン分泌が十分に出ている方は、血糖コントロールが良好になってから徐々にイン スリンを減量し、内服薬に切り替えることも可能です。 糖尿病合併症は多様で、放置すると腎不全から透析になったり、視力低下や失明したり、下肢の切断に至る場合もあります。ただ、良好な血糖コントロールすれば、合併症なく糖尿病ではない人と同じような生活が出来ます。糖尿病合併症を予防するのは、自己中断しないで、定期的に受診、血糖、血圧、コレステロールを良いレベルにするのが大切です。

張 宇 院長

わらび内科・糖尿病クリニック

張 宇 院長

  • 川口市
  • 芝新町
  • 蕨駅
  • 内科 ●糖尿病内科

西新宿パークサイドクリニックの先生が解説

糖尿病(2型糖尿病)について

ダイエット目的で処方される新薬も

2型糖尿病の治療では、ここ数年、新たなお薬が次々と出ていることがトピックと言えるでしょう。そのうちの1つに「GLP-1受容体作動薬」というものがあります。血糖値を効果的に下げる作用のあるこのお薬には、胃や腸の働きを抑制し、食欲を抑える作用もあります。それから、「マンジャロ」。こちらは世界初の「GIP/GLP-1受容体作動薬」で、当院でも処方していますが、血糖改善と体重減量に確かな効果を発揮するお薬です。 「GLP-1受容体作動薬」については、ダイエット領域で処方されることもあります。このお薬は血糖値が高いとインスリンの分泌を促してくれるのですが、血糖値が正常の場合、分泌を促すことを中断してくれる作用を持っています。昔からあった糖尿病のお薬の中には低血糖を起こしやすいものもあるのですが、「GLP-1受容体作動薬」はその特性上、低血糖に陥るリスクが非常に低く、ゆえにダイエット領域で盛んに使用されていると思われます。問題なのは、保険適応外のダイエット目的で処方されることが多く、本来必要な糖尿病の患者さんに十分に行き渡ってないことです。供給が需要に追いついてないとも言えるのですが、大きな枠での調整が必要と言えるかもしれません。

清水 宣博 院長

西新宿パークサイドクリニック

清水 宣博 院長

  • 新宿区
  • 西新宿
  • 西新宿五丁目駅
  • 内科 ●糖尿病内科 ●代謝内科 ●内分泌内科

LeaLea歯科・矯正歯科クリニックの先生が解説

知覚過敏について

神経の炎症に発展する前に治療を。毎日の歯磨きと歯石の除去が効果あり

知覚過敏とは、冷たい飲み物や歯ブラシの毛先などで歯が染みる、痛みを感じる症状を指します。歯の構造は一番外側からエナメル質、象牙質、歯髄となっています。外側のエナメル質が失われると、象牙質の細管が露出する状態になるのです。そこに甘いものだったり、冷たいものが直接当たると、細管を通って刺激が神経に伝わって染みるというのが知覚過敏です。虫歯や歯周病で歯茎が痩せるなど、歯の健康状態が良くないと知覚過敏はかなり起こりやすくなってきます。そのまま放置してしまうと、歯髄炎といって神経の炎症を引き起こすこともあり、虫歯ではないのに神経を抜かなければならない事態に発展することもあり得ます。知覚過敏の対処としては、歯に薬を塗る、レーザーを当てるなどが代表的な治療法になります。侵襲性は低い治療とはなりますが、患者さんの個人差もありますので、何度か繰り返し処置が必要になる場合もあります。知覚過敏の予防としては、歯周病にならないことです。毎日の歯磨きをしっかりして歯垢を残さないこと、定期的な歯石の除去が肝要です。また、うがいをする際は冷たい水ではなくぬるま湯を使うなどして、歯への刺激を減らすことも効果的です。

片山 裕基 院長

LeaLea歯科・矯正歯科クリニック

片山 裕基 院長

  • 八潮市
  • 中央
  • 八潮駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

シモキタよあけ心療内科の先生が解説

統合失調症について

家族や身内からの相談が早期発見に結びつくことも

統合失調症は10代から30歳頃に発症し、幻覚や妄想、思考の混乱が主な症状です。100人に1人が発症するとされ、主な訴えとしては「いじめられている」「誰もいないのに声がする」などの被害妄想や幻聴が多いです。とても自覚が難しい病気で、ご家族など身内からご相談があり治療に結び付くことが多いと言われています。10代でお若い方だと、急に元気がなくなったり、イライラしたり、性格が変わったように変化するなど、明らかな幻覚や妄想が見られないことがあります。うつ病、発達障害などとの鑑別は治療方針に関わる重要な項目ですので、慎重にエピソードを問診していく必要性があります。 統合失調症の原因は明らかではありませんが、脳内でのドーパミン過剰分泌が原因とされています。他の精神疾患と異なる点としては、抗精神病薬を使用し、薬物療法を適切かつ早期に使用することで予後が大きく変わるということが挙げられます。心の病気を扱う診療所はメンタルクリニックという名称を使用することが多く、標榜科は心療内科・精神科が多いと思いますが、統合失調症に関しては精神科が中心として治療することが多いため、お悩みでしたら一度精神科にご相談ください。

副島 正紀 院長

シモキタよあけ心療内科

副島 正紀 院長

  • 世田谷区
  • 北沢
  • 下北沢駅
  • 精神科 ●心療内科
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