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医師による病気の解説一覧

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うけがわ歯科弥平・矯正歯科の先生が解説

顎関節症について

原因を正しく特定するとともに、影響を及ぼす「習慣」を見直すことが大事

顎関節症は顎の関節とそれに関連する筋肉の病気です。顎関節の可動域が狭くなり「口を開けると痛い」「口を開けた時にカクカク音がする」などの症状が現れることが一般的です。症状が現れる背景にはストレスなどがあると考えられますが、その原因は1つだけではありません。 顎関節症という病名ではありますが「関節」に病気が潜んでいることの他に、関節を動かす役割を担う「筋肉」に炎症が起こっていることが多いのです。気付かない間に歯を食いしばっていたり、眠っている間に歯ぎしりをしたりすることで常に筋肉に負荷がかかり、筋肉が凝り固まってしまうのです。 このように顎関節症は日常生活の何気ない習慣が影響しているため、一概に「この治療で治ります」と言うことはできません。顎関節症の症状がどんな時に現れるのかなどを丁寧にヒアリングして原因を特定し、その原因を取り除くことが一番の治療になりますから、「歯を食いしばっていることに気付いたら意識してリラックスする」などの対策を地道に続けていただくことが大切です。もしも筋肉疲労が原因であれば、お口まわりのマッサージやストレッチを続けてみてください。また夜間の歯ぎしりがひどいようでしたら、マウスピースを装着して就寝することも一つの方法ですから、かかりつけの歯科医院などにご相談いただくとよいでしょう。

田川 杏里 院長

うけがわ歯科弥平・矯正歯科

田川 杏里 院長

  • 川口市
  • 弥平
  • 川口元郷駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

あおき内科 さいたま糖尿病クリニック(旧:青木内科・リハビリテーション科)の先生が解説

糖尿病(2型糖尿病)について

日本人の6人にひとりが罹患。治療も予防も生活習慣が肝心

糖尿病とは、膵臓から出るホルモンであるインスリンの働きが弱くなり、血糖が増えてしまう病気です。1型と2型に分別され、1型は膵臓の細胞の破壊によるもの、2型は遺伝による体質や生活習慣によって起こるもので、日本人の糖尿病罹患者の90%が2型です。もともと日本人は欧米人に比べてインスリン分泌能力が低く、糖尿病に罹患しやすいと言われており、日本では成人の6人にひとりが糖尿病です。糖尿病になると手足の痺れや疲労感が出るほか、感染症にかかりやすくなったり、様々な合併症を引き起こしたりします。糖尿病の治療は血糖値をコントロールすることですが、その方法としては食事療法、運動療法などが挙げられます。薬物療法もありますが、前述のふたつで生活習慣を改善していくことが前提となります。糖尿病の予防策としては、日頃から規則正しい食生活や適度な運動を心がけることです。高齢の方の病気というイメージが定着していますが、若い方でも潜在的な罹患者は少なくありません。喉が渇きやすい、尿が多いなどのほか、だるさや手足の痺れなどが見られる際は糖尿病の可能性が高いので、すぐに医療機関を受診したほうがいいですよ。

青木 厚 院長

あおき内科 さいたま糖尿病クリニック(旧:青木内科・リハビリテーション科)

青木 厚 院長

  • さいたま市見沼区
  • 東大宮
  • 東大宮駅
  • 糖尿病内科 ●内科 ●内分泌内科 ●代謝内科 ●漢方内科

蒲田駅前やまだ内科 糖尿病・甲状腺クリニックの先生が解説

甲状腺疾患について

若い女性に多くみられる甲状腺疾患。体の不調を感じたら早めの受診を心がけてほしい

バセドウ病をはじめとした甲状腺の病気は、若い女性に多くみられます。汗をかきやすい、疲れやすいといった身体症状のほか、気分が落ち込むなどのうつ症状が現れたり、会社の健康診断で甲状腺の腫れを指摘されたりして医療機関を受診し、甲状腺の病気が見つかることも少なくありません。病気の原因はさまざまにあり、中には遺伝が関係しているケースもあります。一方で甲状腺の病気に対する治療はすでに確立されており、適切な治療によって症状の改善を期待できます。しかし甲状腺を専門的に診る医師は少ないため、適切な医療を受けられないでいる方も少なくないようです。最近は検査技術が大幅に進歩しているため、受診したその日のうちに検査をして診断がつき、すぐに治療を始めることも可能になっています。ほかの病気と同じように甲状腺の病気も早期発見・早期治療が大事ですから、体調不良が長引くときには「甲状腺を専門にしているクリニック」を選んで受診していただくとよいでしょう。

山田 朋英 院長

蒲田駅前やまだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック

山田 朋英 院長

  • 大田区
  • 蒲田
  • 蒲田駅
  • 内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科

大岡歯科医院 目黒診療所の先生が解説

顎関節症について

姿勢や咬み合わせの歪み、首や肩の緊張から起きる顎関節症が多い

顎関節症は、顎の雑音や痛みにより顎が開きづらくなるのに加え、歯ぎしり・食いしばりなどの様々な顎周りに生じる症状のことをいいます。これらの症状は、顎周りの筋肉や軟骨が緊張してロックされてしまう事でおこります。更に厄介なのが、顎関節症だと気づかれない場合が多いことです。その典型的な例が「歯が原因でない歯の痛み」です。「レントゲン検査で虫歯が見当たらず、痛みの原因の歯が特定できない」、「痛みが治ったり、痛む場所が変化する」などの症状がある場合、顎の不具合が歯の症状として出ている可能性が高いのです。また、顎の症状に加えて、頭痛や耳鳴り、めまい、舌の痛みなど原因不明の症状を伴う事が多く、不規則に様々な症状を示す事も特徴です。このように多岐にわたっている症状は、身体の姿勢のゆがみが、顎のずれ、つまり上下の歯の当たり方(咬み合わせ)のずれに影響することで、頭や首、顎周囲の筋肉の緊張が「コリ」として神経症状を出したり、関節が動きづらくさせたりしている事に関連しているのです。そのため、姿勢のゆがみを考慮せずに上下の歯を削っての調整やマウスピースの装着といった従来の治療法では症状の解消は難しいと言えます。 また、頭痛やめまい、耳鳴り、舌の痛みなどの原因不明の症状を抱えている場合、医科を受診している事も多いのですが、MRI・CT検査、血液検査、聴力検査などどれも正常を示すために、原因不明という診断が下されている、という点も重要なポイントです。鎮痛剤や抗うつ剤などの服用は症状を軽減するだけの対症療法ですから、症状原因の解消には繋がりません。上下の歯の咬み合わせがしっくりこない人だけでなく、医科での検査は正常なのに頭痛やめまいが起きやすい人などは顎関節症の可能性があります。 顎関節症を予防するには、姿勢をゆがませる要因をなくす事です。日頃の姿勢の癖・習慣が無意識のうちに姿勢だけでなく咬み合わせまで歪ませている事が多いので、注意が必要です。

大岡 洋 院長

大岡歯科医院 目黒診療所

大岡 洋 院長

  • 品川区
  • 上大崎
  • 目黒駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

上條歯科医院の先生が解説

咬合性外傷について

力のコントロール——それが、歯を守るための重要なカギに

咬合性外傷とは、かみ合わせに生じる過剰な力によって、自分自身の歯や歯ぐきを傷つけてしまう状態を指します。本来、上下の歯はバランスよく接触し、噛む力も分散されているのが理想です。しかし、かみ合わせの高さや形が不適切だったり、経年変化により歯がすり減って来ると、一部の歯に過剰な力が集中し、歯の根や周囲の組織にダメージを与えてしまいます。 ダメージを受けるのは歯だけではありません。歯ぐきやその下にある骨に強い力がかかると、骨の吸収が進み、歯周病の原因にもつながります。咬合性外傷は、歯の破折や知覚過敏を引き起こすだけでなく、歯周病の進行を早める、顎関節症を引き起こすリスクもある、見逃せない問題です。 治療の基本は、「形を整える」こと。上下の歯のうち、どちらか片方の形を調整するだけで済む場合もあれば、両方を見直す必要があるケースもあります。症状が出ている歯が、必ずしも原因とは限らず、反対側の歯の形や位置が原因になっている場合もあるため、正確な診断には知識と経験が求められます。 咬合性外傷は、誰にでも起こりうる身近な問題ですが、専門的に扱う歯科医が少ない分野でもあります。「かみ合わせが気になる」「一部の歯だけ痛む」「歯ぎしりがある」などの症状がある場合は、早めに歯科医に相談し、必要に応じた調整を受けることが大切です。

上條 達央 院長

上條歯科医院

上條 達央 院長

  • 千代田区
  • 岩本町
  • 秋葉原駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科

あかつき腎泌尿器科 戸田公園の先生が解説

神経因性膀胱について

排尿のトラブルは早めにご相談を

何らかの神経の異常を原因として、おしっこが出づらい、残尿感があるといった症状が起こるものを言います。神経の病気ですから、その原因は多岐に渡ります。例えば、二分脊椎など、生まれつきの病気でおしっこのコントロールがうまくいかないこともありますし、糖尿病の合併症で末梢神経障害が起こるなど、後天性のものもあります。 大元の、根本的な治療を行うことも大切ですし、神経因性膀胱に対応する内服治療もありますので、治療を継続しながら、尿流量な残尿測定を行い、状態によってお薬の調整をしていくことになります。そうした治療で改善が見られない場合、自己導尿と言いますが、ご自身で管を入れて排尿を促す方法も検討されてきます。当院では自己導尿の手技の指導も行っています。 糖尿病、あるいは脳梗塞は身近な病気ではありますし、他に交通外傷や薬剤性の神経因性膀胱もあります。まれではなく、よく見られる疾患の1つでもありますので、排尿障害を感じられたら、専門の医師に相談されると良いでしょう。

小野原 聡 院長

あかつき腎泌尿器科 戸田公園

小野原 聡 院長

  • 戸田市
  • 下戸田
  • 戸田公園駅
  • 泌尿器科 ●女性泌尿器科 ●内科

ねま歯科クリニックの先生が解説

インプラントについて

周囲の歯に負担がかからず、安定性も抜群。施術後は定期検診と歯周病にならないケアが必要!

インプラントは、歯がないところに対して歯を再建するオプションのひとつです。入れ歯やブリッジに比べ、周囲の歯を削ったり前後の歯に負荷をかけたりすることなく人口的な歯根を埋めたうえで義歯をのせる治療となります。そのためとても安定性があり、インプラントが前後の天然の歯の補助となるので、噛み合わせや前後の歯並びの保持に役立ちます。また、見た目の美しさが優れているのもメリットでしょう。施術の経過としましては、まずは歯科用CTを用いて噛み合わせやなどから、将来的にどういう歯ができるのか、歯ができた際に耐えられるだけのしっかりした骨があるかを調べ、患者さんの歯の状況に合わせた治療法を考えていきます。並行してお口の中に他のトラブルがないかもチェックし、歯茎が健康な状態を確認して施術をしていきます。インプラントを入れた後は、丁寧なブラッシングを心がけましょう。人工的な歯なので虫歯にはならないのですが、歯周病にはなりやすいため、天然の歯以上に気をつけて予防をする必要があります。また、3ヵ月に1回は定期検診を受け、お口のトラブルを未然に防ぐようにしてください。インプラントはとても便利で快適ですが、やはり天然の歯に勝る歯はありません。インプラントをする必要がないよう、日頃のブラッシングや定期検診を利用して健やかな歯を維持し、予防に努めることが大切です。

根間 大地 院長

ねま歯科クリニック

根間 大地 院長

  • 三鷹市
  • 下連雀
  • 三鷹駅
  • 歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科

さいとう内科クリニックの先生が解説

認知症について

認知症は誰もがかかる可能性のある病気。進行に合わせて適切なサポートを

認知症は動脈硬化や生活習慣病などの影響によって発症すると考えられていますが、基本的には誰もがかかる可能性のある病気です。病気の発症には遺伝的な要因もあり、脳梗塞を経験している方の場合は進行が速いといわれます。 認知症はもの忘れ(記憶障害)から始まることが一般的で、穏やかだった人が怒りっぽくなるなど心理面・行動面に変化がみられるようになります。やがて進行すると今どこに居るのか分からなくなる、時間の感覚がなくなるといった見当識障害が現れ、さらに進行すると自宅のまわりを徘徊(はいかい)することもあります。 現在のところ認知症対する根本的な治療は確立されていないため、多くの場合症状はゆるやかに進行していきます。忘れっぽくなったことをご本人が気にしているようならまだ安心といえますが、周りの人が気付くような変化がみられた場合には症状が徐々に進行していると考えてよいでしょう。 認知症患者さんはご自分が認知症であることを受け入れられないケースが多く、日常生活を送るうえでは周囲のサポートが欠かせません。処方されたお薬を適切に使用するというのはもちろん、デイサービスや趣味を通じて周囲と関わる機会を持つことも大切です。患者さんご本人が楽しんで打ち込める、生きがいのようなものを見つけてあげてほしいと思います。

齋藤 拓郎 院長

さいとう内科クリニック

齋藤 拓郎 院長

  • 所沢市
  • 小手指町
  • 小手指駅
  • 内科 ●放射線科 ●消化器内科
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