• TOP
  • 教えてドクター

医師による病気の解説一覧

1149件中 961 ~975 件を表示

とがさき動物病院の先生が解説

犬・猫の椎間板ヘルニアについて

後ろ足の動きがおかしいと感じた場合は一度すぐに受診を

椎間板ヘルニアは脊骨の骨と骨の間にある椎間板が突出し、脊髄を圧迫して神経麻痺を起こしてしまう病気です。よく発生する部位は腰と首で、腰で発生した場合は後ろ足のふらつきから完全麻痺(立てなくなってしまう)、首の場合は強い痛みの症状から前足、後ろ足両方の機能障害などの症状が起こります。飼い主さんが抱き上げた際にキャンと泣く、飼い主の手からは餌を食べるのに床に置いた餌は食べない、などが挙げられます。犬が頭を下げて餌を食べられなくなったら、首に痛みがある可能性があるということです。椎間板ヘルニアは大きく分けてⅠ型とⅡ型というものに分かれます。Ⅰ型では犬種の特異性があり、よくダックスフンドがヘルニアになるというのはこちらのタイプで、そのほかトイプードルやフレンチブルドックなどを軟骨異栄養性犬種と呼んでいます。椎間板は正常では線維輪というゴムの輪のようなところにゼリー状の髄核というものが入っており、これが背骨のクッションのような働きをしています。軟骨異栄養犬種では若いうちから髄核の水分が抜けて石のようになり、線維輪が破れて石のようになった髄核が脊髄にぶつかる状態で、急に発症します。なので、昨日まで元気に歩いていた子がいきなり歩けなくなってしまうこともあります。2型の場合は、椎間板の線維輪が不安定性や椎間板が損傷したことにより肥厚し、慢性的にじわじわと脊髄を圧迫していく状態です。症状もじわじわと進行していき、こちらは高齢の犬に多いです。ヘルニアのタイプによって対処法も変わってきますし、急に悪化することもあります。足の動きがおかしい、どこか触るとキャンとなくなどの症状がみられましたら、一度すぐ病院で診てもらうことをお勧めします。

灰井 康佑 院長

とがさき動物病院

灰井 康佑 院長

  • 三郷市
  • 戸ケ崎
  • 三郷中央駅
  • 犬 ●猫

菊川なぎさ歯科・矯正歯科の先生が解説

ホワイトニングについて

ホワイトニング以前に、しっかりとお口の汚れを取り除いておくことが大切

ホワイトニングをする前に、お口をしっかりとクリーニングすることが大切です。まず付いている着色や汚れを綺麗に落とす事でかなり綺麗な状態になります。人によってはホワイトニングせずにクリーニングのみで満足できる白さが手に入ることもあるでしょう。 更にホワイトニング直前に歯の表面の汚れの膜をクリーニングにて除去する事でホワイトニングの効果はより確かなものになります。 ホワイトニングは、大別してオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。 オフィスホワイトニングは歯医者さんでやるホワイトニングで、歯の表面を白くしてくれるものです。初めてホワイトニングを受ける方はまずそちらを試されるべきでしょう。 ホームホワイトニングはご自宅で患者様が続けるホワイトニングで、歯の中まで薬液が浸透し内側からゆっくりと白くしてくれます。 オフィスホワイトニングを受けた後、ホームホワイトニングを活用されればさらに効果的に継続的に白くなるかと思います。 また最近では型取りをしなくても、既製のトレー購入のみで簡単にはじめられるホームホワイトニングもありますのでより身近なものになってきてます。

田中 渚 院長

菊川なぎさ歯科・矯正歯科

田中 渚 院長

  • 墨田区
  • 菊川
  • 菊川駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科

いけふくろう腎・泌尿器科クリニックの先生が解説

前立腺肥大症について

おしっこの不調を感じたら、早めに医療機関に相談を

前立腺は膀胱の下に位置し、精液を作るなどの様々な役割を持つ臓器ですが、様々な要因で年齢を経るに従い、大きくなってくることがあります。問題なのは、前立腺はおしっこが通る道でもあり、前立腺が大きくなることで、出口を塞いでしまい、結果、おしっこが出づらくなったり、近くなったり、様々な排尿のトラブルを生じさせることです。年齢を経てこうした傾向が出やすいのは確かですが、現在では薬物療法や外科的治療など、適切な処置を行うことで劇的に改善することが期待できます。 元来、膀胱は伸縮自在なやわらかな臓器です。ところが、おしっこが出づらい状況が続いてしまうと、膀胱の圧力が高まった状態が続くことで、膀胱が硬くなってしまうことがあります。硬くなってしまった膀胱は、元に戻ることはありません。つまり、すでに硬くなってしまった状態で手術等を受けたとしても、思うように改善しないケースがあるのです。ですから、おしっこが近いといった症状を自覚されたら、早めに医療機関を受診して相談されると良いでしょう。

長坂 直樹 院長

いけふくろう腎・泌尿器科クリニック

長坂 直樹 院長

  • 豊島区
  • 西池袋
  • 池袋駅
  • 泌尿器科

KANDA NISHIGUCHI CLINIC(神田西口クリニック)の先生が解説

性感染症について

性感染症の多くは症状がない??

性感染症も様々な情報をネットで見ることができますが、そこに載っている情報の多くは、いわゆる典型例であることが多いのです。性感染症に限りませんが、実際の現場で診療していると、そうした典型例に当てはまらないケースも多く、その1つに「症状が全くない」というものがあります。 世界的に見て、最も多い性感染症がクラミジアと言われています。このクラミジアも、女性のおおよそ7割から8割、男性も約半数が症状がないと言われています。症状が当てにならない状況で、何がポイントになるかと言えば、粘膜の接触があったかどうか、ということになります。接触があれば、リスクは存在するということです。 「症状がないのであれば、気にする必要はないの?」という質問をよくいただくのですが、無症状であってもパートナーに感染するリスクがありますし、深刻なのは、症状がないことでゆっくりゆっくり、より深くまで感染が及ぶということです。男性で言えば、尿道だけにとどまってくれればまだ良いのですが、時間が経つと感染は前立腺や精巣にまで及んでしまうことがあり、それが精巣だった場合、男性不妊の要因ともなります。 無症状だから安心、というわけではありません。むしろ、症状があれば医療機関を受診する機会へとつながりますから、無症状はより深刻と言えるでしょう。がんなどと同じく、性感染症も早期の発見、早期の治療が望ましいことは言うまでもありません。ご結婚を控えておられたり、新しいパートナーと生活を始めるなど、節目節目には検査を受けられた方がよろしいかと思います。

板東 大晃 院長

KANDA NISHIGUCHI CLINIC(神田西口クリニック)

板東 大晃 院長

  • 千代田区
  • 内神田
  • 神田駅
  • 性感染症内科 ●泌尿器科 ●皮膚科 ●内科 ●美容内科

矯正歯科クリニック三田赤羽橋の先生が解説

小児歯科矯正について

小児矯正を始めるベストのタイミングは??

日本矯正歯科学会では、小児矯正を始めるタイミングとして「上下の前歯が永久歯に生え変わってきてから」を推奨しています。年齢でいうと6〜7歳頃が目安です。 小児矯正の「一期治療」は、永久歯がすべて生え揃う前、つまり12〜13歳頃までが治療期間となります。ただし、受け口傾向のあるお子さんの場合は、身長が止まる15歳頃まで経過を見ながら治療を進めていくこともあります。 乳歯列期の段階でも、「永久歯が生えるスペースが足りなそう」といった予測はある程度可能です。しかし、小児矯正の目的は、単にスペースを作ることではありません。 小児矯正の本来の目的は、「顎の成長を適切にコントロールすること」にあります。 すべての歯が永久歯に生え変わってから、最終的な噛み合わせを整える本格的な治療(二期治療)を行うことになります。 上下の前歯が永久歯に生え変わると、オーバージェット(前歯の前後的な距離)や、オーバーバイト(かみ合わせの深さ)、歯冠幅径(歯の横幅)などが見えてきます。また、この時期は第一大臼歯(6歳臼歯)が生え始めるタイミングでもあるため、奥歯の前後的なかみ合わせも把握でき、矯正治療において非常に重要な正確な分析・診断が可能になる時期です。 乳歯列期に見られる反対咬合(受け口)や切端咬合(上下の歯がちょうど先端でかみ合う状態)を心配される親御さんも多くいらっしゃいます。ですが、実はこの時期の反対咬合の約半数は、自然な永久歯の生え変わりによって正常なかみ合わせになるといわれています。 もちろん、中には乳歯列の段階で明らかに顎のバランスが崩れているケースもあります。ただし、すべての受け口が早期治療を必要とするわけではありません。 一方で、奥歯がかみ合っていない交叉咬合や、一部の歯だけが過度に干渉しているようなケースは、早めの対応が必要になる場合もあります。 矯正治療は、「始める時期」がとても重要です。成長期だからこそできる治療があり、その時期を見極めるためにも、まずは矯正相談にいらしてください。 顎の発育を正しく導くことは、将来の負担を減らすことにもつながります。 「噛む・話す・笑う」——一生使う大切な機能を、お子さまと一緒に育てていきましょう。

末石 奈保 院長

矯正歯科クリニック三田赤羽橋

末石 奈保 院長

  • 港区
  • 三田
  • 三田駅
  • 歯科 ●矯正歯科

かずや歯科の先生が解説

埋伏歯について

埋伏歯は炎症や腫れに繋がることも。口内の違和感は歯科の受診を

埋伏歯とは読んで字のごとく、歯が歯肉や骨に埋もれた状態のことを言います。色んなケースがありますが、最近当院でも診た患者さんで、乳歯が残っていてその下に永久歯が潜ってしまっているというケースがありました。埋もれた永久歯を出すために、乳歯を抜歯してから埋伏歯に器具を付けるという作業をしました。あとは別の埋伏歯の症例で、方向の違う生え方をしている犬歯を抜いたこともあります。埋伏歯が、歯胚が分裂した過剰歯になってしまっているという例もあり、本当に様々です。そういった症例を診るには普通のレントゲンだけでは難しいので、CTを撮って歯の埋伏状況をよく確認し、抜歯か治療かの方針を決めていくことが多いです。埋伏歯は周りの歯と根っこ同士がぶつかって生えることも多く、根の先で炎症を起こして腫れてしまうこともあります。ただ埋伏歯は患者さんご自身ではなかなか気づきにくいものです。レントゲンを撮って初めてわかることが多いので、気づくためにはやはり検診など定期的な受診が大切です。もし口の中に何か硬いものができたなとか変な違和感を覚えたら、躊躇せずに歯科を受診していただきたいと思います。

井上 和也 院長

かずや歯科

井上 和也 院長

  • 川越市
  • 元町
  • 本川越駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

のばら内科クリニックの先生が解説

ピロリ菌感染について

胃がんのリスクが高まるピロリ菌。除菌後も定期的な受診と検査を

ピロリ菌は、生まれてから幼児期までの免疫力の低いときに感染します。昔ですと井戸水などから感染したり、あとは食べものの口移しなどで感染したりすることがほとんどです。ピロリ菌は一度感染すると胃の中でどんどん増えていき、それによって胃の粘膜が薄くなり胃炎を起こします。ピロリ菌感染がさらに進むと、菌そのものはいなくなりますが、胃の壁は薄くなった状態のままで、こうした状態の方はやはり胃がんのリスクがかなり高まります。ただ、今の50代以下の方ですと昔に比べて衛生環境がとてもよくなっていますので、ピロリ菌感染自体は少なくなっています。しかし絶対に感染しないというわけではなく、自覚症状もありませんので、ピロリ菌感染の有無を知るためには胃カメラによる検査をするしかありません。ピロリ菌が発見された際の治療は、薬の服用による除菌療法になります。ある程度薬の服用を続け、除菌ができたかを再検査して確認します。ただしピロリ菌を除菌できたといっても胃がんのリスクはゼロではありませんので、胃の検査は定期的に行い、病気の早期発見と予防に努めることが大切です。

鷹橋 伸子 院長

のばら内科クリニック

鷹橋 伸子 院長

  • 品川区
  • 荏原
  • 戸越銀座駅
  • 内科 ●消化器内科 ●循環器内科 ●女性内科 ●老年内科
1 PAGE  6577 77