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医師による病気の解説一覧

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あすかホームケアクリニックの先生が解説

パーキンソン病について

薬の服用が有効。少しでも症状があれば医師に相談を

パーキンソン病とは脳のドーパミンという神経伝達物質の働きが悪くなり、手が震える、体が動かしにくくなる、転びやすくなる、声が小さくなるなどの症状が出ます。声が小さくなるのは高齢者によく見られる症状ですが、若い方でもかかることはあります。神経難病と言われています、他の神経難病と違ってお薬が有効です。完全に治すことはできなくとも薬の服用で症状が軽減したり、進行を遅くしたりできます。パーキンソン病は現在かなり周知されてきている一方「もう歳だから」と手の震えなどを見過ごされている方も多く見受けられます。そういった方こそ受診し医師に相談してほしいですね。治療は薬が基本となり、進行状況によって薬も変わってきます。在宅医療でも、医師が薬剤調整をして医療機関と連携を取りながら対処することができます。発症前からの発見など、少しずつ研究も進んでいますので、今後はもっと治療法が発展していくと見られます。手が震える、転びやすいなど少しでもおかしいなと感じたら、医師に相談してください。

黒木 卓馬 院長

あすかホームケアクリニック

黒木 卓馬 院長

  • 北区
  • 十条仲原
  • 十条駅
  • 内科 ●脳神経内科 ●泌尿器科 ●皮膚科

七里KT歯科・矯正歯科の先生が解説

インプラントについて

インプラント治療におけるクリニック選びのコツとは?

インプラント治療の診断自体は簡単なことですが、元の状態に回復するためにどのような外科治療をするのか?どの位まで骨をつくれるのか?先生の力量に差が出ます。欠損でインプラントを入れるだけなら誰でもある程度はできます。残念ながらできないにも関らず、できるかのようにサイトに掲載していることもあり、できないとは言えずにとりあえずやってみて失敗することも多いものです。インプラントは高価なものなので兄弟や親族など近い間での紹介はあっても友達同士などはなく、患者さんも病院選びが大変でしょう。クリニック選びのコツは、執刀医がどこの病院で修行してきたのか?インプラント治療にどのくらい向き合っているのか?経験年数、経歴、実績を見比べることです。やはり、インプラントで有名な先生のところで修行した先生はそれなりに上手いのではないでしょうか。インプラントが全ての人に適していると考える理由は、義歯はどんなに腕のいい医師がつくっても限界があり、デンチャーを入れることで自分の歯を悪くすることもあるためです。一方でインプラントは自分の歯以上に食べられ、且つ残っている歯を守れることがメリットです。さらにメンテナンスはほぼ不要であり、私の母親も30年使用していて2回しか実施していません。ただし、インプラントをする背景は歯の欠損によるものなので、失った原因を追求すべきです。インプラントを1本だけ入れ、残り全てが自分の歯である場合、残存歯の状態を悪化させると環境変化により、入れた1本にだけ強い負担をかけてしまって咬合が変化してしまいます。そのため、残存歯の管理や歯周病予防など口の中全体を守っていくことが非常に大切です。

林 浩一  院長

七里KT歯科・矯正歯科

林 浩一 院長

  • さいたま市見沼区
  • 風渡野
  • 七里駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

いりえ動物病院の先生が解説

猫の尿路結石について

愛猫がトイレに行ったきり、元気のない様子なら要注意

腎臓から膀胱までの尿路を「尿管」、膀胱からおしっこの出口までの尿路を「尿道」と言いますが、猫の尿路結石ではこのうちどこかの尿路に結晶や結石ができて尿路を塞いでしまう病気です。以前は日々の食事内容が原因とされていましたが、最近は猫の品種が多様化したことで病気を発症しやすい品種があるのではないかと考えられています。 症状としては血尿がみられたり、おしっこが出ないのにずっとトイレの場所にいたり、雄猫の場合はおしっこが出なくなるので比較的分かりやすいかもしれません。これに対して雌猫の場合は、尿管(腎臓から膀胱までの尿路)が詰まっても外からでは分かりにくいのですが、急に元気がなくなることが多いですから覚えておくと良いでしょう。もしも愛猫に「ご飯を食べない」などの変化がみられたら早めの受診をおすすめします。 尿路結石の治療法としては、点滴療法とカテーテル治療が挙げられます。点滴によって尿管の詰まりが解消されれば、その後は食事療法を行うことが一般的です。一方で、詰まっている尿道に直接アプローチするカテーテル治療は、飼い主さんの金銭的負担が少ないとは言えません。病気を未然に防ぐためにも、年に一度は健康診断を受診し、血液検査によって腎臓の数値を確認すると良いでしょう。

入江 なつは 院長

いりえ動物病院

入江 なつは 院長

  • 文京区
  • 本郷
  • 本郷三丁目駅
  • 犬 ●猫

葛西中央どうぶつクリニックの先生が解説

犬の膝蓋骨脱臼について

根治を目指すなら「外科手術」が第一選択肢になる

犬の膝蓋骨脱臼は、トイプードル・チワワ・ポメラニアンなどの小型犬に多くみられる関節の病気です。膝蓋骨(膝のお皿)が本来あるべき位置から外れてしまうことによって関節炎が生じ、痛みによって歩き方にさまざまな変化をもたらします。 原因は、先天的(遺伝によるもの)なものがほとんどですが、何らかの外傷によって膝蓋骨のズレが生じることも考えられます。初期には後ろ脚を時々持ち上げて「ケンケン」するような様子がみられ、進行すると片方の脚を常時持ち上げるようになり、歩行が困難になることもあります。 治療は重症度(グレード)によって異なり、軽度であれば痛み止めの薬を使ったり、体重を適切にコントロールしたりといった保存療法が選択されることが一般的です。一方、重症化して日常生活に支障が出ている場合には、脱臼を繰り返さないように外科手術を行うことが推奨されています。 保存療法(内科的治療)はあくまでも症状をやわらげることが目的であり、膝蓋骨脱臼を根本的に治すには外科手術以外に方法はありません。関節は一度損傷すると再生することがありませんので、関節の機能維持と病気の進行を食い止める意味からも、外科手術を検討されることをおすすめします。

深谷 信太郎 院長

葛西中央どうぶつクリニック

深谷 信太郎 院長

  • 江戸川区
  • 西葛西
  • 西葛西駅
  • 犬 ●猫

元町たかつか内科クリニックの先生が解説

心房細動について

心電図検査を受け、早期発見と早期治療につなげる

心房細動は、心臓の心房筋が無秩序に興奮する結果、心房がしっかりと収縮していない病気のことです。年齢とともに増える傾向にあります。最も多い症状は動悸でもし動悸を感じたら心電図検査を受けることが大切です。 心房細動の発症を増す要因として、生活習慣の乱れがあります。喫煙や過剰なアルコール摂取、睡眠不足、過労、ストレスを受ける状態などが影響を与えます。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある場合は、病気がない方と比べて心房細動を発症するリスクは高まるでしょう。心房細動では心臓に血栓ができ易く、そのまま放っておくと脳梗塞などの血栓塞栓症を発症する恐れがあるため、早期発見と早期治療が重要な病気です。以前は内服薬で治療を行っていましたが、今はカテーテルアブレーション治療を行うことが主流になりました。 まずは、毎年の健康診断を受けること、気になる動悸がある場合は心電図検査を受けることが早期発見につながります。また、生活習慣を見直し、心房細動の発症リスクを抑えることを心がけましょう。

髙塚 洋二  院長

元町たかつか内科クリニック

髙塚 洋二 院長

  • 横浜市中区
  • 山下町
  • 元町・中華街駅
  • 内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●消化器外科 ●アレルギー科

オアシス愛生クリニックの先生が解説

レビー小体型認知症について

治療の反応性に違いあり。認知症薬で症状悪化の可能性も

レビー小体型認知症は認知症のひとつで、主な症状は幻視、認知症症状、パーキンソン様症状の3つが一般的です。アルツハイマー型であれば亡くなった親しい人など人物の幻視が多く、短期間での物忘れが激しくなり、数年かけてゆっくり進行します。それに対してレビー小体型は動物や虫などの幻視を生みやすく、認知症が始まってパーキンソン様症状を引き起こす、もしくはパーキンソン病と診断された2~3年以内に認知症症状が出るとレビー小体型であることが多いという違いがあります。このレビー小体型とアルツハイマー型はなぜ区別されるかというと、治療の反応性が異なるからです。レビー小体型は、認知症薬に非常に感受性が高いのが特徴で、場合によっては薬で症状が悪化してしまう人もいます。レビー小体型認知症で気をつけるべきことは、パーキンソン病が診断された場合はその治療ができるかどうか。あと認知症と診断されると認知症薬を試されるので、そのお薬が適切かどうかというところが重要です。身体の震えや動作緩慢、転びやすいなどのパーキンソン症状が出た場合、認知症薬で異常が出た場合は、すぐに医師に報告し治療についてよく相談されることをお勧めします。

伊藤 彰洋 院長

オアシス愛生クリニック

伊藤 彰洋 院長

  • 和光市
  • 新倉
  • 和光市駅
  • 内科 ●心療内科 ●皮膚科

ホームクリニックえにしの先生が解説

嚥下障害について

食べにくさ・飲み込みにくさを感じたら専門家に相談を

嚥下機能障害(嚥下障害)とは文字どおり、嚥下(ものを飲み込んで胃の中へ送ること)機能に問題が生じている状態です。原因としては老化、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)発症後、パーキンソン病をはじめとした神経難病などのほか、歯が抜けたり、口の中に病気があったりすると生じることがあります。 治療では、障害を引き起こしている原因を取り除くことが第一選択肢となり、たとえば歯が抜けてしまって噛んだ食べ物をうまくまとめられなくなった場合まとめられなくなった場合には入れ歯(義歯)を作成・調整します。また脳卒中で麻痺が残ってしまった場合や老衰で飲み込む力が衰えた場合には、喉の筋肉のトレーニング(リハビリテーション)などが行われます。 嚥下機能障害は人生を送る中で誰もがいつかは経験するものですが、「口から食べる」ことは筋力をはじめとした心身の健康維持において重要な役割があります。ご自分やご家族について気になることがありましたら、専門家にご相談いただくとよいでしょう。

天本 健司 総院長

ホームクリニックえにし

天本 健司 総院長

  • 練馬区
  • 石神井町
  • 石神井公園駅
  • 内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●脳神経内科 ●血液内科 ●糖尿病内科 ●精神科 ●耳鼻咽喉科 ●皮膚科 ●眼科 ●リハビリテーション科 ●整形外科 ●リウマチ科 ●放射線科

ふかさわ歯科クリニック篠崎の先生が解説

歯周病について

定期的な口腔ケアが大切。歯周病の重症化は大病のリスクも上がる

歯周病は重度になると歯肉が腫れる、出血するなどの症状があり、進行すると顎の骨が溶けてしまうくらい重症化します。歯周病の原因は細菌で、実は感染性や病原性の低いものは子どものうちに感染しています。成人してから強い病原菌の細菌に感染するケースが多く、口移しなども原因のひとつです。歯周病を予防するにはとにかく日頃のケアが大切で、毎日の歯磨きをしっかりすることと、定期的なメインテナンスで口腔ケアを行うことです。歯周ポケットが深い場合も、アプローチ治療をしていくことで歯周ポケットの深さを減らすこともできます。重症化してしまった場合、最近では溶けてしまった顎の骨を再生させる技術も確立されておりますが、全てのケースで保険適用になるとは言い切れません。歯周病原菌が歯周ポケット内の血管から動脈に入ってしまうと、動脈硬化を起こす要因にもなります。そうなれば脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクも高まり、糖尿病もある場合は透析になりやすくなります。それらを防ぐために歯周病の管理、歯科の視点から糖尿病の管理も必要と言えるところです。

深沢 一 院長・理事長

ふかさわ歯科クリニック篠崎

深沢 一 院長・理事長

  • 江戸川区
  • 篠崎町
  • 篠崎駅
  • 歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科 ●矯正歯科

武蔵小杉皮ふ科の先生が解説

ほくろについて

良性のほくろか悪性の腫瘍か見極めが重要

ほくろはほとんどの人が持っているもので、生まれつきのものもあれば、大人になってから出てくるものもあります。ほくろと思っていたらイボだったり、確率としては低いですが、悪性の腫瘍であることもありますので、その見極めが重要です。当院ではダーモスコピーと呼ばれる拡大鏡を用い、鑑別をおこなっています。 「紫外線が良くない」という説もありますが、では過剰に紫外線を避ければいいかというと、そうとも言い切れません。体質もありますから、親子でほくろが多い方もいらっしゃいますし、表面が平らだったり、逆に膨れていたりと個人差があります。ご相談で多いのは「悪いものかどうか心配」というもの。加えて、目立つところにあったり、腕などにほくろができて、着替えるたびに引っかかってしまうから、ということもあります。 治療としては手術で取り除くケース、もしくはレーザーで削るケースと、大きく分けて2つあります。「ほくろが取れるなんて知らなかった」と驚かれる方も中にはいらっしゃいますね。

山本 亜偉策 理事長 & 佐々木 美紀 院長

武蔵小杉皮ふ科

山本 亜偉策 理事長 & 佐々木 美紀 院長

  • 川崎市中原区
  • 新丸子東
  • 武蔵小杉駅
  • 皮膚科 ●美容皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科

東京上野マイホームクリニックの先生が解説

糖尿病(2型糖尿病)について

症状が出る前に、日頃からできることをやっていくことが大切

糖尿病は、初期にはほとんどが無症状で、静かに進行していきます。逆に言えば、喉の渇きや、手がしびれるといった症状が出てしまっている状態は、危険ということなんですね。 糖尿病の治療ではお薬も大切ですが、食事や運動に目を向けることが大切です。血中に糖分が多くなるのは(甘い血液)、摂取しているからに他なりません。故に、ご飯や麺類などのデンプン、あるいはデンプンで作られたアルコール類を飲むと血液が甘くなりますので、注意が必要です。 食事をすると血糖値が上がるわけですが、上がらないよう、そのカーブを緩やかにするためには運動が重要です。それも、食事の前ではなく、食後におこなっていきましょう。食後1時間より前を目安に適度な運動をすることで、血糖値が上昇するのを予防することが可能になります。 今からでもできることがあります。お昼にお弁当を食べるとしましょう。もったないですが、ご飯を4分の1だけ残してください。それなら、今からでも始められますよね。

伊藤 実喜 院長

東京上野マイホームクリニック

伊藤 実喜 院長

  • 台東区
  • 東上野
  • 仲御徒町駅
  • 内科 ●アレルギー科 ●泌尿器科 ●消化器内科 ●糖尿病内科
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